スペシャルインタビュー■「スターらしくないスター」デリック・ローズ・・・WOWOWでNBA絶賛放送中!

PR TIMES / 2012年3月30日 9時30分

 取材裏話をしよう。NBAでは、各試合前、試合後それぞれ45分間、報道陣に対してロッカールームが解放される。我々はそこで話を聞きたいプレーヤーをつかまえ、取材することを許されている。しかし試合後はほとんど、その日のゲームに関しての囲み取材になってしまうので、もう少しバラエティに富んだ話を聞きたい場合には、試合前の時間を狙っていく。しかし、実はそれでも、チームの看板スター相手には難しいことが多い。ずっと以前からの暗黙の了解といおうか、不文律といおうか―――エース級のプレーヤーたちは試合前にはロッカールームに出てこないことが多く、また出てきても「試合後しか話さない」と断られてしまうことがほとんどなのだ。
 だが、ローズは違う。ローズだけは、試合前だろうが、試合後だろうが気にせず、自身の状況が可能なら、気さくに取材に対応してくれる。もちろん、チームの方針もあるだろうが、これは本当になかなかないこと。リーグMVPを受賞しているプレーヤーとは思えないほど素朴で素直、謙虚でシャイな「スターらしくないスター」―――ローズはだから、報道陣の間でも大人気なのである。
 人間としても魅力的なローズはしかし、今季は故障に苦しむシーズン。現在、再び試合を欠場中、プレイオフへ向けて故障を治すことに専念する日々だが、試合に出たくてフラストレーションがたまっているようだ。

Q:今季はロックアウトでシーズンも短縮、そんな中故障がちで多くの試合を欠場と、大変なシーズンだね。

デリック・ローズ:うん。とてもフラストレーションがたまっている。こんなに多くの試合を欠場したことなんて、今までないんだ。僕にとっては慣れていない状況。試合に出られないなんて、本当に大嫌いだ。特にビッグゲームだったら余計に。

Q:右股関節に加えて腰、足の指と、故障も何箇所もあって。

ローズ:ランニングなども控えている。腰が痛いとシュートもままならないし、本当にむずむずする。でも、とにかく故障を治すことが先決だし、「悪化したらもっとプレイできなくなって、もっとフラストレーションがたまるという悪循環になるんだ」て自分に言い聞かせてる。いつ試合に戻れるかは、まだ分からないんだ。

Q:スコアラーでハードノーズ・ディフェンダーのあなたがいないのはチームにとって痛いけど、それでも、あなたがいない間でもブルズは健闘しているね。

ローズ:それがこのチームなんだ。僕たちは、一丸となってプレイしている。チーム・ディフェンスをきっちりやって、ボールを回してみなが得点機会を得る。ワンマン・チームではないから、たとえ僕がいなくても、チームメートたちがそのぶんステップアップしようと頑張ってくれる。だからこそ、プレイオフまでこの故障をひきずって、みんなに迷惑をかけたくないんだよね。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
PR TIMES

トピックスRSS

ランキング