開港時代と現代ふたつの貨物線から港・横浜を辿る。「大洲大作展 黒い窓」を横浜・象の鼻テラスにて開催
PR TIMES / 2020年11月30日 17時45分
地中と空中、開港時代と現代ふたつの貨物線の間にある象の鼻テラス。「車窓」をモチーフに制作を続ける大洲大作が、かつて波止場を行き来した「黒い窓」に、近代から今への連鎖をうつす。
[画像1: https://prtimes.jp/i/13670/700/resize/d13670-700-551315-0.jpg ]
象の鼻テラスでは、コロナ禍で表現発表の機会を失っているアーティストの支援のため、象の鼻テラスのギャラリー壁で展開するギャラリーシリーズ(ZOU-NO-HANA GALLERY SERIES)をスタートさせました。本企画では、横浜を拠点に活動するアーティストを中心に展覧会を開催しています。
第4弾は、写真を表現の軸に活動する美術家の大洲大作(おおず だいさく)による展覧会です。近年取り組んでいる、営為を「車窓」にうつすインスタレーションのシリーズを展開します。
象の鼻テラスがある象の鼻地区は、1859年に開港し交易の舞台となった歴史があり、物流を支える鉄道も整備されていきました。レールや転車台の遺構が今でも残っています。かつての港に思いを馳せ、眼前に広がる風景を、大洲氏の作品を通して見つめます。
関連イベントとして、12月20日には、天野太郎氏(元横浜美術館主席学芸員、横浜市民ギャラリーあざみ野主席学芸員、札幌国際芸術祭2020統括ディレクター)を迎え、本展覧会を紐解くトークイベントを開催。期間中、アーティスト・ボランティアによる作品とともに象の鼻地区の歴史をたどるガイドツアーも予定しています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/13670/700/resize/d13670-700-220667-1.jpg ]
《 L/0 》インスタレーションビュー、2020年、富士の山ビエンナーレ2020/静岡
[画像3: https://prtimes.jp/i/13670/700/resize/d13670-700-364491-2.jpg ]
「写真+列車=映画」インスタレーションビュー《光のシークエンス - Trans / Lines》、2017年、カマタ_ソーコ/東京
【開催概要】
タイトル:ZOU-NO-HANA GALLERY SERIES vol.4 「大洲大作展 黒い窓」
開催期間:2020年12月16日(水)~2021年1月6日(水)
開館時間:10:00-18:00 ※象の鼻テラスの開館時間に準じます。
アーティスト:大洲大作
会場:象の鼻テラス (神奈川県横浜市中区海岸通 1 丁目)
料金:無料
主催: 象の鼻テラス、大洲大作
助成: 公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団
問合せ先:TEL 045-661-0602
詳細WEBページ https://zounohana.com/schedule/detail.php?article_id=1470
【会期中イベント】
■トークイベント
ゲストに天野太郎氏を迎え、本展覧会を紐解くトークイベントを開催します。オンライン配信も予定しています。配信、イベントの詳細はWEBページで随時更新致します。
開催日時: 2020年12月20日(日)16:00-17:00
会場: オンライン/象の鼻テラス(新型コロナウィルス感染症拡大防止対策により席数を限定します。)
登壇者: 大洲大作、天野太郎
■ガイドツアー
作品とともに象の鼻地区の歴史をたどるツアー。アーティスト、ボランティアによりご案内します。開催日時などの詳細はWEBページで随時更新致します。
【アーティストプロフィール】
大洲大作 / Daisaku Oozu
写真を軸に、営為を風景にみる。列車などの車窓にうつろい滲む、営為をうつす光そして影を掬い上げる《光のシークエンス》《L/0》などを制作。大阪市生まれ、横浜市在住。
主な個展に、2019年「大洲大作 未完の螺旋」(京成電鉄 旧·博物館動物園駅/東京)、2016年「Afterglow」(POETIC SCAPE/東京)、2013年「光のシークエンス」(サイギャラリー/大阪)、1996年「浸透圧」(The Third Gallery Aya/大阪)など。主なグループ展に、2018-19年「めがねと旅する美術展」(青森県立美術館・島根県立石見美術館・静岡県立美術館)、2018年「あいちトリエンナーレ×アートラボあいち site&art 02 窓から。」(アートラボあいち/愛知)、2017年「写真+列車=映画」(カマタ_ソーコ/東京)、「ラブラブショー2」(青森県立美術館/青森)、2016年「さいたまトリエンナーレ2016」(さいたま市/埼玉)、「High-light scene」(Gallery PARC/京都)、2012-13年「始発電車を待ちながら」(東京ステーションギャラリー/東京)など。https://www.oozu.info/
【トークゲスト登壇者プロフィール】
天野太郎 / Taro Amano
横浜市民ギャラリーあざみ野主席学芸員。札幌国際芸術祭2020統括ディレクター。多摩美術大学、女子美術大学、国土舘大学、城西国際大学の非常勤講師。美術評論家連盟所属。北海道立近代美術館勤務を経て、1987年の横浜美術館開設準備室より同館で国内外における数々の展覧会企画に携わる。「横浜トリエンナ一レ2005」でキュレーター(2011年、2014年はキュレトリアル・ヘッド)を務めたほか、横浜美術館、横浜市民ギャラリーあざみ野での担当展覧会に、「戦後日本の前衛美術」(1994年)、「ルイーズ・ブルジョワ」(1997年)、「奈良美智I DON'T MIND, IF YOU FORGET ME.」(2001年)、「ノンセクト・ラディカル 現代の写真III」(2004年)、「金氏徹平:溶け出す都市、空白の森」(2009年)、「考えたときには、もうHの前にはない 石川竜一」(2016年)、「新井卓Bright was the Morning一ある明るい朝に」(2017年)、「金川晋吾長い間」(2018年)など多数。
【お問合せ先】
象の鼻テラス 担当:大越
TEL / 045-661-0602
FAX / 045-661-0603
E-mail / info@zounohana.com
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