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トランスコスモス、教師データ作成に専門特化したアノテーションセンターを開設

PR TIMES / 2017年11月1日 16時1分

AI・機械学習のための大量の教師データを、高セキュア・高品質・効率的に作成

トランスコスモス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼COO:奥田昌孝)と、調査・分析専門の関連会社であるトランスコスモス・アナリティクス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:河野洋一)は、AI・機械学習に不可欠な大量の教師データをセキュアな環境で高品質・効率的に作成することに専門特化したアノテーションセンターを11月1日に開設しました。2017年度に10件のトライアル導入を目指します。



[画像1: https://prtimes.jp/i/183/638/resize/d183-638-105313-0.jpg ]

■増えるアノテーション需要 ーAI時代だからこそ求められる人のちからー
昨今、従来は人が行っていた知的業務を代替し、自動・大量・高速処理を実現する特化型AI・機械学習の利活用が進んでいます。しかしこれらは「勝手に賢くなる」わけではなく、人が「賢くしてあげる」ことではじめて機能します。AI・機械学習の教師あり学習では、業務の特性や性質を熟知した人が、AIや機械学習に解かせる問題を定義し、そのうえで数万~数百万件のデータに対し、人がひとつひとつ作成した大量・良質の教師データをもとに「学習」させることでAI・機械学習は成り立っています。つまり、この「教師データの作成(=アノテーション)」なくして、AI・機械学習は成り立ちません。しかし、AI・機械学習に最適な教師データを大量・高品質・効率的に作成するためのリソース・管理体制・ノウハウを自社だけでもつことは容易ではなく、教師データの準備に時間がかかったり、そもそも用意できなかったりと、AI・機械学習の利活用の大きなボトルネックとなっています。そこでトランスコスモスは、コンタクトセンター拠点である「MCMセンター横浜」内に30席規模のアノテーションセンターを開設しました。お客様企業向けにアノテーションサービスを提供することにより、お客様企業のAI・機械学習プロジェクトを推進します。

■トランスコスモス「アノテーションセンター」の特長
[画像2: https://prtimes.jp/i/183/638/resize/d183-638-576755-1.jpg ]

トランスコスモスのアノテーションセンターでは、これまでAI・機械学習のプロジェクトにおいて蓄積してきた経験をもとに、AI・機械学習後に実施する分析や運用を踏まえた、最適な教師データを作成するためのアノテーション企画・設計を行います。また、大量の教師データを効率よく作成するためのアノテーションツールの開発を進めるとともに、ISO/IEC27001を取得しているセキュアなコンタクトセンターにおいて培ってきた、多様な人材を管理/育成するノウハウ・コミュニケーション領域に特化したAI研究所「Communication Science Lab」での独自研究との連携をもとに高品質な教師データ作成を実現します。
[画像3: https://prtimes.jp/i/183/638/resize/d183-638-354967-2.jpg ]

トランスコスモスのアノテーションサービスは、音声データに対して、正解の書き起こし文字データを作成したり、音声認識ソフトで書き起こした文字データを修正したりする音声のアノテーションに加え、チャットbot用FAQのように、想定される質問に対して回答を作成する文章のアノテーション、画像データに対して年齢や性別といったラベルを付与する画像のアノテーションにも対応しています。


■トライアル導入キャンペーンの実施
アノテーションセンターの開設にあわせて、アノテーションサービスをお試しいただくためのトライアル導入キャンペーンを行います。トライアル価格で提供し、2017年度中に10社への導入を目指します。

トランスコスモスの事業の原点は、人と技術を「仕組み」で融合することで、価値の高いサービスの提供を実現することです。今後もAI・機械学習などの最新技術と人間の共存共栄を推進していきます。

※トランスコスモスは、トランスコスモス株式会社の日本及びその他の国における登録商標または商標です
※トランスコスモス・アナリティクスは、トランスコスモス・アナリティクス株式会社の日本及びその他の国における登録商標または商標です

※その他、記載されている会社名、製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です

(トランスコスモス・アナリティクス株式会社について)
トランスコスモス・アナリティクスは、調査、分析、運用ノウハウ、データベース技術を融合したKPO(Knowledge Process Outsourcing)サービスを提供し、お客様企業の知的生産活動の効率化と新たな価値創造の実現を支援するためのトランスコスモスの100%子会社として、2012年5月に設立されました。激変するマーケティング環境に柔軟かつスピーディに対応し、お客様企業の収益拡大と顧客満足の最大化を目指しています。

(Communication Science Lab(コミュニケーションサイエンスラボ)について)
Communication Science Labは、AI・ロボティクスなどの先端技術や機械学習・自然言語処理などのデータサイエンスを活用し、消費者と企業のコミュニケーションを総合的に科学することを目的に、デジタル化が進む消費者と企業のコミュニケーション領域に特化した独自の人工知能(AI)や機械学習などの先端技術の研究所として、トランスコスモスが2017年9月に設立しました。Communication Science Labはデジタル時代の次世代コミュニケーションに不可欠なコーパス、ルールベース、アルゴリズムなどの情報資産を蓄積することで、消費者と企業の間の情報の非対称性を解消し、アジア最大の「コミュニケーションデータバンク」になることを目指しています。

(トランスコスモス株式会社について)
トランスコスモスは1966年の創業以来、優れた「人」と最新の「技術力」を融合し、より価値の高いサービスを提供することで、お客様企業の競争力強化に努めて参りました。現在では、お客様企業のビジネスプロセスをコスト削減と売上拡大の両面から支援するサービスを、アジアを中心に世界33カ国・176の拠点で、オペレーショナル・エクセレンスを追求し、提供しています。また、世界規模でのEC市場の拡大にあわせ、お客様企業の優良な商品・サービスを世界49カ国の消費者にお届けするグローバルECワンストップサービスを提供しています。トランスコスモスは事業環境の変化に対応し、デジタル技術の活用でお客様企業の変革を支援する「Global Digital Transformation Partner」を目指しています。(URL: http://www.trans-cosmos.co.jp)

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