大和ハウスグループ8商品がグッドデザイン賞を受賞(ニュースレター)

PR TIMES / 2019年10月2日 13時48分

 大和ハウスグループ3社では、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2019年度グッドデザイン賞」に応募し、「商品化・工業化住宅」、「住宅用建材・建具」、「公共の建築・空間」、「中~大規模集合住宅」、「戸建住宅」の5部門において、8商品が受賞しました。




■ 2019年度グッドデザイン賞受賞商品

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●グッドデザイン賞について
 グッドデザイン賞は、1957年に創設されたグッドデザイン商品選定制度を発端とする日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。これまで約60年にわたって、デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として展開されており、現在受賞件数は約47,000件以上にのぼり、今日では国内外の多くの企業や団体が参加しています。グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、優れたデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。
■グッドデザイン賞公式WEBサイト URL:www.g-mark.org/

■商品化・工業化住宅部門受賞
●「xevoΣ PREMIUM(ジーヴォシグマ プレミアム)」 大和ハウス工業株式会社
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 「xevoΣ PREMIUM」は、「日々の暮らしに充足感を提供する都市の邸宅」をコンセプトに、大開口による開放感とプライバシーの確保を両立しながら、活気と潤いあふれるサスティナブルな街の実現を目指した鉄骨住宅商品です。
 当商品の最大の特徴は、室内天井から軒天井までの素材・デザインに一体感を持たせ、屋内外の連続感を生み出す「グランフルデザイン」です。
 高さ2m72cmの天井まで達する「グランフルサッシ」や「グランフルインテリアドア」などを標準装備し、最大約3.4mの深い軒と合わせることで、開放感ある室内空間を提供します。また、屋内外に伸びる深い軒を通じて、外にも屋内の光や気配が伝わり、家の温もりが街へあふれ出す住まいを表現。
 開放感のあるデザインでも、バルコニーやルーバーは、外からの視線を感じさせない工夫が施されており、周囲からの視線が遮られているため、ゆったりとくつろげます。
 他にも、業界最大級(※2)となる彫りの深さ12mmを実現した、豊かな陰影を生み出すオリジナル外壁「ベルサイクス」(※3)も標準装備し、高級感のある邸宅として造りあげました。
※1. 当社調べ。
※2. 窯業系サイディングにおいて業界最大級。
※3. Belle(知性・優雅さを含めた美しさ)とXii(12)をかけ合わせた造語。
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◎受賞評価コメント
 本作は、高い天井をコンセプトに掲げた人気商品の発展形であるが、軒天と室内天井のレベル・質感を揃え、外部から内部へ、内部から外部への視覚的な連続性をつくりだすことで、住宅とその周辺との緩やかな一体感を演出している。地域の工務店が設計力を付けつつある現在、工業化住宅はどうあるべきかが問われているが、単なるスペックを超え、このような住まいと街とのつながりを意識した商品開発に注力されることを今後も期待したい。」


■住宅用建材・建具部門受賞
●建具「V1サッシ」 大和ハウス工業株式会社・株式会社LIXIL
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 建具「V1サッシ」は、「見付を小さく、見込みを大きく(※4)」をデザイン方針とし、屋内外の一体感による開放感のある空間を生み出す業界最大(※5)サイズの窓ガラスサッシです。
 当商品は、株式会社LIXILとの共同開発で、建具を天井までの高さにすることで、屋内外の天井のつながりを見せることができます。
 そのため境界としてのサッシの存在を消す意匠にもこだわり、枠見付を25%スリム化。4枚建引違窓の引き分け部は、2本の枠を重ねて1本に見せる工夫をしました。見込みは大きくすることで、構造面の強さが増し、かつ防火性能も確保しました。
 また、サッシが大きくなるとガラスの重量も増えるため、戸車にベアリング付戸車(小さな戸車が複数個つながった仕様)を採用することで、開閉に必要な力を最大50%低減できます。
 近年、戸建住宅の一戸当たりの延床面積が減少し続ける中で、開放性の高いゆとりある空間作りを実現したいニーズの高まりや環境の変化に柔軟に対応した商品です。
※4. 見付は、フレーム枠の正面部分を指し、見込みは、フレーム枠の奥行き部分のこと。
※5. 2019年4月当社調べ。
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◎受賞評価コメント
 かつての日本の住宅が持っていた美しい窓辺空間は、近年の経済合理性を追求したアルミ サッシ、そして機能と価格を重視した樹脂サッシによって破壊されたと言っていいと思う。私は美しく高価な木製サッシや、断熱上問題のある特注スチールサッシによって格闘してきたが、あまねく住宅に供給していこうと思えば、やや無理がある。このサッシは、その意味において、大きな住宅メーカー、サッシメーカーがようやくこのような取り組みをしていただいたという観点で非常にありがたいし、継続して美しい住空間を作ることに邁進してもらいたいという意味も含めてグッドデザイン賞とした。


■公共の建築・空間部門受賞
●滞在型都市公園「大阪城公園」 大阪城パークマネジメント株式会社・大和ハウス工業株式会社
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 都市公園「大阪城公園」は、歴史的文化遺産と新しい施設・サービスが点在する周遊エリアです。
 2015年に官民が連携して、世界的観光拠点とするためのPMO事業(※6)を導入しました。
 これまでは、来園者や地元市民が公園内でゆっくりと過ごすための施設が少なく、滞在時間が短い傾向にありました。
 


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 約105haある大阪城公園を活気づけるため、多くの来園者の玄関口となる駅前エリアに飲食店を中心とした商業施設「JO-TERRACE OSAKA」を設置するなど、公園内で「過ごす」空間を創出しました。
 また、多数の文化財が残る歴史公園でもあるため、歴史的建造物である旧陸軍第四師団司令部庁舎の活用では、景観を損なわないようにしながら内外装をリノベーションし、レストランやカフェなどが入居する施設「MIRAIZA OSAKA-JO」として生まれ変わりました。
 他にも様々な施設を園内に点在させ、回遊を楽しませる空間を創ることで、元来からある公園の魅力を発見できるよう整備しました。
※6. 大阪城公園及び公園施設を一体的に管理運営し、新たに施設の整備を行うなど、魅力向上に向けた事業を
  行うこと。

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◎受賞評価コメント
 我々は公園というと、その概念がそもそも輸入品であるからか、ニューヨークのセントラルパークやロンドンのリージェントパークなどの緑豊かで、自然に近づきつつあるものを思い浮かべがちである。一方で、日本の庭園の伝統を振り返れば、そこは一種の自然の模倣のコラージュであり、名勝のイミテーションを集めた、ある種のテーマパークとして捉えることもできるのではなかろうか。そんな視点からこのプロジェクトを見ると、日本ならではの公園のありかたを探っているようにも見え、評価を集めた。


■中~大規模集合住宅部門受賞
●分譲マンション 「イニシア池上」 株式会社コスモスイニシア
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 「イニシア池上」(東京都大田区)は、地上6階建て、総戸数31戸の分譲マンションです。
 本物件は、家族を「個」の集まりとして捉えなおし、玄関につながるリビング・ダイニングと、リビング・ダイニングに面した2つの個室、隣戸側に集約した水回りで住戸を構成。近年、様々な「2人世帯」が増えているため、多様な住まい方を可能にする2人世帯住宅ユニットを提案しました。


【デザインのポイント】
●リビング・ダイニングは、池上本願寺の景色を取り込んだ開放的な空間とし、住まい手が必ず顔を合わせ、来客
 を迎えるセミパブリックなHUB空間として機能
●2つの個室は、住まい手の多様なライフスタイルや家族構成に合わせて用途を変え、住みこなすことが可能
●奥行きのあるバルコニーには全面開放折の掃き出し窓戸を採用。リビングとの床面はフラットとし、柱・梁が住
 戸内にでないアウトフレーム工法(※7)を採用することで広がりと開放感を実現
※7. マンションの住戸の四隅を支える太い柱や梁を住戸の外側に出すことで、室内に柱や梁の出っ張りがなくなり、 部屋の四隅まで有効に使える工法。

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◎受賞評価コメント
 既往の集合住宅の対象家族像としては両親+子供の3~4人からなる核家族が標準とされてきたが、近年の家族形式の多様化によって、ディンクスや父子・母子世帯などの2人世帯が、最も大きな割合を占めるに至っている。この作品では、片廊下型標準階の両端のユニットを2人世帯型として、近年の世帯割合の状況に対応しているが、そのプランも新しい生活様式を反映している。在宅勤務が適する父子・母子家庭や、在宅勤務も含めて各々自立した社会生活を行うディンクス世帯では、社会に直接接続する玄関側には、プライベートな室よりも、よりパブリックな性質を持ち得るリビングが置かれることが適している。その結果リビングは北向きとなるが池上本門寺への景観は魅力があろうし、リビングをハブとして個室で在宅の仕事をする場合には南面した明るい室で日常を過ごすことになり、健全である。新しい生活のリアリティに機敏に反応した集合住宅形式の提案だ。


●タウンハウス 「ザ・ロアハウス吉祥寺」 株式会社コスモスイニシア


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 「ザ・ロアハウス吉祥寺」(東京都武蔵野市)は、地上3階建て、総戸数18戸の共同住宅です。本物件は、「上下階の大小さまざまな空間を組み合わせた立体的な住まいで、スキップフロアやシースルー階段(※8)を設け、個室間には可動間仕切りや可動収納を採用することで、住まい手が場面や用途により自在に変更ができる空間を提案しました。


【デザインのポイント】
●フラット住戸のほか、スキップフロアのあるメゾネット・トリプレット(※9)の住戸で構成され、目線や居場
 所が立体的に変化する住まい
●暮らし方、趣味嗜好が多様に変化する中、可動間仕切りや可動収納といった住まい手が場面や用途により編集可
 能で、住みこなすことのできる居住空間
●共用部では、集合住宅と同様にオートロック、宅配ロッカーを備え、玄関ポーチやサイクルスペースなど住む人
 の生活を感じられる路地状空間を演出
※8. 踏み板とそれを支える骨組みだけで構成されており、段と段の間の蹴込み板がない階段のこと。
※9. 1つの住宅の内部に内階段が設置され、3層にまたがった構成のこと。
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◎受賞評価コメント
 集合住宅を建設することができない旗竿式敷地に、それぞれが接地階に入り口をもつ積層型の長屋にする計画はすでに一般的になっているといってもよく、むしろその中でその利点を生かした計画が望まれているところである。ザ・ロアハウス吉祥寺は、多様なプランの組み合わせや各階の居住空間に二面の開口部が設けられるなど、積層型長屋ならではの利点を十分に生かした構成となっている。また、路地状の空間も生活感の表出や共用としてのしつらえは控えめであるが、複雑な組み合わせに見られがちな設備の露出などよくコントロールされ、整った心地よい空間になっている。


●賃貸マンション・店舗 「ヘキサート六本木」 株式会社コスモスイニシア


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 「ヘキサート六本木」(東京都港区)は、地上7階建て、総戸数15戸+テナント2店舗併用の賃貸住宅です。
 本物件は、「働く、遊ぶ、暮らす、寛ぐ」などの場所が混在し混ざり合う都市の中にたたずむ建築物として、空間づくりのセオリーをゼロから見直したデザインです。集合住宅「らしさ」を極力取り払い、多様なニーズの活動を支える建物として設計しました。また、内観は約2m角のfix窓が整然と並んだ圧倒的な開放感で、間仕切りを可動間仕切りにすることで、自宅の中で仕事場や、小規模な店を開くなどの使い方も可能です。


【デザインのポイント】
●集合住宅の空間構成、機能要素(バルコニー、外部廊下、階段、スケール感など)から、意図せずとも集合住宅
 という存在になりがちなファサードから「らしさ」を排除し、約2m角の窓が整然と並んだ解放感と他にはない
 窓辺空間を創出
●内部プランは間仕切りを可動間仕切りとし、可変性の高いプランとすることで、住宅の中で仕事をする、小規模
 な店を開くなど多様な使い方、すごし方が可能
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◎受賞評価コメント
 住まい方も働き方も、何らかの既往の型へと標準化することで、集合住宅やオフィス・商業ビルなどといったビルディングタイプが生み出され、これを洗練させてきたわけだが、住まい方も働き方もそれぞれ大変多様になり、あるいは混ざり合うことさえ一般化しつつある現代生活において、いつまでも適切であるとは言い難い。六本木という最も新しく自由な生活様式が生み出される場所性に応じて、旧来の「集合住宅」や「オフィスビル」「商業建築」といった「らしさ」を極力排除することで、「グリッド」という様々な使い方を受容する「都市的なランドスケープ」とでも呼べるような建築を用意し、旧来の固定化されたビルディングタイプを更新しようと試みている。住戸プランも住まうだけでなく、働きながら住まうことに応じる可変性のある計画となっており、佇まい、平面計画共に「新しい時代の生活の器」を感じさせるものとなっている。


●コンバージョン共同住宅・店舗 「レーヴマニフィック永山」 株式会社コスモスイニシア
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 「レーヴマニフィック永山」(東京都多摩市)は、地上3階建て、児童福祉施設1区画と26部屋のデイサービス併設の看護師寮です。
 本物件は、かつて多摩ニュータウンとして開発された京王電鉄永山エリアに位置しており、高齢化が進む当地域の需要に合わせ、病院の看護師獲得にも貢献できる看護師寮・デイサービスセンターとして実現。既存建物の階高を活かした空間設計を行い、コミュニケーションを誘発する施設に再生しました。

【デザインのポイント】
●郊外立地で駅から離れ未利用となっていた既存ストックを、事業者、高齢化が進む地域、地域病院に求められて
 いたニーズを深堀りし、デイサービス併設の看護師寮という複合用途として再生
●事務所・倉庫から住宅への転用のための構造計画・プランニング・基本性能バリューアップを実施
●4mを超える階高を活かした立体的な住戸とコミュニケーションを誘発する広さを確保した共用空間
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◎受賞評価コメント
 ただリノベーションであるだけでなく、階高に余裕のある倉庫建築特有の条件を利用し、それを活かしきった設計が素晴らしい。デイサービスのように、街中ではなく居住地に必要な非住宅施設は、今後ますます増えることが予想される。住宅を検討する際に、どういった非住宅とのコンプレックスが地域にふさわしいかといったアイディアも、連動してますます必要になってゆくだろう。未来に向けた、大変価値のある挑戦だと思う。


■戸建住宅部門受賞
●長屋「Mitte Platz(ミッテ プラッツ)」 株式会社コスモスモア
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 「Mitte Platz(ミッテ プラッツ)」(東京都中野区)は、地上2階建て、総戸数4戸の賃貸住宅です。
 当物件は、「街に開く」をテーマに中庭を囲んで4住戸を配置し、中庭から四方に抜ける空間でつながりを設け、子育て世帯の入居者、近隣住民が「ほどよく」つながる親和性の高いデザインを設計しました。


【デザインのポイント】
●オーナー自身も街の住民として、「街に寄与する計画」を求め、ゆるやかに街とつながり、子育て世帯の入居
 者、近隣住民が楽しく遊ぶ風景がひろがる賃貸住宅を設計
●中庭から敷地の四方に抜ける空間は、植栽を通して四季を感じ、敷地の内外を自由に行き来しながら遊び、視覚
 的・体験的に新しいつながりの機会を創出
●4住戸は1階部分がそれぞれ独立しているが、2階部分で連結しており、プライバシーを確保しつつも一体感を生
 み出す設計。中庭から隣地まで抜けるポーチは光と風の通り道となる、心地よい住まいを実現

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◎受賞評価コメント
 子育て世帯のための中庭を持つ集合住宅。集まって住むことの価値を体現するこの中庭は、周囲から拒絶されるのではなく街路に対して柔らかく開かれている。角地に建つことの利点を活かし、2方向の街路に3箇所で接続されている。閉鎖的であっても、開放的であっても、外部空間は使いづらい。開放と閉鎖のほどよいバランスが良い。今後はこの方向性を発展させて、中庭に面した諸室の位置付けや玄関廻りの表層デザインにより、中庭があるからこその間取りの開発が期待される。

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