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3Dプリンティング製品製造企業 SINTAVIA社への出資について

PR TIMES / 2018年9月13日 12時1分

住友商事株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員CEO:兵頭 誠之、以下「住友商事」)は、米州住友商事会社(本社:米国ニューヨーク州、代表:上野真吾、以下「米州住友商事」)(以下2社を総称して「住友商事グループ」)を通じて、金属系材料を用いた3Dプリンティング(積層造形)技術を持つSINTAVIA, LCC.(本社:米国フロリダ州、CEO:Brian Neff(ブライアン・ネフ)、以下「SINTAVIA社」)に出資しました。



3Dプリンティング技術は、1980年代から研究開発が進められ、樹脂系材料を中心に様々な場面で実用化されています。金属系材料においても、従来製法では実現出来なかった複雑形状の製造が可能となることから、一部実用化が進んでいます。

今後、様々な産業において3Dプリンティングの技術導入が見込まれており、部品の開発期間の短縮、在庫の削減、物流・保管コストの削減等の効果が期待されています。

SINTAVIA社は、金属系材料の3Dプリンティング技術を有し、特に航空宇宙やオイル&ガス市場において強みを持つ会社です。3Dプリンティングに加え、製品設計、粉末試験、機械加工、熱処理、品質検査などの工程を全て自社内で完結することができます。また、航空宇宙業界において非常に高い品質管理能力が求められる国際認証であるNADCAPやAS9100、その他ISO17025、ANABなどを有しており、品質管理能力にも長けています。高度な3Dプリンティング製造・設計技術や、付随する機械加工、熱処理、品質保証などの製造・品質管理能力により製造された部品は、航空宇宙産業を始めとする幅広い産業へ提供されています。

住友商事グループは、将来的にグローバルな成長が期待できる金属材料系3Dプリンティング製品製造企業であるSINTAVIA社に出資することで、SINTAVIA社の持つ技術力を活かし、これまで構築してきた国内外の航空宇宙、オイル&ガス業界の顧客を中心に、より一層の価値を提供します。航空宇宙市場では、既存の国内外顧客に対する3Dプリンティング製品の提供、オイル&ガス市場では、子会社である米国Howco社取扱製品の一部3Dプリンティング化を追求します。

住友商事グループは、今後も革新的な技術を保有する企業への投資を通じて、社会のニーズの変化を捉え、世界の産業発展に寄与していきます。


<参考資料>
■会社概要
会 社 名:SINTAVIA,LLC
所 在 地:米国フロリダ州デイビー
事業概要:金属材料系3Dプリンティング製品の開発・製造・販売
設 立 年:2012年
従業員数:36名


■SINTAVIA社3D製造部品(試作開発段階)


[画像1: https://prtimes.jp/i/726/539/resize/d726-539-758887-1.jpg ]

航空機エンジン用タービンブレード

[画像2: https://prtimes.jp/i/726/539/resize/d726-539-972833-2.jpg ]

航空機エンジン用ノズル・ガイド・ベーン


■住友商事のマテリアリティ(重要課題)
住友商事グループは『社会とともに持続的に成長するための6つのマテリアリティ(重要課題)』を、事業戦略の策定や個々のビジネスの意思決定プロセスにおける重要な要素と位置付け、事業活動を通じて課題を解決することで持続的な成長を図っていきます。本事業は、特に「地域と産業の発展への貢献」および「快適で心躍る暮らしの基盤づくり」に資する事業です。
[画像3: https://prtimes.jp/i/726/539/resize/d726-539-258611-0.jpg ]


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