平成26年度科学技術分野の文部科学大臣表彰において科学技術賞(開発部門)を受賞

PR TIMES / 2014年4月11日 10時48分



パナソニック株式会社では「柔軟性を有する結晶性グラファイトシートの開発」で2名が平成26年度科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞(開発部門)を受賞しました。受賞内容は以下のとおりです。

【受賞内容】
テーマ:柔軟性を有する結晶性グラファイトシートの開発

受賞者:
西木 直巳(にしき なおみ)
モノづくり本部 生産技術開発センター
生産技術研究所 チームリーダー

久保 和彦(くぼ かずひこ)
オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社
回路部品事業部 チームリーダー

開発内容:
大面積で銅の2倍以上の熱伝導率を有するグラファイトシートの作製に世界で初めて成功しました。
本開発により局所的に発生した熱を効果的に拡散することができる熱対策部材を実用化し、小型モバイル機器の高性能化、軽量化、薄型化に寄与しています。

[プレスリリース]
▼平成26年度科学技術分野の文部科学大臣表彰において科学技術賞(開発部門)を受賞(2014年4月9日)
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/2014/04/jn140409-3/jn140409-3.html

[商品情報]
▼PGSグラファイトシート
http://industrial.panasonic.com/www-cgi/jvcr13pz.cgi?J+PZ+2+AYA0002+0+4+JP

【開発の背景】

電子機器の高機能・高性能、高集積化が進むのに伴い、機器内部の電子部品から発生する熱が大きな課題となり、その対策として特に小型モバイル機器では軽くて薄く、高い熱伝導性を有する放熱部材が求められていました。

【開発技術の内容】

本開発では、特定の高分子フィルムを3,000度で熱処理し、炭素原子だけを再結晶化させることで、大面積で銅の2倍以上の熱伝導率を有するグラファイトシートの作製に世界で初めて成功しました。また、再結晶化時点では堅く脆いグラファイトシートを、炭素原子の結晶配向性を保ったまま柔軟化する工法を確立しました。さらに、有機フィルムを用いたラミネート構造により、柔軟性、熱伝導性を維持したままグラファイトシートの絶縁性と強度を確保しました。

【開発技術の成果】

本開発により、空間的制約の厳しい機器内での使用に適し、高い熱伝導性により局所的に発生した熱を効果的に拡散することができる熱対策部材の実用化に成功しました。
本成果は、スマートフォン、タブレット端末をはじめとする小型モバイル機器の熱対策部材として広く使用され、機器の高性能化、軽量化、薄型化に寄与しています。

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