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鉱山機械の予知保全システムの開発を手掛けるRelialytics社への出資について

PR TIMES / 2019年12月25日 12時5分

住友商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員 CEO:兵頭 誠之、以下「住友商事」)は、AIを使った鉱山機械の予知保全(注)システムの開発を手掛けるRelialytics(本社:オーストラリア ブリスベン、創業者:Richard Marshall・Gerard Wood、以下「Relialytics社」)に出資しました。



鉱山開発は、採掘年数の経過により品位の低下や掘削工程の複雑化が進み、開発コストが増大する傾向にあります。鉱山で稼働する多数の鉱山機械の不具合を事前に検知し、適切なメンテナンスを行うことは、開発コストの削減や生産量の拡大、機械部品の寿命などに大きく影響します。近年、採掘オペレーションの自動化や最適化が進む一方で、鉱山機械のメンテナンス分野においては熟練工の勘と経験に頼ることが多く、データやAIを活用したメンテナンスプロセスの可視化・最適化が求められています。

Relialytics社は、鉱山機械の潤滑油から取得したデータをAIで解析し、機械の不調や故障の予兆を検知することで、最適なメンテナンス方法を提案するサービス(以下、「本サービス」)を提供しています。本サービスは、全ての鉱山機械に対応可能なことに加え、故障の予兆検知だけでなく具体的な対応を現場に提案できる点が特長です。Relialytics社は、現在、本サービスのソフトウェア開発に取り組んでおり、現場の従業員が運用できるシステムとして販売を目指します。将来的には、潤滑油に限らず、鉱山機械の健康状態を表す温度・振動などのデータも解析し、現場への提案に反映させることでシステムの更なる高度化を図ります。

住友商事とRelialytics社は、住友商事グループのネットワークを活用してRelialytics社のAI・IoTサービスを展開し、鉱山機械のメンテナンスコスト削減や稼働率の向上に貢献します。また、住友商事は、Relialytics社への出資を通じ、AIを活用した次世代新規ビジネスの構築を目指すとともに、既存保有鉱山の操業改善に取り組みます。今後、鉱山周辺分野でのさらなるサービス拡大を通じて、社会インフラ整備に寄与し、経済の発展に貢献していきます。

(注)予知保全:
機械の状態を常に監視し、不具合の予兆を検知することで、タイムリーに対処することができる、無駄のない効率的なメンテナンス方法。


<参考資料>
■Relialytics社 会社概要
会社名 :Relialytics
設立 :2017年
事業内容 :鉱山機械の予知保全システムの開発・販売
主要株主 :Bluefield、Endellion
URL   :https://relialytics.com.au/
LinkedIn :https://www.linkedin.com/company/relialytics/


■住友商事のマテリアリティ(重要課題)
住友商事グループは『社会とともに持続的に成長するための6つのマテリアリティ(重要課題)』を、事業戦略の策定や個々のビジネスの意思決定プロセスにおける重要な要素と位置付け、事業活動を通じて課題を解決することで持続的な成長を図っていきます。本事業は、特に「地域と産業の発展への貢献」、「多様なアクセスの構築」に資する事業です。
[画像: https://prtimes.jp/i/726/674/resize/d726-674-560436-0.png ]


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