FPU・DSPに対応したSTM32F3の低価格品の提供を開始

PR TIMES / 2014年4月25日 10時36分



STマイクロエレクトロニクス(NYSE: STM、以下ST)は、浮動小数点ユニット(FPU)に対応したARM(R) Cortex(R)-M4ベースの32bitマイクロコントローラ(マイコン)の新製品 STM32F301/302/303の量産が開始され、同製品の提供を開始したことを発表しました。同製品は、豊富な機能を1チップに集積し、低価格が要求される先進的なアプリケーションに卓越した性能を提供します。

FPU対応のCortex-M4マイコンで1ドルを下回る市場初の製品であるSTM32F301には、32KBから64KBのFlashメモリおよび16KBのSRAMを内蔵する製品があり、ARM(R) Cortex(R)-M4ベースのマイコンを搭載する機器開発の導入に適しています。STM32F302およびSTM32F303では、内蔵Flashメモリ容量が32KBから256KBに拡張されています。2014年中に、最大512KBのFlashメモリを内蔵する新製品がSTM32F3シリーズに追加される予定です。

STM32F3シリーズでは、DSP命令セットおよびFPUを特徴とするARM Cortex-M4コア(72MHz)と高性能アナログ・ペリフェラルを組み合わせることにより、エントリ・レベルのミックスド・シグナル制御アプリケーションの高度な統合を実現します。STM32F0シリーズと完全な互換性があるため、同じ開発プラットフォームを使用できるという非常に大きなメリットがあります。STM32F303は、Core-Coupled Memory(CCM-SRAM)技術の採用により、90DMIPSの高い性能を実現しており、内蔵Flashメモリから100MHzを超えるCPU周波数で命令を実行するのに相当する「ルーチン・ブースト」機能を搭載しています。

また、ARM Cortexマイコンでは最速の12bit ADコンバータ(5Mサンプル/秒)と組み合わせた30ns未満の最新アナログ・コンパレータが、デジタル電源、ソナー、モータ制御、照明、ワイヤレス給電等、繊細な制御が必要なアプリケーションにおいて超高速リアルタイム性を提供します。この超高速ADコンバータは、20kサンプル/秒で16bit、1.2kサンプル/秒で18bit分解能のオーバーサンプリング機能を使用して精度を向上させることも可能なため、センサ・データ処理、ヘルスケア、電力メータ、計測装置等のアプリケーションに最適です。またSTM32F302/303は、USB-LPM(Link Power Management)モードを採用することにより、接続時の消費電力が低減されています。

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