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【訪問理美容サービスに関する利用実態調査2021】 在宅利用が前年比9.3pt増、在宅利用者のうち22.3%で利用頻度が上昇 コロナ禍で新しいヘアスタイル・ヘアカラーに挑戦した人が約3割

PR TIMES / 2021年12月2日 14時45分



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株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)の美容に関する調査研究機関『ホットペッパービューティーアカデミー』(https://hba.beauty.hotpepper.jp/)は、要支援者・要介護者の訪問理美容サービス※の利用実態調査を実施しました。その結果をご報告いたします。
※【訪問理美容サービスとは】 自宅や介護・福祉施設に理美容師が訪問し、ヘアカットなどの理美容メニューを実施するサービス。要支援者・要介護者の認定を受けた方など、外出が困難な方が対象です。

■調査背景
訪問理美容サービスは、急速な高齢化に伴いニーズが高まり、ヘアサロンのサステナビリティの取り組みとしても注目されています。株式会社リクルートでも「一人ひとりが輝く豊かな世界の実現」を目指して支援活動を行ってきました。2015年より利用者の実態を明らかにするために本調査を実施しています。

■研究員解説
コロナ禍で、一時的に介護施設(以下、施設)における訪問理美容サービス提供が見合わせになるケースが見られた一方、感染リスク回避のため、自宅(以下、在宅)での施術ニーズが上がりました。在宅での利用は前年比9.3pt増と、利用が拡大しただけでなく、22.3%の利用者が利用頻度を増やしました。また、コロナ禍を機に「新しいヘアスタイル」や「新しいヘアカラー」に挑戦する人も。気分転換などになっているようです。カラーやパーマ、フェイシャルエステなど利用メニューの多様化する“兆し”が見られ、「おしゃれ」への関心が高まっているようです。
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ホットペッパービューティーアカデミー研究員 廣田 純子


■訪問理美容の利用状況の変化

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■訪問理美容サービスに求めること
満足しているポイントの1位は「料金が適正である」、2位は「安心して任せられる」、3位は「丁寧に扱ってくれる」。このうち、「安心して任せられる」は前年比7.6pt増。
また、訪問理美容師に行ってほしい感染症対策は、「マスク着用」「手指消毒」が7割超を占めることに加え、「新型コロナワクチン接種」「体温・健康状態の開示」も半数を超える。「PCR検査の結果の開示」や「抗原検査の結果の開示」も2割前後と、高いレベルの対策が求められていることがうかがえる。
[画像6: https://prtimes.jp/i/11414/1315/resize/d11414-1315-694141140e661f0c0cd4-6.jpg ]

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■コロナ禍での訪問理美容サービスの利用意向
訪問理美容サービス未経験者も含め、「家族に訪問理美容サービスを利用してほしい」と思う気持ちについて聞いたところ、強くなった人が24.7%と、弱くなった人を大きく上回った。利用者のコメントでは、「外出による感染リスクが回避」できる点や、「コロナ禍でも施術によりリフレッシュ」できる点などが挙がっており、こうしたことが利用意向の高まりの背景の一つにあるとみられる。
[画像8: https://prtimes.jp/i/11414/1315/resize/d11414-1315-62dd77595ade8343e76c-8.jpg ]



■認知率・利用経験率・利用満足度
訪問理美容サービスに対する全体の認知率は77.9%であるのに対し、利用経験率は31.3%と差がある。一方、利用者は84.6%が満足している。
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■訪問理美容非利用および理美容室非利用者のヘアカット状況
訪問理美容や理美容室を利用していない介護・支援の家族では「家族が切っている」が54.1%と最も多く、次いで「家族以外の介護者が切っている」が16.9%。一方、「切る必要がない(髪の毛が少ない・生えていないなど)」は4.4%と最も少ない。
[画像10: https://prtimes.jp/i/11414/1315/resize/d11414-1315-568730dd94e5a20e6d01-10.jpg ]

【研究員解説】
訪問理美容サービスは認知率と利用経験率とに大きな乖離があります。コロナ禍ということもあり、要支援・要介護者と同居する人の約4人に1人は、「家族に訪問理美容サービスを利用してほしい」と強く思うようになったことや、訪問理美容・理美容室(店舗)非利用者のうち、切る必要がない方はわずかであることを踏まえると、訪問理美容サービスの大きな潜在的ニーズを感じます。まだまだ利用者の裾野が広がっていきそうです。
(ホットペッパービューティーアカデミー研究員 廣田 純子)


■調査概要
調査名:訪問理美容サービスに関する利用実態調査2021
調査手法:インターネット調査(マクロミル アンケートモニター)
調査時期:2021年10月13日(水)~10月20日(水)
調査対象:全国20歳以上の男女のうち、要支援者・要介護者と同居されているご家族(本調査1,954人)


■『ホットペッパービューティーアカデミー』の訪問美容の取り組み
『ホットペッパービューティーアカデミー』では、訪問美容を始める際に必要な情報やノウハウの紹介、新たに訪問美容を始める美容室オーナーのサポートを行っています。
今年度は大きく二つの取り組みを実施。一つは、訪問美容に興味をもつ人を増やすための情報提供。
「実施サロン事例」と介護施設における「訪問美容の現場」をテーマに、1~2カ月に1度記事の公開を行っています。もう一つは、昨年度まで実施した訪問美容師を育成するための「訪問美容ゼミ」卒業生を対象に、月1~2回、情報交換会や外部ゲストを招いてのワークショップをオンラインで実施しています。
[画像11: https://prtimes.jp/i/11414/1315/resize/d11414-1315-4cd6eea9a6ec01e85346-11.jpg ]

・さらに詳しい取り組みについてはこちら (https://hba.beauty.hotpepper.jp/sp_houmon/

■『ホットペッパービューティーアカデミー』とは
美容に関する調査研究機関。「美容の未来のために、学びと調査・研究を」をビジョンに2014年に開校しました。美容サロンのマネジメントやマーケティングを学ぶ「経営セミナー」、美容センサスなどの「調査研究」、訪問美容の情報提供・イベント開催などをはじめとした「サステナビリティ活動」を柱に、全て無料で美容業界へ情報発信しています。美容業界の成長に寄与する場の提供を目指しています。
https://hba.beauty.hotpepper.jp/


▼リクルートについて
https://www.recruit.co.jp/

▼本件に関するお問い合わせ先
https://www.recruit.co.jp/support/form/

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