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中村うさぎ氏、杉山登志郎氏も絶賛! 発達障害の当事者が自らの壮絶な体験を克明に描いた衝撃の「奇跡の物語」

PR TIMES / 2017年1月26日 10時33分



株式会社講談社は、2017年1月26日(木)より、自閉症スペクトラム障害の当事者である著者が、自身の壮絶な体験を克明に描いた自伝風小説『COCORA 自閉症を生きた少女』を出版いたします。

自閉症スペクトラム障害とは、脳の発達段階における障害により、ひとつの物事に強いこだわりを示したり、言外のニュアンスをくみ取るいわゆる「空気を読む」ことが苦手であったり、「こうした言動をすることでそのあとに何が起きるか」といった未来予測ができなかったり、知らない場所を極端に恐れたりするなど、コミュニケーションや社会性欠如、想像力の欠如といった特徴があります。
アスペルガー症候群や注意欠陥・多動性障害(ADHD)などというキーワードでよく知られる、高機能発達障害を指します。
こうした障害は見た目では分からないため、この病気を知らなければ誰にも理解されず、単なる「衝動的でわがままで人の話を聞けないおかしな人」などと周囲から誤解を受けることがあります。
また症状を知っていたとしても、実際に当事者がそのときにどう考え、あるいは感じているのかが分からないので、適切なケアがなされないことも多いのです。
近年、自閉症スペクトラム障害と診断される子どもたちが増えていますが、学校教育の現場ではどのように接するべきかといった確たる方針が定まっていないという現実があります。
こうした中で、自閉症スペクトラム障害を抱える当事者たちは強い劣等感やストレスに晒され、精神疾患を発症したり、自傷行為や拒食症に至る場合も少なくありません。

本作『COCORA 自閉症を生きた少女』(以下、本作)は、自閉症スペクトラム障害を抱える著者が教師や同級生からの壮絶ないじめを受けながらも生きてきた軌跡を辿る、自伝風小説です。
幼い頃から「なんだか変わった子」と言われて育ってきた主人公・心良(ここら)が、小学校入学とともに出会ったのは、理不尽な暴力教師でした。それから、彼女にさまざまな過酷な試練が次々と訪れます。
まだ幼い著者が悪意に晒され続ける衝撃的な描写が続きますが、決してその悲惨さがテーマではありません。障害をキーワードに、ひとりの少女が障害の先にある何かを掴むために、回り道をしながらも成長し続けていくヒューマニズムを描くことにその目的があります。
本作を読むことで、自閉症スペクトラム障害を抱える人間がどのように感じているのか、どのように世界を見ているのかが明確に理解でき、障害を抱える当事者たちが「ふつうの人がふつうにできること」ができない状況で常に戦い続けていることが理解できることでしょう。
もがきながら、戸惑いながら、すべてのものと闘いながら、それでも必死に生きていく少女の姿に、読者の心は強く揺さぶられます。

児童精神医学の第一人者、杉山登志郎氏は、「発達障害と精神的虐待がもたらす多重で複雑な内奥を世界で初めて開示した作品」と本作を高く評価されています。

本書を読まれた作家の中村うさぎさんは、帯に次のような言葉を寄せてくださいました。
「激しい痛みを感じながら夢中で読んだ。アスペルガーという難しい障碍を抱え、イジメや差別、拒絶、侮蔑を浴びながら著者は必死で生きる。誰か愛して、理解して、と叫びながら。ああ、この叫びは知ってる。かつて私もそう叫んだ人間だから」。

自閉症スペクトラム障害の当事者や家族のみならず、親、教師、社会人など、すべての人にさまざまな気付きを与えてくれる作品です。

本作は3部作を予定しており、今回は幼少期から小学校までの時代を綴った『COCORA 自閉症を生きた少女 1 小学校 篇』と、中学から高校までの時代を綴った『COCORA 自閉症を生きた少女 2 思春期 篇』の2冊を同時刊行いたします。
また、電子書籍版は1~2巻ともに2017年1月27日(金)より配信いたします。

なお、電子書籍版は刊行記念キャンペーンとして2017年1月27日の配信開始日より2月9日(木)まで、『COCORA 自閉症を生きた少女 1 小学校 篇』を無料配信(一部書店を除く)いたします。
電子書籍版無料配信キャンペーンと合わせて、ぜひ本作をご紹介くださいますようお願い申し上げます。


●『COCORA 自閉症を生きた少女』製品紹介
[画像1: https://prtimes.jp/i/1719/1229/resize/d1719-1229-912380-3.jpg ]

『COCORA 自閉症を生きた少女 1 小学校 篇』
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062204545
発売日:2017年01月26日
定価:本体1,700円(税別)
ISBN:978-4-06-220454-5
判型:四六
ページ数:376ページ

[画像2: https://prtimes.jp/i/1719/1229/resize/d1719-1229-573175-0.jpg ]

『COCORA 自閉症を生きた少女 2 思春期 篇』
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062204552
発売日:2017年01月26日
定価:本体1,700円(税別)
ISBN:978-4-06-220455-2
判型:四六
ページ数:356ページ


●著者紹介

◎天咲心良(アマサキココラ)
昭和生まれ。幼い頃から「変わった子」と言われて育つ。大人になり高機能広汎性発達障害(自閉症スペクトラム障害)と診断される。
診断後、本の執筆を思いつくが、長らく書くことはなく、その後長期の体調不良に陥ったことをきっかけに、「自分の人生の意義を知りたい」と執筆を開始。
好きな花はアザミ。


●電子書籍版無料配信キャンペーンについて

キャンペーン期間:2017年1月27日(金)~2月9日(木)

上記期間中、各電子書店において『COCORA 自閉症を生きた少女 1 小学校 篇』を1冊まるごと無料で読める無料配信を行います(一部書店を除く)。
詳細は下記の各電子書店Webサイト等でご覧いただけます。
http://bookclub.kodansha.co.jp/store_list

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