東京国立博物館と凸版印刷、国宝「鳥獣戯画」の新作VRを公開
PR TIMES / 2021年4月12日 12時15分
大画面で絵巻物を繰り広げながら国宝「鳥獣戯画」の魅力を解説するVR作品を製作 特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」とVRの双方を鑑賞可能
独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館(所在地:東京都台東区、館長:銭谷 眞美、以下 東京国立博物館)、独立行政法人国立文化財機構文化財活用センター(所在地:東京都台東区、センター長:旭 充、以下 文化財活用センター)と凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、このたび、栂尾山(とがのおさん) 高山寺(こうさんじ)(所在地:京都市右京区)が所蔵する国宝「鳥獣戯画」を鑑賞するVR作品『鳥獣戯画 超入門!』を製作し、東京国立博物館・東洋館内「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」で2021年4月14日(水)から初公開。2021年4月13日(火)から東京国立博物館にて開催される、特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」とあわせて楽しめます。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=XRyxrgRaTBs ]
[画像1: https://prtimes.jp/i/33034/664/resize/d33034-664-346924-0.jpg ]
本VR作品では、今からおよそ800年前、平安時代の後期から鎌倉時代につくられた国宝「鳥獣戯画」の甲・乙・丙・丁の全4巻のうち、主に甲巻にスポットを当て、最初から最後まで、大画面で絵巻を繰り広げるように流れに沿って、動物たちがいきいきと遊ぶ鳥獣戯画の世界を詳しく、やさしく解説します。
特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」では、VR作品の中で紹介する甲巻を含む全4巻全場面が展示され、VR作品とあわせて鑑賞することで、作品への理解が深まります。
■ VR作品『鳥獣戯画 超入門!』について
国宝 鳥獣戯画は「誰が描いたのか詳しいことはわからない。おそらく、複数の人物が別の時代に描いたのではないか」と考えられています。今もなお、多くの謎に包まれながらも、たくさんの方に親しまれ、愛され続ける鳥獣戯画。本作品ではその魅力を、動物たちの動きや表情に注目して解説します。
【作品のみどころ】
・鳥獣戯画の世界観に惹き込むアニメーション
冒頭では、甲巻に登場する動物たちの様子を臨場感のあるアニメーションで表現。コミカルな動きでいきいきと遊ぶ動物たちの表情に注目してください。
・最初から最後まで、有名な甲巻をじっくり解説
各シーンに登場する動物の細かい動きや表情に焦点を当て、「何が」「どのように」描かれているのか、描かれた当時の文化、風習にも触れながら詳しく紹介します。
・より理解を深められる簡単なクイズも出題
来場者に配布するミュージアムシアターオリジナルうちわを使用し、甲巻にまつわるクイズを出題します。世代を問わず、鳥獣戯画を初めて見る方も楽しんでいただける内容になっています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/33034/664/resize/d33034-664-748573-1.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/33034/664/resize/d33034-664-784485-2.jpg ]
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■ 上演案内
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/33034/table/664_1.jpg ]
■ SNSハッシュタグ投稿でさらにステッカープレゼント
[画像5: https://prtimes.jp/i/33034/664/resize/d33034-664-373439-4.jpg ]
上演終了後、本VR作品の画像をスクリーンに投影し、記念撮影会を実施。撮影した写真や感想などにハッシュタグ「#トーハクでVR鳥獣戯画」または「#FrolickingAnimalsVR 」 をつけてSNSに投稿した方には、ミュージアムシアター限定オリジナルステッカーをプレゼントします。
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/33034/table/664_2.jpg ]
■ 特別展情報
[表3: https://prtimes.jp/data/corp/33034/table/664_3.jpg ]
■ 関連展示情報
[表4: https://prtimes.jp/data/corp/33034/table/664_4.jpg ]
■ 「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」について
「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」は、VRによる文化財の新しい鑑賞方法を体験できる施設です。「バーチャルリアリティで時空を超える」をコンセプトに、東京国立博物館の収蔵品を中心とする文化財デジタルアーカイブをVR技術で可視化。文化財の姿をあざやかに映し出す超高精細4Kプロジェクタ、300インチの迫力ある大きなスクリーン、専属のナビゲーターのライブ上演により、コンピューターが生成する三次元空間の中にいるかのような感覚で文化財を鑑賞できます。文化財の往時の姿の再現や肉眼では鑑賞することが難しい細かなディテールの拡大など、デジタルならではの文化財との新たな出会いと楽しみ方を提供する空間です。
・シアターWEBサイト http://www.toppan-vr.jp/mt/
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