ブラザーインダストリーズ(スロバキア)がカーボンニュートラル工場に認定

PR TIMES / 2022年6月27日 17時45分

ブラザーグループの製造会社、ブラザーインダストリーズ(スロバキア)（英語名：BROTHER INDUSTRIES (SLOVAKIA) s.r.o.）が、DNV*1のPAS2060*²規格に基づきカーボンニュートラル企業として認定された。

[画像: https://prtimes.jp/i/11621/495/resize/d11621-495-4fb9cafbc30b89aabd18-0.jpg ]

ブラザーインダストリーズ(スロバキア)は、2006年に設立されたクルピナにある製造会社で、現在は欧州を中心とした地域からプリンター・複合機の消耗品であるトナーカートリッジを回収し、リサイクルする業務を担う。また、リサイクルが困難なカートリッジからは再利用可能な部品を取り出し、新たな部品としての活用につなげるなど、資源循環に貢献している。

同社では、CO2排出削減に向けて、地熱交換システムを利用した空調の活用をはじめとした工場内やオフィスにおける省エネ活動の推進、太陽光パネルの設置による創エネ活動、発電時にCO2を排出しないCO2フリー電力の購入などの取り組みを進めている。

このたび、省エネ活動の推進に加え、CO2排出量を国連認証カーボンオフセットの取引プラットフォームによりカーボンクレジットで相殺した結果、同社のスコープ1、2*³がPAS 2060規格におけるカーボンニュートラルの基準を満たしていると判断された。ブラザーグループの製造拠点では、英国のブラザーインダストリーズ(U.K.)に続き2番目のカーボンニュートラル認定となる。

ブラザーグループは、2030年度に向けたブラザーグループビジョン「At your side 2030」の中で、「あり続けたい姿」として、「世界中の "あなた" の生産性と創造性をすぐそばで支え、社会の発展と地球の未来に貢献する」ことを掲げている。そして、環境目標「ブラザーグループ環境ビジョン2050」の中で2050年度には、あらゆる事業活動におけるカーボンニュートラルの実現と、バリューチェーン全体のCO2排出最小化を目指している。今後もブラザーは、グループ一丸となって、グローバルに持続的発展が可能な社会の構築に向けて環境への取り組みを強化していくとしている。

■ブラザーグループビジョン　「At your side 2030」
https://global.brother/ja/corporate/vision

■「ブラザーグループ環境ビジョン2050」
https://global.brother/ja/sustainability/eco/vision

■ブラザーインダストリーズ（スロバキア）
所在地：Osloboditelov 929/15 963 01 Krupina, Slovakia
設立：2006年7月
資本金：5,817,000ユーロ
事業内容：トナーカートリッジの回収、リサイクル等

*¹　DNV（DNV Business Assurance Italy S.r.l.）
イタリアに本部を置く第三者認証機関
*²　PAS 2060（Publicly Available Specification 2060）
カーボンニュートラルを実現していることを証明する国際的な規格
*³　炭素排出の3つの範囲（スコープ1、2、3）
スコープ1・・・事業者自らによる温室効果ガスの直接排出
スコープ2・・・他者から提供された電機、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
スコープ3・・・スコープ1、スコープ2以外の間接排出（事業者の活動に関連する他者の排出）

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