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日本のアマチュア男声合唱団としては異例のNYカー ネギーホール公演。2,800名の拍手喝采。

PR TIMES / 2018年6月11日 10時1分



アメリカ・ニューヨークのマンハッタンの中心部にあるカーネギーホールで、6月8日 (日本時間=6月9日)、日本のアマチュア男声合唱団「六本木男声合唱団 ZIG-ZAG」 がアマチュアとしては異例の公演を行った。この男声合唱団は、1999 年に立ち上げた 合唱団を母体とし、2016 年に同名として活動をしている。団長は、昨年秋、芸術文化 への功労が認められ、旭日小綬章を受章した作曲家 三枝成彰氏(1942年7月8日生 まれ)。現在は 20 代から 80 代の約 100 名のメンバーで構成されている。日本国内での 定期演奏会だけでなく、その活動は世界規模で行っており、ウィーン、ベルリン、ハバ ナ、モナコ、パリ、ミラノ、バチカンなどでも実績を重ねてきた。今回、演奏した内容 は「最後の手紙―The Last Message」。本作品は、ドイツの編集者が第二次世界大戦後、 戦死した兵士の本当の声を世界に伝えたいとの思いから、兵士が残した手紙を集め 1961 年に出版された「人間の声」という書籍を元に、高橋健二氏翻訳、2009 年に他界した コピーライター眞木準氏らによってその中から、12 ヶ国 13 通の手紙をまとめ、三枝成 彰が作曲した男声合唱曲集である。2010 年六本木男性合唱団倶楽部 10 周年記念公演(於 サントリーホール)が初演。人間として切ない希望と絶望の声で綴られた兵士たちの声。 戦争がいかに残酷で、家族、恋人、自然をも破壊することが言葉にあふれ、重厚で訴え かけてくるような曲調を、フルオーケストラが演奏した。(指揮 大友直人・演奏 東京 フィルハーモニー交響楽団)

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団長の三枝成彰は終演後、「うちの合唱団が始まって、20年近くなるんですけど、カーネギーホールで歌いたいという夢を初めて実現したということは、本人たちが一番感動しているんじゃないかと思います。」と興奮冷めやらぬ様子で語った。今後公演を行いたい都市はという問いには「やっぱり中国の北京ですとか、平壌、ソウルですね。」と意欲的。

思いが詰まった演奏と、ステージ後方に映し出された歌詞(英語、日本語)に、来場した駐米各国大使も何か大きなものを感じたに違いない。それぞれの手紙に詰まった、時に絶望的、特に温かな愛に溢れた思いに、来場者が息を飲む様子が伝わってきた。会場には「戦争を二度と起こしてはならないという」シンプルな願いが満ち溢れ、満席となった2800名の心に響いた。なお「六本木男声合唱団 ZIG-ZAG」は 来月 7 月 18 日にサントリーホール(東京都港区)で凱旋公演を控えている。

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