『4Stars 2017』東京公演開幕！これが、世界クオリティ。

12月28日まで　東京国際フォーラム　ホールC



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12月14日（水）、大阪・梅田芸術劇場で幕を開けた、ミュージカル・ショー『4Stars 2017』は、大好評のうちに大阪公演を終了。12月20日（水）、東京・有楽町の国際フォーラム ホールCにて、東京公演が開幕した。

『4Stars 2017』は、ブロードウェイをはじめ、世界で活躍するトップスター3人──シンシア・エリヴォ、ラミン・カリムルー、シエラ・ボーゲスと、城田優とが共演を果たす、ミュージカル・ショーだ。20日には東京公演に先立ち、プレスコールを実施。ショーから2曲を披露し、出演者4人と演出のサラナ・ラパインが囲み取材に臨んだ。
今回のショーのテーマは、「愛を探求する旅」。演出のサラナは、「いかにして困難なときにでも愛というスピリットを失わずにいられるか」というアメリカの作家の言葉にインスパイアされたという。いろいろな作品の楽曲を使い、そのうえでひとつのストーリーを展開させていく。

プレスコールでは、出演者4人が『塔の上のラプンツェル』から「輝く未来」、『マイ・フェア・レディ』から「踊り明かそう」を歌唱。シエラの透き通るようなソプラノの歌いだしが、『4Stars』が戻ってきたことを雄弁に語っている。そこに、シンシアの繊細だけれど意志のある歌声、ラミンの朗々とした歌声、城田のセクシーでツヤのある歌声が重なりあい、会場を幸福感で包んだ。わずか2曲だったが、今回の『4Stars』が、前回の公演とはまた別の作品であることを知らしめるには充分の、クオリティの高いパフォーマンスだった。

引き続いて行われた会見では、東京公演の意気込みを聞かれ、城田は、「大阪公演は緊張していたんですけど、3人のポジティブな力に助けられて、久しぶりに舞台の上で楽しいなと思いました。世界トップの3人の歌声をひとりでも多くの人に聞いてほしいという思いでいっぱいです。僕自身はいつも舞台をやっているときはメンタルが弱くなるのですが、今はすごく楽しんでいます。（4年前に比べて）ムダなプレッシャーがなくなりました」とコメント。また、4年前の公演時からシエラがいつも口にしている、「証明するのではなくて、ただ共有すればいい」という言葉が、とても大きな力になっているという。

ラミンは、「とてもエキサイトしている。東京は大好きなので戻って来られてうれしい」とにっこり。大阪から東京への移動後、1日半のフリータイムには、六本木ヒルズで散歩をしたり、ディナーを楽しんだりしたそうだ。「あ、ジムにも行ったよ」と言うと、城田から「毎日、行ってます（笑）」とすかさず突っ込みが入った。

「私もエキサイティングよ」と語るシエラは、城田のホスピタリティについても触れ、「優さんは私たちのことを家族のようにケアしてくれる。お兄さん的存在」と、全幅の信頼を寄せていることを明かした。

急きょ出演が決まったシンシアは、彼女がブロードウェイデビューを飾ったミュージカル『カラー・パープル』で、2016年のトニー賞主演女優賞を獲得した新星だ。演出のサラナは、「『カラー・パープル』のシンシアは本当にすばらしかった。今回、彼女と私は初参加になるけれど、シンシアの芝居や歌は今回のテーマにもとてもマッチするし、前回から出演している3人との素敵なデュエットやカルテットが作れるように意識したわ」と語る。

シンシアは今回が初来日となる。東京で楽しみにしていることを問われ、「何もかも楽しみでひとつにはしぼれないわ。東京公演にどんなお客様がいらっしゃるのかわくわくするし、靴が大好きなのでスニーカーも買いに行きたいわ」。実はシンシアは、前日に購入した靴を履いて、プレスコールに登場するほどの靴好き。プレスコールの後、夜の公演までの時間に、城田がまた別のシューズショップに案内するのだという。

大阪公演時はほぼすべての食事を一緒に摂っていたという4人。息の合っている様子は、会見の短いやりとりからも伺い知れた。

今回、通訳役としても大活躍の城田だが、「誤解されがちですが、英語はもともとしゃべれません。皆さんと同じように、中学校で英語の教科書を開いたときに初めて英語と触れ合い、その後は独学です。発音と歌詞を覚えるのは大変で、何度もつまづきましたよ」と、英語で歌うことの苦労を語っていた。
「いろいろな言語が出てきますが、劇場に来ていただければ、言葉なんて関係ないことが体感できるはず。日本ではとてもレアな公演です。まだ迷っている方はチケットを購入した方がいいですし(笑)、すでにチケットを購入している方はすばらしい2017年の締めくくりを迎えられると思います。ぜひお楽しみに。一緒に盛り上がりましょう」（城田）

東京公演は、12月28日(木)まで。
4人の歌声がついに東京で響き渡る希少な機会をお見逃しなく。

文：長谷川あや
舞台写真：森好弘
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【公演概要】
演出　サラナ・ラパイン　Sarna Lapine　
出演　(アルファベット順　alphabetical)　
　　　シンシア・エリヴォ　Cynthia Erivo　
　　　ラミン・カリムルー　Ramin Karimloo　
　　　シエラ・ボーゲス　　Sierra Boggess　
城田優　Yu Shirota

ダンサー（五十音順）　大村俊介（SHUN）、前田純枝、三井聡、矢野祐子　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

●公演スケジュール
【大阪公演】2017年12月14日（木）～12月17日（日）※全公演終了しました。　
　　　　　 梅田芸術劇場　メインホール
【東京公演】2017年12月20日（水）～12月28日（木）
東京国際フォーラム　ホールC
●当日券あり
●お問い合わせ（10：00～18：00）
梅田芸術劇場【東京】0570-077-039

◆公式HP　http://4stars2017.com　◆公式ツイッター　@4Stars_2017
◆公式インスタグラム　@4Stars_2017
【東京公演主催】キョードー東京・テレビ朝日・ワタナベエンターテインメント・梅田芸術劇場
【大阪公演主催】朝日放送・ワタナベエンターテインメント・梅田芸術劇場
【企画・制作】　梅田芸術劇場

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