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モロッコ王国 タンジェ地域における工業団地事業に関する販売支援について

PR TIMES / 2019年11月8日 14時5分

住友商事株式会社(本社: 東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員CEO:兵頭 誠之、以下「住友商事」)とタンジェ地中海特別庁(本社:モロッコ王国 タンジェ市、監査役会会長:Fouad Brini、以下「TMSA」)は、TMSAが運営する経済特区の販売を住友商事が支援することに合意し、今般、事業開発契約(Business Development Agreement)を締結しました。



モロッコは、安定した政情に加え、豊富で質の高い労働力を有し、欧州・米州・アフリカ・中東市場を結ぶ戦略的立地にあります。特にタンジェ市は、モロッコ最北端の港町で、欧州大陸とはジブラルタル海峡を挟んでわずか14キロメートルの距離に位置し、古くからアフリカと欧州市場を結ぶ玄関口として栄えてきました。また、近年は自動車産業や航空産業の集積が進んでおり、日系製造業もワイヤーハーネスや電動パワーステアリングなどの自動車部品メーカーの進出が相次いでいます。

TMSAはタンジェ近郊で、タンジェ・フリーゾーン、タンジェ・オートモーティブシティー、テトゥアンパーク、テトゥアンショア、タンジェ地中海港に立地するメッドハブロジスティクス・フリーゾーンの計5カ所の経済特区の開発運営を行っています。TMSA傘下の経済特区では、税制の優遇や関税手続きの簡略化がなされます。また、欧州市場に近接していることから、輸出後最長でも1週間以内に欧州に製品を届けることが可能です。

住友商事は、インドネシア、フィリピン、ベトナム、ミャンマー、インド、バングラデシュにおいて、経済特区や工業団地を開発・販売・運営し、豊富な知見を有しています。これまでに蓄積したネットワークやノウハウを生かし、TMSA傘下の経済特区の販売支援を行います。また、モロッコならびにタンジェ地域の投資環境や投資優遇制度などの情報提供窓口としての役割を担います。

TMSAは、タンジェを中心とした地中海沿岸地域で、工業団地や港湾などの開発を行う目的で設立された政府系公社です。TMSAが開発したタンジェMED港は2018年時点で約347万TEU(20フィートコンテナ換算単位)の取扱実績を有し、アフリカ最大のコンテナ港となっています。また6月に開港したMEDII港と合わせると、取扱能力は将来的に約900万TEUを見込み、地中海最大規模に達する計画です。

住友商事とTMSAは、モロッコ王国 タンジェ地域での将来的な合弁方式での経済特区共同開発も視野に置きながら、本契約の締結を契機に製造業のモロッコ進出を働き掛けることで、同国における産業の発展・多角化、雇用創出に貢献すべく連携および協力していきます。


<参考資料>
■TMSA傘下の経済特区 位置図
[画像1: https://prtimes.jp/i/726/663/resize/d726-663-693241-0.png ]



■写真
(タンジェ・オートモーティブシティー)
[画像2: https://prtimes.jp/i/726/663/resize/d726-663-472719-1.jpg ]



(タンジェ・メッド港)
[画像3: https://prtimes.jp/i/726/663/resize/d726-663-431873-2.jpg ]




■住友商事のマテリアリティ(重要課題)
住友商事グループは『社会とともに持続的に成長するための6つのマテリアリティ(重要課題)』を、事業戦略の策定や個々のビジネスの意思決定プロセスにおける重要な要素と位置付け、事業活動を通じて課題を解決することで持続的な成長を図っていきます。本事業は、特に「地域と産業の発展への貢献」、「多様なアクセスの構築」に資する事業です。
[画像4: https://prtimes.jp/i/726/663/resize/d726-663-800542-3.png ]


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