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メキシコにおけるバイオ殺菌剤の独占開発販売権の取得について

PR TIMES / 2020年6月12日 11時56分

住友商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員 CEO:兵頭誠之、以下「住友商事」)は、当社農薬販売事業会社のSummit Agro Mexico, S.A. de C.V(以下「SAM社」、)を通じ、メキシコの農薬メーカーであるQuimica Agronomica de Mexico. S.DER.L.MI.(キミカ・アグロノミカ・デ・メキシコ、以下「QAM社」)から、新規バイオ殺菌剤の全世界における独占開発販売権(注1)を取得しました。



世界的な人口増加と経済発展を背景に、 2050年の世界の食料需要量は、2010年と比較して約1.7倍になると言われています。穀物生産量を最大化するためには、農作物を病害虫から守る農薬が重要な役割を果たしますが、その中でもバイオ農薬は、生物由来の有効成分を用いた農薬です。環境に対する負荷が低いことを背景に、欧米を中心に普及が進んでおり、市場規模は今後も拡大成長すると予測されています。メキシコでは、特に米国向け輸出用の野菜・果物を栽培する農家を中心に、バイオ農薬の需要が高まっています。

SAM社がQAM社から取得したバイオ殺菌剤は、主に野菜・果物におけるバクテリア病害に対して優れた予防・治療効果があります。今後、2022年のメキシコ国内での販売開始を皮切りに、全世界での開発・普及に取り組み、収益基盤強化を目指します。

住友商事は、1970年代に日系農薬メーカー商品の輸出を皮切りに、40年以上にわたり農薬事業に取り組み、農業の生産性向上・効率化に寄与してきました。現在は、バリューチェーンの川下分野における深化を戦略に掲げ、欧米を中心とした35カ国以上で農薬の輸入販売事業を展開しています。今後は、全世界において販売網の拡大、強化に向けた取り組みを加速します。また、バイオ農薬の取り扱いを増やすことで、多様化する農薬需要に応えるとともに、近年高まる食の安心・安全へのニーズと食料問題の解決に貢献していきます。

※注1 具体的には、安全性評価資料および全世界での製造権、開発・販売権を買収。


<参考資料>
■SAM社 会社概要
社名 : Summit Agro Mexico S.A. de C.V.
本社所在地 : メキシコ合衆国メキシコシティ
代表:Jorge Fernandez
出資構成 : 住友商事グループ100%出資
主要事業 : メキシコ国内における農薬販売
URL : https://summitagromexico.com/


■住友商事のマテリアリティ(重要課題)
住友商事グループは『社会とともに持続的に成長するための6つのマテリアリティ(重要課題)』を、事業戦略の策定や個々のビジネスの意思決定プロセスにおける重要な要素と位置付け、事業活動を通じて課題を解決することで持続的な成長を図っていきます。本事業は、特に「地球環境との共生」、「地域と産業の発展への貢献」および「快適で心躍る暮らしの基盤づくり」に資する事業です。
[画像: https://prtimes.jp/i/726/709/resize/d726-709-950774-0.png ]


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