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米ストローを千葉大生協で本格導入 学生の提案で1本5円の有料販売

PR TIMES / 2022年6月13日 10時15分

千葉大学では環境ISO学生委員会の提案より、プラスチックごみを減らすために、千葉大学生協の協力を得て6月13日(月)から、プラスチックストローの無料配布を中止し、米ストローを有料で販売することになりました。




米ストロー有料導入について


[画像1: https://prtimes.jp/i/15177/597/resize/d15177-597-14426c3c5317ca63b840-2.png ]

日時:2022年6月13日(月)~終了未定
場所:西千葉キャンパス・松戸キャンパス・亥鼻キャンパスの千葉大生協各店舗
内容:プラスチックストローの配布終了、米ストローの販売(1本5円)
米ストローの特徴:
・完全植物由来(成分は米70%、コーンスターチ30%、添加物不使用、製菓用の食用着色料)
・使用後は、家畜のエサ、植物の肥料、食材としての活用など捨てることなく循環利用できる。茹でて食べることも可能
・食品安全のFSSC22000取得
・「砕け米」(精米の過程で発生する、食べることはできるが、粒が小さく一般にごはん用として販売していないもの)を使用している
・販売元:株式会社UPay https://www.upay.co.jp/


導入の背景 ~3年前の実証実験から続いてついに実現~

千葉大学生協では、500mlの紙パックの購入者にプラスチックストローを配布しており、コロナ前は年間約30,000本を使用していました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/15177/597/resize/d15177-597-f00063677d8c88649f07-4.png ]

そこで、環境ISO学生委員会はプラスチックごみ問題への意識啓発のために、2019年7月に、生協のご協力のもと、プラスチックストローの配布停止と「紙ストロー」の有料化に関する実証実験を行いました。その結果、ストローの利用率が半減する効果があった一方で、紙ストローの利便性や使い心地に課題が残りました。
※詳細 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000380.000015177.html
[画像3: https://prtimes.jp/i/15177/597/resize/d15177-597-c0cf19c600d30e77733f-3.jpg ]

2020年度、学生委員約20名で竹、草、紙、生分解性など様々な材質のストローの飲み比べを行い、竹ストローを採用して、2022年1月に新たな実証実験を行いました。
※詳細 https://www.asahi.com/articles/ASQ1D3GXSQ16UDCB003.html

実証実験とアンケートの結果から、代替ストローの有料化について賛同を得られたことから導入が決まり、より安い値段で採用できるストローを探したところ、竹ストローの実証実験についての報道をご覧になった株式会社UPayからご連絡をいただき、米ストローを知りました。見た目もカラフルで、耐久性もあり、食べられるほど自然にやさしい米素材のストローであることがわかり、試用実験を経て、ついに本格導入をスタートさせることができました。

企画を担当した学生のコメント(園芸学部3年 森下 遥さん)


[画像4: https://prtimes.jp/i/15177/597/resize/d15177-597-380221ffdd60d306984f-5.jpg ]

紙ストロー・竹ストローの試験導入を経て、ついに米ストローでの本格導入を開始することができました。使用させていただく米ストローは、かわいらしい鮮やかなカラーで、長時間水につけても耐久性には問題がありません。使用後は、実際に私もマカロニのようにおいしくいただきました。学生が米ストローを手に取ることで、プラスチックを安易に使い捨て続ける社会に疑問を持ち、今まで安易に廃棄していた自然に還る素材の可能性について考える働きかけができれば良いと思っています。


千葉大学環境ISO学生委員会について


[画像5: https://prtimes.jp/i/15177/597/resize/d15177-597-5d4eacf5a648ef7ddf00-0.png ]

千葉大学は、環境マネジメントシステム(EMS)の国際規格であるISO14001を2005年に取得して以来、地域社会に開かれた形でEMSを運用していくことを「環境・エネルギー方針」の柱の1つとして掲げて活動をしています。千葉大学ではEMSを学生主体で運用することを教育の一環としており、2003年に設立された「千葉大学環境ISO学生委員会」が中心となって、学内・地域社会でEMSや様々な環境活動を実施しています。
毎年1~3年生まで約300名が所属し、内部監査員や環境報告書の作成のほか、エネルギー班、紙班、ごみ班、堆肥化班、学内緑化班、構内美化班、学外教育班、環境報告書班、地域交流班など、活動の内容に応じて20ほどの班や担当があり、環境負荷削減の意識啓発活動や、小中学校幼稚園への環境教育活動、緑化や堆肥化といった活動、エコグッズの作成など、幅広い活動を行っています。
近年ではSDGsの達成を目指して、企業と連携したプロジェクトも複数実施しています。また、2009年にNPO法人格も取得し、NPO法人として企業と協力して里山保全活動を行ったり、地域の学校へ環境出前授業を行ったりしています。
◆公式サイト http://chiba-u-siso.xrea.jp/chibasiso/
◆千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト https://www.keiyobank.co.jp/ir/eco_project/
◆近年の受賞歴
・International Green Gown Awards 2017-2018 学生関与部門賞
・International Green Gown Awards 2019 学生関与部門 奨励賞
・ISCN Sustainable Campus Excellence Awards 2017 学生リーダーシップ部門賞
・ASCN(アジアサステイナブルキャンパスネットワーク)2019年次大会 最優秀学生活動賞
・第25回地球環境大賞 文部科学大臣賞
・平成29年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰
・第1回・第3回・第7回 サステイナブルキャンパス賞 学生活動部門


本件に関するお問い合わせ


[画像6: https://prtimes.jp/i/15177/597/resize/d15177-597-a06af7c9fead680e72e1-1.png ]

千葉大学環境ISO事務局
kankyo-iso@office.chiba-u.jp
Tel:043-290-3572

◆千葉大学の環境への取り組み
https://www.chiba-u.ac.jp/general/approach/environment/index.html
https://www.keiyobank.co.jp/ir/eco_project/chiba_u_csr.html

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