アジアの小売業として初めてGSSIに参画
PR TIMES / 2017年10月26日 10時0分
持続可能な水産物の流通拡大に貢献します
イオンは、持続可能な水産物の普及に向けて取り組む機関である「世界水産物持続可能性イニシアチブ(GSSI:The Global Sustainable Seafood Initiative)」※1にアジアの小売業として初めて参画しました。
[画像: https://prtimes.jp/i/7505/1267/resize/d7505-1267-480444-0.jpg ]
GSSIは、各国の漁業者、水産関連企業や非政府組織などが参加し、現在世界中に多数存在する水産物に関する認証について、FAO(国連食糧農業機関)等のガイドラインに基づき審査・認定することで、各認証制度の信頼性の担保、改善に取り組んでいます。
イオンは、2014年に策定した「イオン水産物調達方針」、さらに本年4月に策定した「イオン持続可能な調達方針」および「2020年目標」に基づき、水産物についてはGSSIをベースとした認証基準の商品やMSC※2、ASC※3認証商品の積極的な販売に取り組んでいます。このたびのGSSIへの参画により、メンバーとしてその目的達成に寄与するとともに、日本・アジア特有の魚種の持続可能性の確保に向けた情報発信、さらには、漁業者をはじめとする多様なステークホルダーとの連携により、持続可能な水産物の流通拡大につとめます。
【イオン持続可能な調達方針・2020年目標】
水産物に関する方針・目標
<方針>
資源の枯渇防止と生物多様性保全の観点から、定期的にリスク評価を行います。また、リスク低減のために、実行可能な対策を検討し、持続可能な水産物の調達に努めます。
<2020年目標>
・イオン株式会社連結対象の総合スーパー、スーパーマーケット企業で、MSC、ASCの流通・加工認証(CoC)の100%取得をめざす。
・主要な全魚種で、持続可能な裏付けのあるプライベートブランドを提供する。
※1 GSSI: 各国の生産者、水産関連企業、NGO、専門家、政府、FAO(国連食糧農業機関)などが参加する、持続可能な水産物の普及のための国際パートナーシップのプラットフォームです。認証水産物の供給と販売促進における信頼性の担保、及び水産物認証制度の改善促進を目的とし、FAOの「水産物エコラベルのためのガイドライン」等を満たす水産物の認証スキーム(エコラベル)を公的に認定するグローバル・ベンチマーク・ツールを有します。
※2 MSC(Marine Stewardship Council):海洋管理協議会
持続可能で社会的に責任ある方法で漁獲された天然水産物の認証制度を運営
※3 ASC(Aquaculture Stewardship Council):水産養殖管理協議会
環境や社会に配慮した養殖場で生産された水産物の認証制度を運営
以上
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