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訪日外国人旅行者の日本観光における楽しみ方を言語化した「日本の楽しみ方のスタイル・ランゲージ」を制作

PR TIMES / 2019年2月7日 17時40分

慶應義塾大学と小田急電鉄株式会社の共同プロジェクト

慶應義塾大学総合政策学部井庭崇研究室と小田急電鉄株式会社は、訪日外国人の日本の楽しみ方を言語化した「日本の楽しみ方のスタイル・ランゲージ」を制作しました。



「日本の楽しみ方のスタイル・ランゲージ」(A Style Language for Enjoying Japan)は、日本に住む外国人等へのインタビューをもとに、約200個のスタイルを抽出し、まとめたものです。取り上げたスタイルには、日本を楽しむための観光の定番から意外な発想のものまで多様なものがあります。このスタイル・ランゲージは、外国人旅行者への計画支援やツアー造成等に用いることができるほか、日本人にとっても日本の魅力の再発見につながるヒントになります。また、スタイルをまとめた言葉は、日本や地域の楽しみ方について語り合うための新しいボキャブラリーとして用いることもできるため、ワークショップなどでも活用できます。
2月15日(金)に新宿のINBOUND LEAGUEにて「日本の楽しみ方のスタイル・ランゲージ」を用いた対話・発想ワークショップを実施します。

「日本の楽しみ方のスタイル・ランゲ-ジ」の発表と体験の機会
日時
2019年2月15日(金)
19:00~21:00(受付 18:45)
場所
INBOUND LEAGUE 2F(東京都新宿区新宿5-15-14)
参加費
無料
申込み
https://enjoyingjapan.peatix.com
「日本の楽しみ方のスタイル・ランゲ-ジ」を用いた観光デザイン・ワ-クショップ

「日本の楽しみ方のスタイル・ランゲ-ジ」とは
外国人旅行者に日本を楽しんでもらうためには、どのようなことをおすすめするとよいでしょうか。まず思いつくのは寺院などの有名な観光スポットや、定番の名店グルメなどでしょう。
しかしながら、実は外国人にとってはそれ以外にも日本人には気づきにくい魅力や興味深い点がいろいろとあるようです。例えば、新宿から江の島までの電車からの風景を眺めることがとても面白いと言う方がいます。というのは、高層ビル群の景色から賑わう商店街~住宅地~海の街、と変化に富んだ車窓がいろいろなものがコンパクトに詰まっている日本を感じさせるからだそうです。このように、日本人には普通に感じてしまうようなちょっとしたことが、訪日外国人には日本の面白い点・楽しみ方になり得るのです。そのような日本の楽しみ方はもっといろいろありそうです。

このような考えのもと、慶應義塾大学総合政策学部井庭崇研究室と小田急電鉄株式会社は共同で、訪日外国人の日本の楽しみ方をインタビュ-によって抽出し、まとめ、言語化した「日本の楽しみ方のスタイル・ランゲ-ジ」(A Style Language for Enjoying Japan)を制作しました。
今回制作したのは、約200のスタイルを表す言葉と、そのカ-ドです。これらは、日本に住む外国人や海外経験のある日本人等、約50人へインタビュ-して得られた情報をもとにまとめられました。個々のカ-ドには、日本の楽しみ方のスタイルを魅力的に表した言葉と、その紹介文が日本語と英語で書かれており、さらにイメ-ジ写真が添えられています。全体は、大きく分けて、「見て楽しむ」「触れて楽しむ」「食べて楽しむ」というカテゴリ-で構成されています。

これらのカ-ドを眺めることで、訪日外国人が日本の楽しみ方を知ることができるとともに、訪日外国人を案内する日本人にとっても、どのような観光の案内をすればよいのかを考えるためのヒントにしたり、観光支援をしたりすることができます。また、このカ-ドを用いて、他の人と自分たちの日本での経験を語り合うことや、これからやってみたいことについて語り合うこともできます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/12974/514/resize/d12974-514-242419-0.png ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/12974/514/resize/d12974-514-128138-1.png ]

「車窓の変化」…[見て楽しむ]
「車窓の変化」… 都心と郊外をつないでいる電車。ひとつの電車に乗っているだけで、その車窓から見える景色は、高層ビル群の形式から賑わう商店街、住宅地、海の街と変化に富んでいます。電車に乗って車窓を眺めているだけで、いろいろなものがコンパクトに詰まっている日本を感じることができます。

小田急グループでは、中期経営計画において、将来にわたりお客さまや社会に提供していきたい価値を「未来フィールド」として、4つの領域を定めています。そのひとつである「観光×経験」では、「地域の方々とともに、その土地ならではの過ごし方や楽しみ方を発掘し、ゲストに特別な想い出として心に残る経験のお手伝いをする」ことを目指しています。今回制作した「日本の楽しみ方のスタイル・ランゲージ」を活用し、地域の魅力を生かした旅行商品の造成や、プロモーション活動に活かしていきます。

制作・監修:井庭 崇(いば たかし / Takashi Iba)
慶應義塾大学総合政策学部教授。博士(政策・メディア)。専門は、創造実践学、パタ-ン・ランゲ-ジ、システム理論。著書に『プロジェクト・デザイン・パタ-ン』(2016)、『対話のことば』(2018)、『クリエイティブ・ラ-ニング』(2019)、『おもてなしデザイン・パタ-ン』(2019)など。制作・監修したスタイル・ランゲ-ジには、「家族を育むスタイル・ランゲ-ジ」(花王株式会社との共同研究)や「料理教室のスタイル・ランゲ-ジ」(クックパッド株式会社との共同研究)がある。

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