新しいラストワンマイル配送の仕組み「オープン型ラストワンマイル配送プラットフォーム」を東急線沿線にて開始
PR TIMES / 2022年1月17日 18時45分
~プロロジス、ウィルポートと協業し、地域での効率的な配送網を確立、物流業界の抱える課題解決に貢献~
当社は、物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社)、(以下、「プロロジス」)、および共同配送管理システムと物流サービスを提供するウィルポート株式会社(以下、「ウィルポート」)と協業し、「オープン型ラストワンマイル配送プラットフォーム」(以下、「本サービス」)を構築し、東急線沿線エリアにおいて2022年2月1日から本運用を開始します
近年、ECの急伸とともに、物流業界全体でのドライバー不足、ドライバーの長時間労働が社会問題化しており、コロナ禍以降は、その傾向がより一層顕著となっています。また、トラックドライバーの時間外労働への上限規制が厳格化する「2024年問題」を見据え物流工程の見直しが行われる一方で、配送の担い手不足によるさらなる配送遅延や配送コスト増大も危惧されています。
本サービスは、プロロジスがラストワンマイル拠点(以下、「配送拠点」)の整備・運営ノウハウを提供し、ウィルポートが「共同配送管理システム(以下、「TMS」)」を開発・提供、当社が既存配送拠点および「東急ベル」の配送スタッフ(以下、「ベルキャスト」)による配送を提供するものです。
本サービスで利用するTMSは、ドライバーの空き状況確認や配車に加えて、ドライバーの技能、研修履歴、車両整備状況などを一元管理するクラウドシステムで、各ドライバーの配送状況をリアルタイムに把握し、配送技術を評価(配送品質の見える化)することで、適切かつタイムリーな配車と、配送品質の向上が可能となっています。同システムを活用し、将来的には「個宅向け配送混載モデル」によって、ラストワンマイル圏における配送効率の向上を目指します。
なお、ベルキャストは交通安全教育の徹底や高品質な接客研修など東急ベル独自の研修を受講し、認定を受けた者だけが業務に従事しています。荷物をお届けする機会を、お客さまと玄関先で直接コミュニケーションが図れる重要な場面と捉え、確実に荷物をお届けすることはもちろん、お客さまからのお問合せ・ご要望を承り続けることで、「次もまた東急を」と感じていただけるよう丁寧な接客に取り組んでいます。
当社は、商品購入のチャネルの多様化、特にECの拡大に応じて、配送機能を強化するとともに、荷主企業の意向に応じた返品、試着など、多角的な配送付帯サービスを提供することで、東急線沿線の生活環境のさらなる向上を図ります。
今後、東急線沿線エリアでの実運用をモデルケースに、各地域の配送プロバイダと連携し本サービスを全国へ拡大していく予定です。3社は、協業することで、物流業界全体が抱えるドライバー不足などの課題を解決し、地域での効率的な配送網の確立を目指します。
[画像: https://prtimes.jp/i/10686/653/resize/d10686-653-f0b6fc3fca6b26128553-3.jpg ]
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