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TISのDebitCube+、PrepaidCube+に、IWIのリアルタイム不正検知機能を搭載

PR TIMES / 2018年12月12日 16時40分

~拡大するデビット・プリペイド決済に安心・安全を~

TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野 徹、以下 TIS)と、株式会社インテリジェント ウェイブ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:井関 司、以下IWI)は、TISが提供する決済関連サービスの「DebitCube+(デビットキューブプラス)」と「PrepaidCube+(プリペイドキューブプラス)」に、IWIの不正検知ソリューションである「IFINDS(アイファインズ)」を組み合わせてサービス提供を開始することを発表します。



 「DebitCube+」「PrepaidCube+」に「IFINDS」を組み合わせることで、デビットカード/プリペイドカードのサービス開始に必要となるプロセッシングシステムから、サービス開始後の運用フェーズで必要となる不正検知システムまでをワンストップで提供することが可能になりました。ASP型サービスである「DebitCube+」「PrepaidCube+」と「IFINDS」を連携、共同で提供することで、個別に導入するよりも安価な提供を実現します。

<全体像とサービス提供イメージ>
[画像: https://prtimes.jp/i/11650/543/resize/d11650-543-961881-0.jpg ]


■背景
 経済産業省が推進するキャッシュレス化に向けた取り組みとして公表された「キャッシュレス・ビジョン※1」では、大阪・関西万博(2025年)までにキャッシュレス決済比率40%の目標が掲げられています。2017年度の国内カード不正被害額は236億円※2に達しており、今後、クレジットカードやデビットカードをはじめとしたキャッシュレス決済の利用頻度が高まる中で、不正利用防止の対策が重要となっています。この対策として活用されるのが、カードの不正利用を検知し、被害を防止する不正検知サービスです。

 不正検知システムをオンプレミスで導入する場合、価格面での導入障壁が高いものがありましたが、キャッシュレス社会の広がりとともに決済取引量が増加する中、いかに業務負荷を小さくし、安心、安全な決済環境を維持・提供できるかがカード発行事業者の課題となっています。

 「DebitCube+」と「PrepaidCube+」では、導入企業の増加と各企業のサービス内で行われる決済の取引量の増加に伴い、より業務負荷が低く安価な不正検知のニーズが高まっています。そこで、TISではIWIの「IFINDS」を両サービスのオプションサービスとして提供することで不正検知のニーズに対応していきます。
 これにより、「DebitCube+」と「PrepaidCube+」のサービス導入事業者は、個別の不正検知サービス導入で発生するシステム改修コストが抑えられ、低価格での不正検知対応が可能になります。また、デビットカード/プリペイドカードの利用者は、これまで以上に安心・安全にカードを利用することができます。

※1キャッシュレス・ビジョン:http://www.meti.go.jp/press/2018/04/20180411001/20180411001-2.pdf
※2出典:一般社団法人 日本クレジット協会「クレジットカード不正使用被害の集計結果について(平成30年3月30日)」

■今後の展開
 TISでは、不正検知率の向上と誤検知による機会損失の低減を実現するAIによる不正検知精度の高度化も検討していきます。また、不正検知サービスをTISの決済ソリューションのトータルブランド『PAYCIERGE(ペイシェルジュ)』の一つのサービスメニューとして展開していくなど、安心・安全に加えて、お得で便利な決済手段の提供に向け、継続的に投資・研究を行っていきます。
 IWIでは、不正検知の分野においては、ACEPlus、IFINDSの更なる機能強化、不正検知業務機能の改善を図ると共に、AI・機械学習を活用した次世代不正検知システムの開発に取り組んでまいります。
またTISとIWIは「キャッシュレス・ビジョン」実現に向け、幅広い領域において、両社の強みを活かしたサービスを展開していく予定です。

■「DebitCube+」と「PrepaidCube+」サービスの概要
 「DebitCube+」と「PrepaidCube+」は、それぞれ国際ブランドデビットカード・プリペイドカード事業を行うために必要な各種業務システムから、入会受付やコールセンターなどの運営業務までをワンストップで提供するサービスです。ASP型で提供されるため、低コストかつスピーディな導入を実現します。「DebitCube+」は2012年から、「PrepaidCube+」は2013年からサービスを開始しており、既に多くの金融機関や事業会社に導入されています。

DebitCube+の詳細:https://www.tis.jp/service_solution/debitcard/
PrepaidCube+の詳細:https://www.tis.jp/service_solution/prepaidcard/

<「PAYCIERGE」について>
 TISのリテール決済ブランド「PAYCIERGE」は、リテール決済を必要とするすべてのお客様に、利便性の高い、安心できるしくみを提供するリテール決済ソリューションの総称です。日々進化する決済ビジネス市場のニーズに合わせ再整理した新コンセプト「PAYCIERGE 2.0」では、アライアンス活用による「つながり」の強化 、オープンAPI基盤による「つながり」の強化 、海外市場での展開など、「つながり」をテーマにビジネスの成功を幅広くお手伝いします。詳細は以下、URLをご参照下さい。https://www.tis.jp/service_solution/paycierge/

<「IFINDS」について>
 IWIのカード不正検知ASP型サービスである「IFINDS(アイファインズ)」は、IWIの自社開発製品でカードの不正検知ソリューションで高いシェアを獲得している「ACEPlus(エースプラス)」をASP型として提供するサービスです。国内銀行、カード会社間で最新の不正・対策情報の交換を行う場を提供するなど、シェアの高さを活かしたサービスも展開しております。増大する不正被害に対し、利用しやすいASP型で不正検知システムを提供することで、不正被害対策のお手伝いをいたします。詳細は以下、URLをご参照ください。
https://www.iwi.co.jp/product/detail/ifinds.html

<TIS株式会社について>
 TISインテックグループのTISは、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型のITソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で3,000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。詳細は以下をご参照ください。http://www.tis.co.jp/

<株式会社インテリジェント ウェイブについて>
株式会社インテリジェント ウェイブ(東証二部:4847)は、クレジットカード決済システムにおけるオンラインネットワーク基盤のシステム構築を中心に、証券市場向け超高速株価情報システムなど、金融業界向けシステムの開発・構築・保守を手がけ、30年以上にわたって開発実績とノウハウを蓄積。カードビジネス業界においては、国内大手クレジットカード会社を中心に、自社開発の決済ネットワーク接続パッケージ、及びカード不正検知パッケージの採用で高いシェアを獲得しております。http://www.iwi.co.jp/


※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

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