1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

JTB、MRT、福山市が医療人材のマッチング(実証事業)を開始 

PR TIMES / 2022年7月11日 21時40分

MRT 株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小川智也、以下 MRT)と株式会社 JTB (本社:東京都品川区、代表取締役 社長執行役員:山北 栄二郎、以下 JTB)は、地域の医師・医療従事者不足解消を目的に、包括的業務提携契約を締結し、民間企業の持つノウハウやネットワークを生かして自治体等と医療に関わる人材のマッチングを行います。
今回、広島県福山市から医療版ワーケーション(福山モデル)の試行実施業務を受注し,より円滑に事業を推進するため、3者で連携し、医療提供体制の一助として地域医療を支えます。



[画像1: https://prtimes.jp/i/31978/895/resize/d31978-895-69fb129429f39d1613bb-2.png ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/31978/895/resize/d31978-895-c415e6491e7fa6b83439-1.png ]


新型コロナウイルス感染拡大により、企業や学校などではテレワークなどデジタルを活用した新たな働き方が加速しました。働きながら余暇を楽しむワーケーションや、一か所にとどまらず多拠点で働くワークスタイルを確立する人も増えています。一方で医療現場においては、このようなワークスタイルが取り入れにくく、厚生労働省が発表した「令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると医師の約3割が東名阪を中心とした都市部に集中しています。さらに、新型コロナウイルス感染拡大によるコロナ感染患者の対応と、通常診療の継続で地方都市の医師不足が深刻化しています。

MRTとJTBは、こうした医師不足の解消に向けて広島県福山市がワーケーションで医療人材を地方に呼び込む「医療版ワーケーション(福山モデル)」に賛同するとともに、民間企業として都市部に在住する医療従事者の「新たな働き方」や「地域医療で活躍できる仕組み」をつくります。そして、地域医療に課題を持っている地方自治体と、働きながら地方都市での余暇も過ごしたい医療従事者のニーズをマッチングすることで、ワーケーションを次なるステージに引き上げます。


【今後目指すこと】

MRTは全国の医療機関に、医療人材プラットフォームを提供し、必要な医療人材の紹介を行っています。JTBは全国に拠点を持ち、地域や観光事業者の課題を解決するお手伝いをしています。両者のネットワークを活用し、新しいワーケーションプログラムを開発・提供することで地域医療の支援体制構築、都市部の医療従事者に地域の魅力を知ってもらうきっかけづくり、それによる関係人口の拡大、さらには移住定住へとつなげ、地域社会へ貢献することをめざします。また、今後季節性のある観光地(夏のビーチリゾートや冬の雪山リゾート等)におけるオーバーツーリズムの対策としても利活用を検討していきます。


【広島県福山市「医療版ワーケーション」】

○福山市におけるこれまでの経緯

 2019年、医療人材の確保に向け、大学院生や民間企業などとの議論を開始。医療版ワーケーションの基礎となるアイデアが提案された。
その後、関係者での議論や準備を重ね、2021年3月に株式会社REGIEとともに医療版ワーケーションを模擬的に実施。(※具体的には、福山市鞆の浦に医師や看護師、医学生などを招き、「今後の医療人材の確保などについて」を議論。)


○MRTとJTBが支援する福山市の試行実施業務「福山モデル」の取組

 2022年ゴールデンウィーク、福山市内の夜間小児診療所における勤務と旅行をセットにした医療版ワーケーションを試行実施。2名の医師が参加。(そのほか、8月にも実施予定)
 今後、福山市の事業に協力する中で、より多くの医療従事者に利用していただくために、情報発信の強化や仕組みの改善などに取り組む。


(市、各社の役割)

福山市https://workation-fukuyama.com/


勤務する医療機関の紹介,関係機関との調整
余暇を楽しむ場所の紹介


福山市は,広島県東部に位置する人口46万人の中核市です。
瀬戸内海に面した沿岸部や市北部の山間部に加え、新幹線のぞみが停車する福山駅を中心とした都市部も広がっています。
また、いち早くワーケーションに着目し、「ワーケーション協力施設」が民間に存在するなど、ワークとバケーションが満喫できる環境が整っています。

MRT株式会社https://medrt.com/


全国医師・看護人材の募集・管理・マッチング等
医療機関(病院・診療所)との折衝・調整


MRTは、多くの医療機関と医療人材をつなぐプラットフォームとして活用され、地域医療貢献やチーム医療支援など、ワンストップサービスとして支援をおこなう医療人材インフラとしての役割を担ってまいります。

株式会社JTB https://www.jtbcorp.jp/jp/


全国の地方自治体との連携・調整
ワーケーション商品開発(旅行商品開発)
販売・宣伝プロモーション(独自ホームページ運営)


JTBは、様々な地域課題の解決を目指して、日本全国の各地域に正対。人流、物流、商流を生み出し、交流を創造することによって地方創生に貢献する「地域交流事業*」を推進しています。今回、新たな働き方改革の推進や働く環境変化への対応として、ワーケーションやテレワークの導入を目指す「企業(組織、産業、ヒト)」と「地域」との最適なマッチングを行い、ツーリズム産業の発展も目指してまいります。

・JTBワーケーション総合情報サイト:https://www.jtbbwt.com/business/woworkation/

*「地域交流事業」は、株式会社JTBの登録商標です。

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください