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医用画像アプリケーションのプラットフォーム “アプリケーションコネクトサービス“を提供開始医用画像クラウドサービス基盤「Medical Image Place」を拡充

PR TIMES / 2020年7月14日 12時40分

キヤノンITSメディカル株式会社(代表取締役社長:黒井 慶信、以下キヤノンIM)は、このほど医用画像クラウドサービス基盤「Medical Image Place(メディカルイメージプレイス)」 の新たなサービスとして“アプリケーションコネクトサービス”を2020年7月15日より提供開始します。本サービスは、医療向けの様々なシステムを構築するためのプラットフォームとして提供し、アプリケーションの利用者と提供者を結ぶサービスです。



[画像1: https://prtimes.jp/i/13943/617/resize/d13943-617-699650-0.png ]

URL<http://www.canon-itsmedi.co.jp/information/20200714.html>

近年の医療費の更なる増大や医療・介護の需要の高まりにより、人材不足やそれに伴う効率的な医療・介護サービスの提供において、医療情報の連携が重要視されています。また、厚生労働省の保健医療分野におけるAI活用推進懇談会では、AI開発を進めるべき重点領域として画像診断支援領域を示し、AI活用により見落とし率の低下が期待できるとしております。このように医療機関におけるAIなどを活用した画像診断支援アプリケーションの必要性が、さらに高まってくると考えられます。

こうした社会的背景もあり、キヤノンIMは“アプリケーションコネクトサービス”の提供を7月15日より開始します。本サービスを、画像診断支援アプリケーションの開発者とそれを活用する医療従事者を結ぶプラットフォームとして提供いたします。例えば、提供者にはサブスクリプションモデルの実現やソフトウェアの管理、また利用者にはアプリケーションの利用状況の把握や統計処理、遠隔地での解析結果の閲覧・共有を行うことができ、効率的な医療サービスの実現を支援します。
なお、第一弾として2020年7月1日に発表されたキヤノンメディカルシステムズ株式会社の読影支援ソリューションAbierto Reading Support Solutionと連携し提供を開始します。

今回、キヤノンIMの医用画像クラウドサービス「Medical Image Place」には、サクサ株式会社(以下、サクサ)のネットワークシステム(SAXA VPN GW、VPNルーター、Media IoT GW)を追加採用しました。セキュリティ面では医療情報システムの安全管理ガイドラインへの準拠、総合セキュリティソフトESETの標準搭載によるウイルス対策に加え、VPNを搭載したMedia IoT GW の採用により、高度なセキュリティを維持したままコスト低減を実現します。

キヤノンMJグループは2014年10月より医用画像を活用するためのクラウド基盤「Medical Image Place」の提供を開始し、第一弾として読影事業者と医療機関をつなぐ “遠隔読影インフラサービス”を展開しました。その後、地域中核病院と周辺の医療機関が医用画像を共有可能な“地域連携サービス”、また、医療従事者が外出先や在宅医療の現場でスマートフォン、タブレットなどのモバイル端末を用いて画像を参照する“モバイル画像参照サービス”など、これまで医用画像に関する読影・保管・共有といった様々なサービスを展開してきました。
医用画像クラウドサービス「Medical Image Place」基盤に、今後も新しいサービスを拡充し、医療ソリューション事業を強化・拡大していきます。


[表: https://prtimes.jp/data/corp/13943/table/617_1.jpg ]



<アプリケーションコネクトサービスの主な特長>
■サービス構成
本サービスは、ポータル機能、ユーザー管理機能、稼働管理機能、モジュール管理機能、フィードバック管理機能、メンテナンス支援機能がクラウド上に搭載されており、提供者、利用者の環境や権限によって使用可能なサービス(各機能)が自動構成されます。

■管理は提供者と利用者
本サービスを契約すると、提供者は自社の管理者登録やアプリケーションを利用する施設の登録などを行います。クラウドを経由して提供者と利用者を結び、迅速なバージョンアップや利用状況の共有など、両者でシステムを管理するための様々なサービスを提供します。

■クラウド経由のメンテナンス
本サービスのクラウド基盤を経由して、セキュアな環境下でリモートでのアクセスを可能とし、これまでの煩雑なリモート環境構築の手間を省き、メンテナンス環境としても利用することが可能です。

<サクサ株式会社からのエンドースメント>
SAXA VPNインフラソリューションをキヤノンIMの医用画像クラウドサービス「Medical Image Place」に採用して頂きました。キヤノンIMの医用画像クラウドサービスとサクサのインフラソリューションにより、お客様により安心・安全に通信出来る環境をご提供いたします。

サクサ株式会社
取締役 常務執行役員 丸井 武士

<サクサ株式会社の概要>
商号:サクサ株式会社
代表者:代表取締役社長 磯野 文久
U R L:https://www.saxa.co.jp/
主な事業内容:情報通信システムの機器および部品の開発、製造および販売
設立:2004年4月1日
資本金:107億円(2020年3月31日現在)
所在地:〒108-8050 東京都港区白金1-17-3 NBFプラチナタワー

<Medical Image Placeの主なサービス>
■遠隔読影インフラサービス
読影依頼施設がCTやMRIなどで撮影した検査画像を読影事業者が読影し、読影レポートを依頼施設に返す仕組みを提供する「遠隔読影インフラサービス」
[画像2: https://prtimes.jp/i/13943/617/resize/d13943-617-829104-1.png ]


■医用画像外部保管サービス
医療機関が保管している医用画像を院内の医用画像管理システム(PACS)や撮影装置から、Medical Image Placeに保管する、「医用画像外部保管サービス」
[画像3: https://prtimes.jp/i/13943/617/resize/d13943-617-764968-2.png ]


■地域連携サービス
医療機関同士で検査機器や外来診療の予約が行えるオンライン予約機能に加え、検査画像と専門の読影医師が読影した結果レポートを共有できる「地域連携サービス」
[画像4: https://prtimes.jp/i/13943/617/resize/d13943-617-356634-3.png ]


■健診向け遠隔読影インフラサービス
健診機関から依頼されたX線撮影装置などで撮影した検査画像を専門の読影医師が読影し、結果レポートを返却、健診システムと連携させることができる「健診向け遠隔読影サービス」
[画像5: https://prtimes.jp/i/13943/617/resize/d13943-617-937864-4.png ]


■モバイル画像参照サービス
モバイル端末(スマートフォンやタブレット)を利用して、クラウド経由で医用画像を参照できる「モバイル画像参照サービス」
[画像6: https://prtimes.jp/i/13943/617/resize/d13943-617-813621-5.png ]


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