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東急電鉄ならびに阪急電鉄は、東京工業大学と協働して「列車内の混雑状況の可視化」に関する実証実験を実施します

PR TIMES / 2022年1月11日 16時45分

東急電鉄株式会社(本社:東京都渋谷区、取締役社長:渡邊 功、以下「東急電鉄」)ならびに阪急電鉄株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:杉山健博、以下「阪急電鉄」)は、国立大学法人東京工業大学(本部:東京都目黒区、学長:益 一哉、以下「東京工業大学」)と協働して、列車内の混雑状況の可視化に関する実証実験(以下「本実証実験」)を2022年1月より実施します。



本実証実験は、東京工業大学環境・社会理工学院の辻本研究室が開発した「列車内の混雑度解析技術」(特許出願中)の精度を検証するもので、列車内の混雑情報を可視化して乗車前のお客さまにリアルタイムで提供することにより、混雑度が低い車両への乗車を促し、できるだけ混雑を避けたいというお客さまのニーズに応えることを目指しております。
本実証実験の概要については以下の通りです。

【本実証実験の概要】
〈イメージ〉 
[画像1: https://prtimes.jp/i/10686/652/resize/d10686-652-2156977e04169bf3bbb3-3.png ]


■列車に乗車されているお客さまが持つスマートフォンのブルートゥース信号(※1)を、駅に設置した「混雑解析装置」で取得し、クラウド上のAIにて混雑状況を解析します。
■AIの解析精度を高めるため、駅のホーム上から「高速度カメラ(※2)」で撮影・測定した混雑状況なども組み合わせて、AIのチューニングを行います。

(※1)・ブルートゥース信号は電波信号強度(RSSI)のみを測定・記録し、端末の特定につながる情報は含まれません。
・ブルートゥース信号を使って解析するため、気象条件に大きく影響されることがなく、安定的かつ精度が高い混雑状況の取得が可能となります(ブルートゥースは、Bluetooth SIG, Inc.の登録商標です)。
(※2)高速度カメラは顔識別機能を有しておらず、解析後のデータにはお客さま個人の特定につながる情報は含まれません。さらに画像データは、東急電鉄と東京工業大学間、阪急電鉄と東京工業大学間でのみ各々取り扱い、第三者がアクセスできない環境の下で、列車内の乗車人数の解析に限定して使用し、解析完了後、速やかに削除します。


【本実証実験の詳細】
■東急電鉄
(1)実施期間
  2022年1月17日(月)~2022年2月28日(月)
(2)設置駅
  田園都市線駒沢大学駅(東京都世田谷区) 上り(渋谷方面)ホーム
(3)設置台数
  「混雑解析装置」「高速度カメラ」各1台
(4)活用検討
<現在の状況>
・スマートフォン向けアプリ「東急線アプリ」の「列車走行位置」画面において、リアルタイム情報として混雑状況を配信していますが、応荷重データがリアルタイムで取得可能な一部路線の東急電鉄所属の一部車両のみ(※)となっており、その他の画面、およびホームページにおいては過去データを分析したものを傾向値として配信しています。
<本実証実験による技術が確立した場合>
・これまで対応できていなかった路線や相互直通運転を実施している他社所属車両の混雑状況もリアルタ
イム情報として配信できることになり、またこのデータを蓄積することで傾向値を定期的に更新することも
可能になります。
・リアルタイム情報は、これから列車にご乗車されるお客さまの混雑した車両を避けたいというニーズ、また傾向値は列車が混雑する時間帯や車両を事前に把握したいというニーズの双方にメリットがあり、より充実したサービスがご提供できます。
(※)現在は、「田園都市線」で応荷重データをリアルタイムで取得可能な一部車両のみ「リアルタイム混雑状況」を配信しています。
       
(参考)現在の配信例と今後期待できること
[画像2: https://prtimes.jp/i/10686/652/resize/d10686-652-6020c12758f0efdae914-2.png ]


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