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AWSとSlack 企業向け統合ツールの共同提供に向けて連携

PR TIMES / 2020年6月11日 12時14分

SlackがAWSの利用を拡大することで、より密接に統合された企業レベルのツールを提供



(シアトル・サンフランシスコ発、2020年6月4日発表) Amazon.com, Inc.(NASDAQ:AMZN)の関連会社であるAmazon Web Services, Inc.(以下AWS)とSlack Technologies, Inc.(NYSE:WORK)(以下Slack)は、企業内のコラボレーションを強化するソリューションの提供に向け、戦略的パートナーとして、新たな複数年契約を発表しました。両社は本連携を通じて、分散型開発チームがコミュニケーションを図り、より効率的かつ俊敏にSlack内からAWSリソースを管理できるよう支援します。Slackは、「Slack Calls」で提供する音声通話と動画通話に関する全機能を、会議、チャット、ビジネス通話を可能にするAWSの通信サービス「Amazon Chime」へ移行します。さらにSlackは、AWSのグローバルインフラストラクチャを活用することで、企業のお客様によるプラットフォームの迅速な導入が可能となるほか、データの保存を行う国や地域の選択肢を提供することで、お客様のコンプライアンス要件の準拠を支援します。今後もSlackは、AWSをクラウドプロバイダーとして優先的に活用し、ストレージ、コンピューティング、データベース、セキュリティ、分析、機械学習などの一連のAWSサービスを通じ、新たな連携機能を開発します。AWSでは、Slackを活用することで、AWSのチーム間のコミュニケーションやコラボレーションの効率化を図ります。

企業のお客様は、Slackのチャンネルベースのメッセージングソリューションと、AWSの実績あるインフラストラクチャやセキュリティサービスを併用することで、セキュリティ、信頼性、拡張性に優れたコミュニケーションを実現できます。さらに両社は、製品間の連携機能を拡大し、相互運用性を深めることで、お客様の開発チームをサポートするとともに、SlackチャンネルとAmazon Chimeのチャットルーム上において、より柔軟なAWSのリソース管理を可能にします。対象となる連携機能は、以下の通りです。

Amazon Chimeインフラストラクチャ+Slack Calls:Amazon ChimeのSDK(ソフトウェア開発キット)により、Slack Callsの音声、動画、画面共有といった既存機能を強化します。またSlackは今後、Amazon Chimeが提供するリアルタイムのコミュニケーションを通じて、ユーザーに対して高品質で信頼性の高いサービスを提供しつつ、自社の統合型コミュニケーションインフラストラクチャの維持に関わるコストの削減と複雑性を解消します。

AWS Key Management Service+Slack Enterprise Key Management(EKM):SlackのEKMは、暗号鍵の配布と管理に対応したAWS Key Management Serviceなど、AWSの実績あるセキュリティサービスを活用します。EKMは、セキュリティを重視する業界や規制の厳しい業界の企業がSlack内で自社データの可視性とコントロールの向上を図るために開発され、現在90社以上の企業が、本ソリューションによって自社の暗号鍵を管理しています。SlackのWorkflow Builderオートメーションツール向けEKMなどの強化機能は、先月に提供を開始しています。

AWS Chatbot+Slack:AWS Chatbotは、チャットルームからAWSのリソースを簡単にモニタリングおよび操作できるようにするインタラクティブエージェントサービスです。このサービスを通じて、開発チームは最新の状態を維持したままコラボレーションが可能になるだけでなく、アプリケーションの運用イベント、セキュリティ検出結果、ワークフローの確認など、それ以外にもAWSアカウントで実行中のアプリケーションのアラートに対して、より迅速に対応できるようになります。一般提供を開始したばかりのAWS Chatbotですが、すでに世界中で多数の開発チームに使用されており、アプリケーション開発プロセスの向上に役立っています。AWS Chatbotは今後、175以上のAWSサービスと連携が可能となります。これにより、開発者はSlackから離れることなくチームとのコラボレーションを行い、クラウドベースのあらゆるサービスを管理できるようになります。

Amazon AppFlow+Slack:Amazon AppFlowとSlackの新たな連携機能により、Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)やAmazon RedshiftなどのAWSサービスとSlackの間で、安全にデータを転送できることにより、ヘルプデスクのリクエストから顧客エンゲージメントのトレンド分析や感情データの測定といった各種タスクを簡素化できます。AWSとSlackは今後数カ月間でこの機能を強化し、企業のお客様が、単一のフローを通じて複数のSlackチャンネルとAWSサービスの間で、双方向のデータ転送を可能にします。

SlackのCEO兼共同創設者であるStewart Butterfield氏は、次のように述べています。「クラウドサービスとワークストリームコラボレーションツールの組み合わせは、エンタープライズソフトウェアの未来を支える原動力になるはずです。AWSの戦略的なパートナーになることで、両社とも需要に応じて規模を拡大しつつ、企業向けツールをお客様に対して提供できます。SlackのチャンネルベースのメッセージングプラットフォームとAWSサービスとの連携によって、企業の開発チームはクラウドインフラストラクチャのプロジェクトをシームレスかつ容易に管理し、Slackから一切離れることなくクラウドベースのサービスを起動できます。」

AWSのCEOであるAndy Jassyは、次のように述べています。「AWSとSlackの連携により、開発チームは各種アプリケーションを通じ、フロントエンドのコラボレーションとイノベーションを迅速に実現しつつ、バックエンドのクラウドインフラストラクチャを効率的に管理できます。AWSのお客様は、AWSリソースをより確実に管理する新たな手段を得られることにより、広範かつ充実したクラウドサービス群を使用したコラボレーションを行い、より多くのアプリケーションを開発できるようになります。Slackとの協業を通じ、お客様のクラウド環境におけるイノベーションをサポートする手段を拡大できる日を心待ちにしています。」


Slackについて
Slack はチャンネルをベースとしたメッセージプラットフォームの先駆者です。これまでのビジネスコミュニケーションのあり方を大きく変えてきました。今や何百ものユーザー企業の皆さまが Slack を使ってチームの目指す方向を揃え、使うシステムを 一カ所にまとめ、ビジネスを前に進めています。安全かつ世界規模の企業に対応できるエンタープライズ級の環境を提供できるのは Slack だけです。たくさんのビジネステクノロジーが存在するなかで、Slack はまったく新しいレイヤーだと言えます。「一緒に働く」がより効率的になり、使っているすべてのソフトウェアツールやサービスを一カ所にまとめられ、必要な情報が簡単に見つかる場所。つまり Slack は仕事の中心なのです。Slackの詳細については以下のURLをご参照ください。https://slack.com/

アマゾン ウェブ サービスについて
アマゾン ウェブ サービス(AWS)は約14年にわたり、世界で最も包括的かつ幅広く採用されたクラウドプラットフォームになっています。AWSは、コンピューティング、ストレージ、データベース、ネットワーキング、分析、ロボット工学、機械学習および人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、モバイル、セキュリティ、ハイブリッド、仮想現実(VR)および拡張現実(AR)、メディア、ならびにアプリケーション開発、展開および管理に関する175種類以上のフル機能のサービスを提供しています。AWSのサービスは、24のリージョンにある76のアベイラビリティーゾーン(AZ)でご利用いただけます。これに加え、インドネシア、日本、スペインを含む3つのリージョンにおける9つのAZの開設計画を発表しています。AWSのサービスは、アジリティを高めながら同時にコストを削減できるインフラエンジンとして、急速に成長しているスタートアップや大手企業、有数の政府機関を含む数百万以上のアクティブなお客様から信頼を獲得しています。AWSの詳細については以下のURLをご参照ください。https://aws.amazon.com/

Amazon.comについて
Amazonは4つの理念を指針としています。競合他社ではなくお客様を起点にすること、創造への情熱、優れた運営へのこだわり、そして長期的な発想です。カスタマーレビュー、1-Click注文、パーソナライズされたおすすめ商品機能、Amazonプライム、フルフィルメントby Amazon(FBA)、アマゾンウェブサービス(AWS)、Kindle ダイレクト・パブリッシング、Kindle、Fire タブレット、Fire TV、Amazon Echo、Alexaなどは、Amazonが先駆けて提供している商品やサービスです。

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