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凸版印刷、デジタル印刷用接着剤「TOPMER(TM)」を開発

PR TIMES / 2021年2月16日 12時45分

デジタル印刷でレトルト殺菌やボイル殺菌が可能で、電子レンジ加熱に対応デジタル印刷パッケージの活用範囲を広げ、生活者の多様化するニーズにも対応

 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は「価値あるパッケージ」でよりよい社会と心豊かで快適な生活に貢献する「TOPPAN S-VALUE(TM) Packaging」を掲げ、「しゃかい」に価値ある「ソーシャル バリュー パッケージ(TM)」を提供しています。「ソーシャル バリュー パッケージ(TM)」で提供するラインアップの1つとして、2016年より、軟包装分野で小ロット多品種生産に最適なパッケージを提供する「トッパンFP(Flexible Package)デジタルソリューション」を展開しています。



 このたび、汎用のラミネーション機械で加工でき、レトルト対応製品に使用可能な、強密着接着剤「TOPMER™(トップマー)」を開発しました。これまでのレトルト用途に加え、ボイル殺菌や電子レンジ加熱にも対応できるようになりました。デジタル印刷パッケージの活用範囲が広がり、生活者の多様化するニーズに対応した高付加価値商品の提供が可能となります。
 なお、本製品は2021年2月24日(水)から26日(金)に開催される「TOKYO PACK 2021-東京国際包装展-」(会場:東京ビッグサイト)の凸版印刷ブース(南1ホール・小間番号S1-12)に出展します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/33034/596/resize/d33034-596-766699-0.jpg ]


■ 開発の背景
軟包材を用いた商品パッケージの製造は、コスト面などから専用の機械を用いた大量生産が一般的です。しかし、近年における生活者のライフスタイルの多様化などにより、商品に対する市場のニーズが多角化しており、店頭で他社の類似商品と差別化するためにも、商品の顔となるパッケージに求められる役割が増加しています。これらの課題に対し、凸版印刷は軟包装分野で小ロット・多品種生産に最適なパッケージを提供する「トッパンFPデジタルソリューション」を展開してきました。
特に近年のコロナウイルス感染拡大の影響による消費者意識の変化を背景に、巣籠もり消費により内食・中食市場は堅調に伸長し、「簡便・即食」ニーズはさらに高まっています。
凸版印刷では、汎用のラミネーション機で加工できる強密着接着剤「TOPMER™」を開発。この接着剤の開発によりレトルト用途以外にも従来対応できなかったボイル殺菌や電子レンジ加熱用途にもデジタル印刷の活用を実現しました。


■ 本製品の特長
・小ロットでレトルト、ボイル、電子レンジパッケージにオリジナル印刷展開が可能
これまで小ロットのため既成の無地袋にラベル貼りで対応していた商品でも、デジタル印刷によって小ロットでオリジナル印刷展開が可能になりました。デジタル印刷を使うことでラベル貼りの手間を軽減し、人手不足の課題解決に貢献します。

・デジタル印刷で長時間レトルト殺菌とボイル殺菌に対応、耐熱性・耐水性が向上
130度×30分のレトルト殺菌に対応。耐熱性・耐水性が向上したことで、レトルト殺菌用途以外にもボイル殺菌や電子レンジ加熱にもデジタル印刷の使用が可能となりました。

・製版不要のため、複数デザインのパッケージ製造が可能
従来の軟包装印刷は製版が必要な大量生産向けの印刷が一般的でしたが、デジタル印刷は製版が不要のため、複数デザインのパッケージを展開できます。

・情報加工技術を応用し、グラビア印刷と同等の印刷品質を実現
デジタル印刷でありながら、従来培ってきた情報加工技術を応用することで、店頭効果の高い印刷再現を可能にし、グラビア印刷と同等の品質を実現しました。

・小ロット多品種生産により幅広い用途に活用可能
商品の小ロット展開はもちろん、テストマーケティングや数量限定パッケージなど、幅広い用途に活用できます。

・環境に配慮したパッケージを展開
小ロットから対応が可能なことから、必要なものを必要なときに必要な分だけ生産でき、余分な在庫を作らず、廃棄ロス削減にもつながる環境に配慮したソリューションとして展開が可能です。

レトルト対応デジタルプリントの紹介サイト
https://www.toppan.co.jp/solution/service/digitalprint/pac/

■ 今後の展開
本製品は2021年2月24日から食品やトイレタリー、化粧品業界などの国内市場に向け提供を開始し、2022年に約5億円の売上を目指します。

■ 「TOPPAN S-VALUETM Packaging」について

[画像2: https://prtimes.jp/i/33034/596/resize/d33034-596-728832-1.jpg ]

凸版印刷は、「価値あるパッケージ」で、よりよい社会と心豊かで快適な生活に貢献する「TOPPAN S-VALUE™ Packaging」を掲げ、「ひと」に価値ある「スマートライフ バリュー パッケージ™」、「しゃかい」に価値ある「ソーシャル バリュー パッケージ™」、「ちきゅう」に価値ある「サステナブル バリュー パッケージ™」を提供します。


[画像3: https://prtimes.jp/i/33034/596/resize/d33034-596-846997-2.jpg ]

「ひと」/「スマートライフ バリュー パッケージ™」
円滑な購入や効率的な保管、おいしく仕上がる調理、簡便な廃棄、安全・安心な取り扱いなど、生活のさまざまな場面に最適な価値を提供し、コミュニケーション媒体として顧客体験を最大化させるソリューションを展開します。

[画像4: https://prtimes.jp/i/33034/596/resize/d33034-596-954054-3.jpg ]

「しゃかい」/「ソーシャル バリュー パッケージ™」
サプライチェーンにおいて発生する業務効率化、生産性向上、販売の最適化などのさまざまな課題を解決し、継続的な企業活動を実現する価値あるパッケージやサービスを展開します。

[画像5: https://prtimes.jp/i/33034/596/resize/d33034-596-837959-4.jpg ]

「ちきゅう」/「サステナブル バリュー パッケージ™」
再生プラスチックを用いた包装材、単一素材でリサイクル適性を向上した包装材、植物由来材料の紙やバイオマスプラスチックを用いた包装材など、環境負荷の低減と循環型社会の実現につながるソリューションを展開します。


<URL> https://www.toppan.co.jp/living-industry/packaging/sustainability/

■「TOKYO PACK 2021」について
名称:TOKYO PACK 2021 -東京国際包装展-
会期:2021年2月24日(水)~26日(金)
開場時間:10:00~17:00(来場登録受付開始 9:30)
会場:東京ビッグサイト 西1~4ホール、南1~2ホール
テーマ:未来(あす)を拓く 包みのテクノロジー
主催:公益社団法人日本包装技術協会
公式サイトURL: https://www.tokyo-pack.jp/
凸版印刷のオンライン展示会サイトURL: https://v-messe.jp/custom/plaza/2021/tokyopack/

■アクセス情報

[画像6: https://prtimes.jp/i/33034/596/resize/d33034-596-691607-5.jpg ]

・東京ビッグサイトまでのアクセス
りんかい線 国際展示場駅(下車 徒歩7分)
ゆりかもめ 東京ビッグサイト駅下車(下車 徒歩3分)

・トッパンブースの位置
南1ホール 小間番号S1-12


* 本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以  上

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