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南アフリカ共和国ウォーターバーグ白金族プロジェクト最終フィージビリティ・スタディを発表

PR TIMES / 2019年10月24日 17時45分

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:細野 哲弘)が参画する南アフリカ共和国でのウォーターバーグ白金族プロジェクトにおいて、最終フィージビリティ・スタディ(実行可能性調査、以下「最終F/S」)が発表され、ポジティブな評価を得ました。



 JOGMEC は南アフリカ共和国ブッシュフェルド複合岩体北部において、カナダのプラチナム・グループ・メタルズ社(PTM社)およびムノンボ社とウォーターバーグ白金族プロジェクトを共同で立ち上げ、2011年11月に白金族金属(注1)鉱床を発見しました。その後2017年10月に南アフリカ白金族金属生産量第2位のインパラ・プラチナム社(インパラ社)を新たに開発パートナーとして迎え入れ、また2018年10月に阪和興業株式会社(阪和興業社)に機構の一部権益を譲渡してこれまで本プロジェクトを行っています。

2017年11月から実施していた最終F/Sにおいて、この度ポジティブな評価を得ましたので、概要を報告します。
・確認および推定鉱物埋蔵量の白金族金属量(3PGE+Au(注2)) 605.9t
・年間の最大白金族金属(3PGE+Au)生産量 13t
・鉱山寿命 45年
・初期設備投資(CAPEX、70%の安定生産まで) 874百万米ドル
・鉱山操業コスト 456米ドル/oz
・生産コスト 554米ドル/oz (ニッケルおよび銅の副産物クレジットを控除した場合)

過去3年(2019年9月4日まで)の平均金属価格を用いた経済性評価として、
・税引後の現在正味価値(割引率8%) 333百万米ドル
・税引後の内部収益率(割引率8%) 13.3%
・初期段階投資の回収期間 11.2年

 今後、開発が決まれば、阪和興業社は、本プロジェクトからインパラ社が生産する地金を安定的に購入する権利を有することから、将来の日本の自動車用排気ガス浄化触媒と燃料電池に使用される白金族金属、二次電池に使用されるニッケル等の金属資源の安定供給が期待されます。
 JOGMECは、今後とも資源探査を通じて新しい価値を創造し、我が国企業が関与する鉱山開発の促進に貢献してまいります。

(注1)用語説明
白金族金属:プラチナ、パラジウム、ロジウム、イリジウム、ルテニウムおよびオスミウムの6元素の総称。特にプラチナおよびパラジウムは、自動車用排ガス触媒や産業用用途として重要な役割を果たす。
(注2)用語説明3PGE+Au:プラチナ、パラジウム、ロジウムおよび金の略称。

[画像: https://prtimes.jp/i/12624/512/resize/d12624-512-839604-0.png ]


ニュースリリース本文はこちら↓
http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_15_000001_00016.html?mid=pr_191023

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