自動車の進行方向を維持する6軸慣性測定ユニットを発表

PR TIMES / 2014年11月7日 10時41分

車載テレマティクスおよびナビゲーション用センサにおける主導的地位を強化



多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーで、MEMS(Micro-Electro-Mechanical Systems)のトップ・メーカーかつコンスーマ・携帯型機器・車載機器向けMEMSセンサの主要サプライヤ(1)(2)であるSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、低ノイズと高い出力分解能を特徴とした業界最小クラスのオートモーティブ・グレード準拠の6軸慣性測定ユニットASM330LXHを発表しました。

高い精度と信頼性を持つASM330LXHは、全地球衛星測位システム(GNSS)からの信号が弱い環境下でも、測位および方向を最適化するインダッシュ型カーナビ・システムに理想的です。衛星からの信号が遮られる場合がある市街地、トンネルおよび駐車場等では、衛星信号が弱くなったり、途切れることがよくあります。ASM330LXHのようなジャイロ・センサおよび加速度センサを搭載した6軸慣性測定ユニットは、直前にいた場所から、時間、加速度および方向の変化に基づき現在位置を計算する、高度な推測航法ソフトウェア・アルゴリズムの利用を可能にします。同製品は、自動料金収受システムやその他の車載テレマティクス機器へ応用することもできます。

STマイクロエレクトロニクスのグループ・バイスプレジデント 兼 カスタムMEMS事業部 ジェネラル・マネージャであるAnton Hofmeisterは、次の様にコメントしています。「STは、2006年にMEMS専用の8インチ製造設備を導入し、2012年にはセーフティ・アプリケーションを除く車載用MEMS製品では世界初となるオートモーティブ・グレード準拠の3軸ジャイロ・センサを発表しました。今回STは、高い精度と信頼性を持つ小型の6軸慣性測定ユニットの発表により、市場における主導的地位を強化しています。」

IHS社の調査によると、昨年の車載用MEMSデバイスの市場成長率は13%で、自動車市場の成長を上回るスピードでセンサが普及していることを表しています。

技術情報

ASM330LXHは、STの実績あるTHELMA(3)マイクロマシニング・プロセス技術を適用しており、STの8インチ製造設備で製造されています。3軸加速度センサと3軸ジャイロ・センサが同一シリコン上に形成されており、LGAパッケージ(3 x 3 x 1.1mm)で提供されます。同製品は、検出範囲の選択(16bit同期データ出力で2/4/8/16g、125/245/500/1000/2000dps)が可能で、ジャイロ・センサおよび加速度センサは6つの出力データレートからの選択が可能です。SPIのデジタル出力が、センサ・データをマイクロコントローラへスムーズに転送する他、I2Cにも対応しています。電力効率は、3種類の駆動モード(パワーダウン、ローパワー、ノーマル)で変化します。

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