「高速伝送対応高多層基板材料の開発と実用化」で市村産業賞 功績賞を受賞

PR TIMES / 2014年4月22日 9時27分



パナソニック株式会社オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は「高速伝送対応高多層基板材料の開発と実用化」の功績に対し、公益財団法人新技術開発財団より、第46回市村産業賞の功績賞を受賞し、2014年4月18日に贈呈式が行われました。

【受賞内容】
名 称:市村産業賞 功績賞
テーマ:「高速伝送対応高多層基板材料の開発と実用化」
受賞者:
パナソニック株式会社
オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社 電子材料事業部
井上 博晴(技術開発センター)
古森 清孝(電子基材ディビジョン)
藤原 弘明(技術開発センター)

[商品情報]
▼MEGTRON6(PDF:830KB)
http://www3.panasonic.biz/em/pcbm/ja/newproduct/pdf/2013-06/R-5775.pdf
▼MEGTRON4(PDF:771KB)
http://www3.panasonic.biz/em/pcbm/ja/newproduct/pdf/2013-06/R-5725.pdf
▼Halogen-free MEGTRON2(PDF:750KB)
http://www3.panasonic.biz/em/pcbm/ja/newproduct/pdf/2013-06/R-1577.pdf

■開発内容
近年、スマートフォン、タブレットPCといった情報端末やSNS、動画サイトなどの普及により大容量のデータをより高速に処理するニーズが高まっており、高性能なサーバやルータなどの開発が進んでいます。その機器の中枢を担う電子回路基板材料において、パナソニックは大容量、高速伝送に対応し、高多層化が可能な多層基板材料を開発しました。本材料が、データを高速に処理する大型超高速サーバの実用化や、スーパーコンピュータの性能向上に貢献しています。

■パナソニックの取り組み
パナソニックはこの高速伝送対応多層基板材料を「MEGTRON(メグロトン)シリーズ」として、1996年より製造・販売を開始しました。現在は、このMEGTRONシリーズにおいて、比誘電率、誘電正接、耐熱性など特性の異なるMEGTRON6、 MEGTRON4、 Halogen-free MEGTRON2などをラインアップしています。今後、さらなる誘電特性を備えた次期材料の開発を進め、グローバルに販売を強化していきます。

■開発の背景
2000年以降、ブロードバンド回線の普及とインターネットに接続される端末の爆発的増加により、データトラフィック量が激増しました。これに伴いデータセンターでは設置するサーバ数が増加、設置スペースの確保や消費電力増大が新たな課題となり、大容量のデータを高速に処理、伝送が可能な大型サーバの要望が高まり、その実現には高速伝送に対応し高多層化が可能な電子回路基板が不可欠でした。電子回路基板を形成する樹脂材料には次の2点の主要特性を兼ね備えていることが要求されました。
【1】データ伝送速度の高速化に対応できる低誘電正接、低誘電率
【2】配線数の増加や高多層化に対応可能な多層成型性、高ガラス転移温度、低熱膨張率
しかしながら従来材料では誘電特性と多層化や基板サイズの大型化を同時に満足することができませんでした。

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