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ユニセフ「父の日」キャンペーン: ベッカム、ジョコビッチなど世界の著名人が参加【プレスリリース】

PR TIMES / 2017年6月6日 19時57分

乳幼児期の子どもの発達(ECD)の大切さを啓発



[画像1: https://prtimes.jp/i/5176/940/resize/d5176-940-664700-1.jpg ]

【2017年6月6日 ニューヨーク 発】

本日開始するユニセフ(国連児童基金)の新たなキャンペーンに、世界的な著名人が参加することが明らかになりました。参加を表明しているのは、マハーシャラ・アリ、デイビッド・ベッカム、オールブラックス、ダニエル・コーミエ、ノバク・ジョコビッチ、ルイス・ハミルトン、ヒュー・ジャックマン、サチン・テンドルカール、クリス・ワイドマンです。

本キャンペーンは、「父の日」の機会に、父親の役割を改めて強調し、幼い子どもの脳が健やかに成長するには、愛されること、遊ぶこと、守られること、栄養をとることが重要だということを広く知って頂くことを目的としています。

6月の「父の日」は、日本を含め、世界の90カ国以上で祝われています。本キャンペーンでは、世界の多くの国々で親しまれている「父の日」に際し、パパと子どもが一緒に過ごす素敵な時間を切り取った写真や動画を、ハッシュタグ「#EarlyMomentsMatter」をつけて、SNSで投稿することを呼びかけています。日本でも、「パパ、一緒に」をキーワードに、お父さんと子どもが一緒に笑ったり、遊んだりしている写真・動画を、ハッシュタグ「#EarlyMomentsMatter」「#はじめが肝心」をつけて、投稿いただくSNSキャンペーンを、6/18(日)まで開催しています。

キャンペーンを通じて集まった投稿は、6月6日から18日までの間、ユニセフの公式インスタグラム・ツイッターほか、ユニセフ本部の父の日キャンペーン特設サイトでも紹介される予定です。

ユニセフ親善大使のノバク・ジョコビッチは、「一児の父親として、貴重な乳幼児期を過ごす子どもに、笑顔を向け、愛情を注ぎ、ささやかでもポジティブな行動をとることが、どれだけ良い影響を及ぼすかを経験してきました。はじめて親になることは、簡単なことではありません。世界中の父親が直面する多くの課題があります。このキャンペーンは、子どもたちが心から必要とする父親になろうと奮闘する父親たちを、サポートし応援するものです」と述べています。

「父親の支えなくして、私は今日ここにはおらず、そこに疑いの余地はありません。人生のはじめから父は私に、望む限りすべての愛情、教え、適切な食事、ケアを与えてくれました。そのことについて、私は永遠に父に感謝し続けるでしょう」とユニセフのサポーターである、ルイス・ハミルトンは述べます。「私はこのキャンペーンが、私の父のような世界中の父親を称賛し、また、子どもが必要とする父親になるためにサポートを得ようともがいている父親たちの助けになることを望んでいます」

キャンペーンに賛同する著名人の心温まる映像や写真などは、世界中の父親たちの子育ての物語とともに順次紹介される予定です。物語の中には、極めて困難な環境下でも、子どもを育てるために最善を尽くす父親も登場します。


[画像2: https://prtimes.jp/i/5176/940/resize/d5176-940-453919-0.jpg ]

南スーダン難民で、現在ウガンダのビディ・ビディ難民施設で暮らすイドロさんには、3人の娘(13歳、3歳、生後2か月)がいます。2016年7月に、紛争下の南スーダンから避難してきました。幼い娘たちが、健康で、幸せで、安全であるように、出来ることはすべてしています。「娘は『いつおうちに帰れるの?』と私に聞きます。私は娘を抱き寄せ、安心させます。一緒に遊んだり、身体を持ち上げたりします。私の愛情を、彼女は感じ取っているはずです。もし家族に対する務めを果たせなければ、私自身、幸せではありません」とイドロさんは言います。

「人生のはじめの数年は、子どもの脳の成長をつくるために重要で、生涯で一度きりの機会なのです。そして両親は、その過程において最も重要な役割を担っています」と、ユニセフ本部で「ECD世界キャンペーン」を統括するピア・ブリットは述べています。

「父親、母親、そして他の家族が、赤ちゃんや幼い子どもに、より多くの愛情や、遊びの機会、十分な栄養、保護を与えることで、その子どもたちが健康で幸せに暮らし、高い学習能力をもつ機会が、より高まります。紛争や極度の貧困など、精神的に非常に負荷のかかる環境下で生活している幼い子どもたちに、よりよい養育を施すことで、その負担を和らげる役割さえあり、子どもたちが十分に成長する支えとなります」(ブリット)

乳幼児期、特に胎児の頃を含めた人生の最初の1000日に、適切な養育を受けることで、子どもの脳におけるシナプスの結合は活発になり、それは、将来の成功の基盤となります。子どもたちが父親と積極的に交流することで、精神面の健康、自己肯定感、そして人生への満足度が長期的に向上することが、研究によって明らかになっています。

「私たちは、幼い子どもたちとの貴重な時間を父親と母親から奪っている、雇用上や社会的な障壁を克服しなければなりません。民間企業と政府がコミュニティ内で協働し、幼い子どもを持つ両親や養育者に対し、子どもたちが人生の最良のスタートをきるために必要な、時間、資源、情報を提供することが重要です」(ブリット)

本キャンペーンは、乳幼児期の子どもの発達(Early Childhood Development - ECD)の大切さを訴えるユニセフの世界キャンペーン(#はじめが肝心)の一環として展開されます。ECDキャンペーンは、乳幼児期の子どもを取り巻く環境や経験が、その子どもの将来、幸福、学習能力、そして、大人になった時の収入にどのように影響を与えるかについてさらなる理解を促すことを目的にしています。

本キャンペーンを通じて投稿されたすべての写真と映像は、ユニセフ本部の特設サイトで紹介されます。その中から、”最も心温まる”、”最もユーモラスな”、”最も想像力に富んだ”投稿が選出され、ユニセフの公式SNSなどで紹介される予定です。

* * *

■日本での「パパ、一緒に」SNSキャンペーンの詳細は、日本ユニセフ協会特設サイトをご覧ください。ECDにおけるユニセフの取り組みもご覧いただけます。
http://www.unicef.or.jp/ecd/father.html

■ユニセフ本部の父の日キャンペーン特設サイトは、 http://superdads.hscampaigns.com/ からご覧いただけます。

* * *

■本信はユニセフ本部が発信した情報をもとに、日本ユニセフ協会が編集・翻訳したものです。本信の原文は、 https://www.unicef.org/media/media_96148.html からご覧いただけます。

■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する34の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国34の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)



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