ATELIER MUJI 『コンポジション - モノが持つルール - 』展開催のお知らせ
PR TIMES / 2018年3月5日 16時1分
ATELIER MUJI (東京都:無印良品 有楽町内) は、2018年4月20日 (金)~2018年6月 24日 (日) まで、『コンポジション‐モノが持つルール ‐』展を開催いたします。
[画像: https://prtimes.jp/i/987/882/resize/d987-882-662459-0.jpg ]
想像と創造とかたち
ひとが持つ力のひとつに、想像力があります。
さらに、創造力が加わると、それがかたちになります。
本展は、クリエイターと一緒に、
ものを考えること、ものをつくること、またそれがある空間と時間を通して、
私たちに宿る創造の可能性をみんなで更新してみよう、という展覧会です。
美術家が作る指示書という作品組み立て説明書には、
無印良品が開発、製造、販売している商品の用途とかけ離れた「こと」が書かれています。
指示書というルールに従って「もの」である商品を素材として作品を作ってみると、作り手によってそのかたちはまちまちになりそうです。
想像と創造がかたちになるとき、
自分も知らない自分に、ものを通して出会えるかもしれません。
ATELIER MUJI
つくるということ
私は作品と呼ばれるものをつくっています。さて、ここでいう作品とはなんなのか。答えようとするとちょっと困ります。特に私は既製品をそのまま拝借して、組み合わせたり、並べたりして別のものに仕立てているので、説明するのが難しいのです。敢えて言うと、つくることをつくっている(つくろうとしている)ということになるでしょうか。ひょっとすると、「ものを見ることについての実験をしている」のかもしれません。
私は作品をつくった後に必ず指示書(組み立て説明書)を残します。作品をつくる時に私が大事にしていることは、目の前にある「もの」ではありません。ものに込められた人間の創意工夫———「こと」です。ものの持つ色や形、量感や質感、雰囲気から、それを感じることができたら素敵です。指示書には、私のものつくりに対するそんな思いも書きとめられています。
この展示では、私がつくった作品(もの)とその指示書(こと)を同じ空間に置きます。そこから見えるものは、私たちがものに対して何気なくやってしまう行為、ちょっとした態度だろうと思います。私たちは、何気ないことからものを育み、ちょっとしたことでものを活かしています。つくるということはそういうことなのだと思っています。
冨井大裕
【基本情報】
会場|無印良品 有楽町 2F ATELIER MUJI
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-8-3 インフォス有楽町 無印良品 有楽町2F
会期|2018年4月20日(金)~6月24日(日) (全66日間)
開場時間|10:00 - 21:00 (入場無料)
お問合せ|http://www.muji.com/jp/events/ateliermuji/
主催|無印良品
企画協力|冨井大裕
会場設計|HIGURE 17-15 cas
グラフィックデザイン| 川村格夫(ten pieces)
協力|ユミコチバアソシエイツ
企画・運営|株式会社良品計画 生活雑貨部 企画デザイン室・無印良品 有楽町 ATELIER MUJI
【作家について】
冨井大裕(とみいもとひろ)
既製品に最小限の手を加えることで、それらを固定された意味から解放し、色や形をそなえた造形要素として、「彫刻」のあらたな可能性を模索する。
Twitterにて毎日発表される「今日の彫刻」などと併せ、既存の展示空間や制度を批評的に考察する活動でも注目を集める。
【関連イベント】
オープニングトーク「作品と本をめぐる話 — イメージを束ねる」
本展の出展作家と作家の作品集を出版した編集者が作品と本の関係を語ります。イメージをバインディングする(束ねる)こととは。
日時:2018年4月20日 (金) 19:00~20:30 (受付は開始の30分前から)
会場:無印良品 有楽町 3F Open MUJI
定員:40名様 (要事前予約) 参加費:無料
登壇者:佐久間磨、冨井大裕
佐久間磨(さくまおさむ)
書籍などのプロダクト企画や、エキシビション/イベント企画、出版物編集。さまざまなアートフォームを創造の初期衝動に立ち返り、既成の枠にとらわれない形と方法で現化することを目的にRondadeを設立。
※3/19 10:00~ ATELIER MUJI公式サイトより募集開始します。
トークイベント「展覧会ができるまで︎」
本展の出展作家、会場構成や技術サポート、グラフィックデザイナーの3名が展覧会ができるまでの表や裏を語ります。
日時:2018年5月28日 (月) 19:00~20:30 (受付は開始の30分前から)
会場:無印良品 有楽町 3F Open MUJI
定員:40名様 (要事前予約) 参加費:無料
登壇者:有元利彦、川村格夫、冨井大裕
有元利彦(ありもととしひこ)(HIGURE 17-15 cas代表)
東京生まれ。国内外の現代美術作品の展示・設営に携わる。従来とは異なるアプローチが望まれる現代美術作品の調査やドキュメンテーションの取り組みにも力を入れる。保存修復、マニュアル作成など保存・再展示をテーマとする様々なプロジェクトに関わる。
川村格夫(かわむらただお)(ten pieces)
大学卒業後、デザイナーとして活動しながら、2010~2011年には埼玉県北本市の臨時職員として市役所内外のデザイン業務を担当。2015年~2016年には文化庁在外研修制度を利用し米国ニューヨークで研修に従事。現在横浜市在住。
※4/30 10:00~ ATELIER MUJI公式サイトより募集開始します。
イベントの申し込み、詳細については、ATELIER MUJI公式サイトをご覧ください。
ATELIER MUJI公式Webサイト|http://www.muji.com/jp/events/ateliermuji/
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