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国宝「松林図屏風」などの高精細複製品を国立文化財機構へ寄贈 寄贈作品を東京国立博物館にて展示

PR TIMES / 2020年10月13日 17時15分

特定非営利活動法人 京都文化協会(以下「京都文化協会」)とキヤノン株式会社(以下「キヤノン」)が共同で取り組んでいる「綴(つづり)プロジェクト」(正式名称:文化財未来継承プロジェクト)の第13期作品として、東京国立博物館所蔵の国宝「松林図屏風」など5作品の高精細複製品を制作し、独立行政法人国立文化財機構(以下「国立文化財機構」)へ寄贈しました。これらの作品は、東京国立博物館にて10月27日より展示されます。



[画像: https://prtimes.jp/i/13980/620/resize/d13980-620-866977-0.jpg ]

■ 国宝「松林図屏風」など文化財5作品の高精細複製品を制作・寄贈
「松林図屏風」(長谷川等伯筆)は、霞に包まれて見え隠れする松林のなにげない風情を情緒豊かに表現した、近世水墨画における最高傑作といわれる作品です。綴プロジェクトでは第1期(2007年度)に同作品の高精細複製品を制作・寄贈しています。今期はキヤノンの撮影システムにより約54億画素の高精細データの取得を実現し、プリント技術の向上と合わせてオリジナルにより忠実な高精細複製品を制作しました。また、「松林図屏風」の他、第13期作品として東京国立博物館所蔵の国宝「納涼図屏風」(久隅守景筆)、重要文化財「歌舞伎図屏風」(菱川師宣筆)、重要文化財「秋草図屏風」(俵屋宗雪筆)、九州国立博物館所蔵の「唐船・南蛮船図屏風」(狩野孝信筆)の高精細複製品を制作し、国立文化財機構へ寄贈しました。これにより、鑑賞の機会が限られるオリジナル文化財をより良い環境で保存しながら、高精細複製品を広く公開することで多くの方々に日本の文化財に触れる機会を創出します。

■ 寄贈作品を東京国立博物館にて展示
寄贈作品は、2020年10月27日より12月6日まで東京国立博物館で開催される「親と子のギャラリー トーハク×びじゅチューン!「なりきり日本美術館リターンズ」」および東京国立博物館の九条館にて展示(※)されます。「なりきり日本美術館リターンズ」では、高精細複製品に映像を投影するプロジェクションマッピングを行うなど、高精細複製品ならではの新たなアート体験を提供します。また、本イベントでは、国立文化財機構文化財活用センター(以下「文化財活用センター」)との共同研究プロジェクトで制作した重要文化財「風神雷神図屏風・夏秋草図屏風」(尾形光琳筆・酒井抱一筆)の高精細複製品も展示されます。

※ 第13期で寄贈する5作品のうち、「親と子のギャラリー トーハク×びじゅチューン!「なりきり日本美術館リターンズ」」では「松林図屏風」、九条館には「納涼図屏風」、「秋草図屏風」、「歌舞伎図屏風」が展示されます。なお、九条館にてイベントが開催される日は上記作品の展示は行いません。展示日については文化財活用センターのホームページをご確認ください。

* 新型コロナウイルス感染症の影響により、イベントの中止、または日時の変更などを行う可能性があります。また、東京国立博物館への入館にはオンラインによる事前予約が必要です。詳細は文化財活用センターもしくは東京国立博物館のホームページをご確認ください。
(イベントの開催情報)文化財活用センターホームページ:https://cpcp.nich.go.jp/
(入館方法)東京国立博物館ホームページ:https://www.tnm.jp/

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