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六甲ミーツ・アート 芸術散歩2015 来場者の投票で選出する「六甲ミーツ・アート大賞」 グランプリは八木良太氏の「Echo of Wind」に決定!

PR TIMES / 2015年11月10日 11時35分

阪神電気鉄道株式会社(本社:大阪市 社長:藤原崇起)と、そのグループ会社である六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:岡本交右)は、2015年11月23日(月・祝)まで六甲山上の11会場において、現代アートの展覧会「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2015」を開催しています。



六甲ミーツ・アート 芸術散歩2015→ http://www.rokkosan.com/art2015/

[画像1: http://prtimes.jp/i/5180/553/resize/d5180-553-450826-1.jpg ]
「六甲ミーツ・アート 芸術散歩」は、現代アートの作品を通じて六甲山の魅力を再発見していただくことを大きなテーマにした展覧会です。六甲山上をピクニック気分で周遊し、自然や眺望、文化、歴史といった六甲山本来の魅力を五感で感じながら、アート作品をお楽しみ頂けます。今年は、総勢35組のアーティストが参加し、作品展示、パフォーマンス及びワークショップを展開しています。
本展覧会では全展示作品(本年度は31作家による35作品)を対象に来場者の人気投票で選出する「六甲ミーツ・アート大賞」を設けており、投票を9月12日(土)から11月3日(火・祝)まで行いました。
その結果、以下の通り「六甲ミーツ・アート大賞」3賞が決定しましたのでお知らせいたします。


六甲ミーツ・アート 芸術散歩2015「六甲ミーツ・アート大賞」 受賞者
グランプリ  八木良太「Echo of Wind」 賞金50万円
準グランプリ 北川純「六甲おろし器」   賞金20万円
第3位     林和音「あみつなぎ六甲」  賞金10万円(提供:一般社団法人 兵庫県宅地建物取引業協会)

グランプリに輝いた八木良太氏の「Echo of Wind」は、「風の教会」の空間を、その反響を取り込んだ作品で構成したインスタレーション作品です。作品の力と建物の魅力が相まって作り出す、幻想的な空間に感銘を受けた多くの来場者の支持を得ました。


■六甲ミーツ・アート 芸術散歩2015「六甲ミーツ・アート大賞」受賞者について

《グランプリ》 アーティスト名:八木良太(やぎりょうた) / 受賞作品名:Echo of Wind

[画像2: http://prtimes.jp/i/5180/553/resize/d5180-553-569873-2.jpg ]

八木良太氏は、「見たいものしか見ない」、「聞きたいことしか聞かない」といった、我々の制限的な知覚システム、或いは態度に対する批判的思考をベースに作品制作を行っています。表現方法は、音響作品をはじめとして、オブジェや映像、インスタレーションからインタラクティブな作品など、多岐にわたります。
展示作品「Echo of Wind」は「風の教会」(2007年6月の六甲オリエンタルホテルの閉業に伴い閉鎖しており、今回の展覧会にあわせて特別公開中)内に、3つの作品で構成されています。客迎えの花器の中に、水を張ったスピーカーユニットが置かれた「Ripple」では、スピーカーが発する水音は振動となり、音の高低で波紋が変化します。家庭の日常を録画したVHSテープが巻き付けられた球状の作品「Video Sphere」は、教会の中で異様な存在感を放ち、視線を集めます。
教会の反響を取り込んだ作品「One Hand Clapping」は、禅の公案にある「隻手音声」―両手を打つと音が出る、ならば、片手の音はどういったものか答えよ―を、スピーカーになぞらえたものです。
[画像3: http://prtimes.jp/i/5180/553/resize/d5180-553-825279-3.jpg ]

2つのスピーカーを拍手した手のように内側に向けて合わせ、その片方から拍手の音を出すと、閉じられた隙間のどちらから音が出ているのか判別できません。数箇所に設置されたスピーカーから発せられた音は館内からから外廊下にも反響し、同一音でありながら位置によって異なる音に聞こえます。教会に響く音を見渡すことで作品を体感します。


[画像4: http://prtimes.jp/i/5180/553/resize/d5180-553-914561-5.jpg ]
<経歴>
1980年 愛媛県生まれ、京都府在住
2015年 グループ展「phono/graph ― 音・文字・グラフィック」神戸アートビレッジセンター(神戸)
2014年 個展「サイエンス/フィクション」 神奈川県民ホールギャラリー(横浜)
2011年 「ヨコハマトリエンナーレ2011 OUR MASIC HOUR」横浜美術館(横浜)


《準グランプリ》 アーティスト名:北川純(きたがわじゅん) / 受賞作品名:六甲おろし器

[画像5: http://prtimes.jp/i/5180/553/resize/d5180-553-536428-6.jpg ]

「六甲おろし器」は、「六甲山カンツリーハウス」の大芝生に設置された、大きな「おろし金」の形をした立体造形作品です。作者の北川純氏は、思わず笑ってしまう造形や遊び心が隠された表現など、“洒落”を効かせた作品を多く発表しており、「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2013」にもスカートが風でなびく、ひっくり返った女性の足をモチーフにした巨大な作品を展示しました。本作品は、風が大きなおろし器でおろされて、六甲颪になるというユーモラスな発想で、おろし器に空いた多数の穴から空気が流れ出てきます。記念撮影スポットとしても人気の作品です。
[画像6: http://prtimes.jp/i/5180/553/resize/d5180-553-221755-7.jpg ]

<経歴>
1965年 愛知県生まれ、神奈川県在住
1986年 多摩美術大学卒業
2010年 「DANDANS at No Man’s Land」旧フランス大使館別館(東京)
2003年 キリンアートアワード2003 奨励賞


《第3位》 アーティスト名:林和音(はやしかずね) / 受賞作品名:あみつなぎ六甲

[画像7: http://prtimes.jp/i/5180/553/resize/d5180-553-713780-4.jpg ]

「あみつなぎ六甲」は「六甲有馬ロープウェー六甲山頂駅」の表六甲線(現在運行休止中)のプラットホームにダイナミックに展開する造形作品です。棕櫚縄やPPロープを用いて編みこまれ、ところどころに、羊毛や木の枝、どんぐりなど、六甲山をイメージさせるものが編みこまれています。作品設置後も、会場に滞在して制作を行い、会期中に作品を進化させてきました。スケールの大きな世界観やダイナミックさと繊細さを併せ持つ作家の造形力が高い評価を得ました。
[画像8: http://prtimes.jp/i/5180/553/resize/d5180-553-771835-8.jpg ]

<経歴>
1984年 大阪府生まれ、大阪府在住
2006年 近畿大学文芸学部芸術学科造形美術専攻染織コース卒業
2015年 個展「あな」Note Gallery(大阪)
2013年 個展「御殿山 あな・ふしぎ展」枚方市立御殿山生涯学習センター(大阪)
2012年 「奈良・町家の芸術祭HANARART2012」浅井邸酒蔵(奈良)


<お客様のお問合せ先>
TEL:六甲ミーツ・アート 芸術散歩2015 インフォメーション
078-891-0048 (10:00~17:30 ※土・日・祝~18:00)

<プレス資料に関するお問合せ先>
六甲ミーツ・アート 芸術散歩2015事務局 (六甲山観光株式会社 営業企画室)
TEL:078-894-2210 / FAX:078-894-2088
http://www.rokkosan.com/art2015/

リリース(PDF) http://www.hankyu-hanshin.co.jp/file_sys/news/3775.pdf

発行元:阪急阪神ホールディングス
    大阪市北区芝田1-16-1

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