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山の日を前に、山と溪谷社 ヤマケイ登山総合研究所が、『登山白書2016』を刊行

PR TIMES / 2016年7月15日 11時0分



 インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手がける株式会社山と溪谷社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:川崎深雪)は、7月15日に『登山白書2016』を刊行しました。

[画像1: http://prtimes.jp/i/5875/1264/resize/d5875-1264-564265-2.jpg ]


■ 2015年4月に設立されたヤマケイ登山総合研究所による編集
「登山白書 2016」は、2015年4月に設立されたヤマケイ登山総合研究所が編集、刊行するものです。昨年は月刊『山と溪谷』誌の特別付録のスタイルで「ダイジェスト版」を刊行いたしましたが、今回が本創刊となります。
 A4版、288ページ、CD-ROM付き(19,800円)とCD-ROMなし(9,800円)の2種類です。

 ヤマケイ登山総合研究所は、山と溪谷社が創業以来86年に渡り、様々な登山関連情報の発信を続けるなか、登山界、登山業界全般を通じて調査、収集、研究されている情報を包括し、年度版の『登山白書』を始めとした情報発信をしています。


■ 2015年も最多記録を更新してしまった遭難事故。これを減らすのが登山界最大の課題
「登山白書 2016」では、増加する一方の遭難事故(2015年6月18日の警察庁発表の全国統計では、遭難発生件数2,508件、遭難者総数3,043人と、最多記録を更新し続けています)を少しでも減らしたいとの意図から、遭難事故のデータや事故防止に関する情報を中心に構成しています。ヤマケイ登山総合研究所の調査結果として、2015年の北アルプス、南アルプス、八ヶ岳などを始め、全国の山域の事故事例を、遭難発生ポイント地図とともに掲載したほか、遭難防止への取り組みに関する研究なども収録しています。


■ 近年の女性登山者層の増加にも影響した山のトイレの改善の歩み
 山のトイレ改善の取り組みが始まって、今年がちょうど四半世紀の節目となります。問題の所在、社会的背景、改善の歴史、し尿処理技術の開発、今後の展望までを総括して掲載しました。若い登山者、とりわけ女性層の参入は、このトイレ問題の解決が大きかったと言われています。


【主な内容】
登山界この1年
山の日に関連して、全国各地で催し開催/長野県登山安全条例制定、県内167山などで7月から登山計画書を義務化/ヨセミテ、エルキャピタン ドーンウォール完全フリー化/本格的クライミングブーム到来の予感/ネパール大地震から1年、現地は今……/リニア中央新幹線、南アルプストンネルが着工/火山活動の活発化と、行政、山岳団体などの対応/トレイルラン人気は拡大。登山初心者への啓発が課題/小さな冒険心を大きなチャレンジへつなげる行動者たち/追悼。この1年間にお亡くなりになられた方々を偲ぶ。/エベレストを舞台にした本格山岳映画が次々と公開
2015年山岳遭難事故の発生状況まとめと、山岳遭難事故事例収集
北アルプス北部/北アルプス南部/八ヶ岳/中央アルプス、乗鞍・御嶽/南アルプス/奥多摩・奥武蔵/奥秩父・大菩薩/丹沢・道志/富士山、富士山周辺/白山・北陸 /鈴鹿・伊吹/大峰・台高/北海道 /東北 /那須・日光・尾瀬・南会津 /越後・谷川・信越/武尊・足尾・上毛・安蘇/妙義・ 西上州/近畿 /中国・ 四国/九州・屋久島/阿武隈山地・箱根・伊豆 静岡ほか
山域別入山者数
知床・羅臼岳/白神山地/磐梯山・大朝日岳/尾瀬/箱根・金時山/富士山/大台ヶ原/大山/屋久島 /高尾山
山岳観光地における外国人登山者の動向
富士山/上高地
2015年の気象を振り返る
各月の気象状況/熱中症と低体温症/紫外線
2015年 日本の火山活動
北海道地方/東北地方/関東・中部地方・小笠原諸島/九州地方/東北地方/火山活動情報の収集と心構え
アルパインウェアの4大トピック
世界登山界の動向2015/16
提言-2016年、私はこう考える
山岳関係の書籍、雑誌の動向
山岳関係のエンターテインメント作品の動向
Yamaki Onlineの調査から 登山用具購買実態/地方への山旅と観光/親子登山、三世代登山
登山者の現在像、登山人口をどう分析するか
山岳トイレの改善
登山に関する最新研究
ドローンによる山岳遭難捜索技術の開発/「行きたい山」と「行ける山」の体力度を数値化してマッチングさせる試み/なぜ遭難するのか?2012-2013年の山岳遭難データによる疫学的分析/富士山測候所を活用した登山医学分野の研究/クリーンハイク 清掃登山活動と世界の動向/山岳地域での携帯トイレの普及の可能性を探る/山岳関係研究者一覧


長野県の遭難事故をピックアップ
長野県安全登山条例に基づく「登山を安全に楽しむためのガイドライン」
捜索救助活動と費用の実際
日本の登山組織は今
公益社団法人日本山岳協会/日本勤労者山岳連盟/公益社団法人日本山岳会/日本山岳ガイド協会の活動
登山界365日-この1年間のできごと-

[画像2: http://prtimes.jp/i/5875/1264/resize/d5875-1264-952220-0.jpg ]

[画像3: http://prtimes.jp/i/5875/1264/resize/d5875-1264-236310-1.jpg ]


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【山と溪谷社】 http://www.yamakei.co.jp/
1930年創業。月刊誌『山と溪谷』を中心に、国内外で山岳・自然科学・アウトドア等の分野で出版活動を展開。さらに、自然、環境、エコロジー、ライフスタイルの分野で多くの出版物を展開しています。

【インプレスグループ】 http://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:唐島夏生、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「モバイルサービス」を主要テーマに専門性の高いコンテンツ+サービスを提供するメディア事業を展開しています。

以上

【本リリースについてのお問い合わせ先】
株式会社山と溪谷社 ヤマケイ登山総合研究所 担当:久保田
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディングTEL03-6744-1912 メールinfo@yamakei.co.jp

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