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沼津御用邸記念公園50周年記念事業の幕開けとして賴重沼津市長と文筆家・白洲信哉氏による特別対談会を開催

PR TIMES / 2020年4月1日 19時5分

ハイエンドな訪日観光客への大きな可能性

開園から50周年目を迎える、沼津御用邸記念公園。改めて沼津御用邸の価値を見直すとともに、将来的な活用を検討するため、賴重沼津市長と沼津御用邸に深い所縁を持つ白洲信哉氏の対談会を2020年3月28日(土)に当園で開催しました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/31071/575/resize/d31071-575-220498-1.jpg ]


2020年3月28日(土)、沼津御用邸記念公園内にある東附属邸にて開園50周年記念の特別対談会が開催されました。株式会社ポニーキャニオン内に設置されている「沼津市観光プロモーション東京デスク」によって運営されました。

最初に、賴重市長により、沼津御用邸記念公園の概要と白洲氏と沼津御用邸の所縁について語られました。沼津御用邸は、明治26(1893)年に造営され、明治・大正・昭和の3代にわたり避寒保養地として、昭和44(1969)年まで利用されました。その後、沼津市に無償貸与され、昭和45(1970)年に記念公園として一般公開を開始。令和2(2020)年の今年、開園から50周年を迎えます。園内は、大きく本邸跡・西附属邸・東付属邸の3つに分かれ、本邸跡地には沼津や駿河湾に関連した歴史民俗資料館が建ち、西附属邸は往時の皇族方のご静養地としてのお住まいを見学できる施設に、御学問所であった東附属邸は文化活動のための施設になっています。西附属邸は元々、昭和天皇の教育係を務めた川村純義伯爵の別荘であったことから、川村伯爵の玄孫にあたる文筆家・白洲信哉氏を招いての特別対談となりました。賴重市長は、同公園について「沼津市だけでなく、国の宝として50周年を機にしっかりPRしていきたい」と決意表明を行いました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/31071/575/resize/d31071-575-788473-3.jpg ]


続いて、自身と同公園の縁に大変驚いたという白洲氏が、同公園への印象とともに予測されるニーズや具体的な活用案について語りました。造営から100年以上の歴史の積み重ねによりできた特別な場所であり、往時の姿を今に留める国内外でも非常に貴重な建物群であることを強調。しかし、単なる見学施設に留めず「保存と活用のバランスを図る必要がある」と語ります。具体案としては、皇族方にも愛された松林を利用した能舞台や座禅の実施や、正真のパレスでの宿泊など、見識の広い白洲氏らしいアイデアの数々を提言。「世界中で本物に触れているハイエンドな旅人にこそ、この場所を舞台にした特別な体験は響くはず」と訪日観光客のニーズにも触れました。この白洲氏の提言を受け、賴重市長は「北に霊峰富士、南に伊豆半島ジオパーク、西に駿河湾、そして箱根にも近い。沼津は日本を代表するこれらのスポットの中央に位置する」と地理的優位性を強調するとともに、白洲氏が提案するハイエンドな訪日観光客を取り込む体験型イベントの実施に意欲を示しました。

[画像3: https://prtimes.jp/i/31071/575/resize/d31071-575-267990-2.jpg ]


同公園の50周年記念事業は、令和2(2020)年10月10日(土)~11月22日(日)の期間に行われることが発表され、現在さまざまな企画を計画中とのこと。賴重市長は、沼津には優れた地域資源があるが行政や市民だけではその価値を見いだせない場合があると語り、「白洲さんのような見識者の方々からご意見をいただき、積極的かつ戦略的にPRし、沼津御用邸記念公園という地域の宝を世界の宝にしたい」と対談を締めくくりました。

[画像4: https://prtimes.jp/i/31071/575/resize/d31071-575-434286-4.jpg ]


対談と質疑応答のあとは、白洲氏に所縁のある西附属邸へ移動し、当公園の所長による西附属邸のガイドツアーが行われました。所長による説明を聞きながら、天皇家や川村伯爵ゆかりの展示物を見て回った賴重市長と白洲氏。さまざまな展示物や空間、窓からの眺めなどを見て歩きながら、50周年記念事業のアイデアを出し合い熱く語り合う場面も見られました。

今回の特別対談会の模様は、YouTubeにて動画配信されております。沼津御用邸記念公園の美しい風景とともに、賴重市長と白洲氏の対談をお楽しみください。

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【開催概要】
「沼津御用邸記念公園50周年 特別対談会」
日時:2020年3月28日(土)13時~14時
場所:沼津御用邸記念公園 東附属邸

【式次第】
1.特別対談(東附属邸にて)
2.質疑応答(東附属邸にて)
~東附属邸から西附属邸へ移動~
3.沼津御用邸記念公園所長による西附属邸ガイドツアー(西附属邸にて)

【登壇者】
沼津市長
賴重 秀一氏(よりしげ・しゅういち)
1968年静岡県沼津市生まれ。
日本大学理工学部建築学科卒業。
2003年より沼津市議会議員を務め、2018年4月より現職。

文筆家
白洲 信哉氏(しらす・しんや)
1965年東京都生まれ。
細川護熙首相の公設秘書を経て、執筆活動に入る。
その一方で日本文化の普及につとめ、書籍編集、デザインのほか、
さまざまな文化イベントをプロデュースしている。
父方の祖父母は、白洲次郎・正子。母方の祖父は文芸評論家の小林秀雄。
白洲正子の母方の祖父にあたる川村純義伯爵は、皇孫殿下(昭和天皇)の
ご養育係であり、かつての川村伯爵別荘は現在の沼津御用邸西附属邸の一部となっている。

【会場詳細】
沼津御用邸記念公園(ぬまづごようていきねんこうえん)
開園時間 9:00~16:30
入園料 大人410円、小・中学生200円(駐車場 乗用車は2時間まで無料)
TEL:055-931-0005
TEL:055-931-2233(東附属邸)
〒410-0822 静岡県沼津市下香貫島郷2802-1
http://www.numazu-goyotei.com/

【対談動画】
対談動画は以下URLにて、公開中。
https://youtu.be/iekAbENQcww

【沼津市観光ポータルHP】
https://numazukanko.jp/

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