子どもの権利条約30年:ユニセフ・シアター・シリーズ「子どもたちの世界」開催~12作品を毎月上映【イベントのご案内】
PR TIMES / 2019年5月29日 16時40分
5月~12月 ユニセフハウス(東京都港区)にて開催
[画像: https://prtimes.jp/i/5176/1333/resize/d5176-1333-120474-0.jpg ]
公益財団法人日本ユニセフ協会(会長:赤松良子)は、子どもの権利条約が採択されてから30年を迎える2019年、「子ども」が主題の映画を上映するユニセフ・シアター・シリーズ「子どもたちの世界」を開催いたします。
■ 30周年を迎える子どもの権利条約
2019年は、子どもの権利条約の採択から30周年の年です。この30年で、世界は大きく変化し、子どもを取り巻く環境も劇的に変わりました。しかしながら、子どもが子どもらしく生き、健やかに成長し、未来を描けるように、すべての人が努力しなくてはならない、ということはいつの時代にあっても同じです。
30年前、ユニセフは、子どもの声を代弁する国連機関として、「子どもの権利条約」の草案づくりにも参加し、各国がこの条約に入るよう全世界で懸命に働きかけました。そうした成果が実り、2019年現在、「子どもの権利条約」は、国連加盟国数を上回る196の国と地域で締約され、世界で最も広く受け入れられている人権条約となりました。とても素晴らしいことである一方で、「子どもの権利条約」を締約しただけでは、子どもの権利は守られるようになりません。子どもに関わるすべての人が、この条約にうたわれている権利が実現されるように取り組むことが必要です。そして何よりも、子どもたち自身が、自分たちの持つ権利について知り、学び、声を上げていくことがとても大切です。
■ 企画趣旨
以下4つの視点から選んだドキュメンタリーとフィクションあわせて12作品(公開前作品3本含む)を5月~12月の間、毎月連続で上映いたします。
子どもたちが置かれている状況や、成長していく姿、そして、彼ら彼女たちがつくり上げていく世界への希望について、映画を通じて一緒に考えていただく機会をつくることが、この企画の目的です。
1)そもそも子どもとは
“子どもの視線や子どもの可能性”を描いた作品として、『ちいさな哲学者たち』(子どもと哲学)、『キッツ先生の子供たち』(紛争と教育)、『コルチャック先生』(子どもの権利条約)を上映します。
2)それでも生きていく子どもたち
“逆境のなか、たくましく成長していく子ども”を描いた作品として、『歌声にのった少年』(紛争と少年)、『子どもが教えてくれたこと』(医療と子ども)、『蜂の巣の子供たち』(戦争孤児)、『存在のない子供たち』(子どもの貧困)を上映します。
3)子どもを取り巻く世界
“子どもを取り巻く世界”に焦点を当てた作品として、『 風をつかまえた少年 』(食糧危機)、『海は燃えている』(欧州難民危機)、『ラジオ・コバニ』(紛争と若者)を上映します。
4)女の子・女性の権利
“女の子・女性の権利”に焦点を当てた作品として、『ソニータ』(児童婚)、『生きのびるために』(紛争と少女)を上映します。
■ 2019年上映スケジュール
※上映作品・開催日が変更になる場合があります。詳細については、ユニセフ・シアター・シリーズウェブサイトをご覧ください。<www.unicef.or.jp/crc30/theater/>
■ 上映会への参加受付について
【開催日・作品名(監督/制作国/制作年/映倫区分)】
6/14(金)
『 歌声にのった少年 』(ハニ・アブ・アサド/パレスチナ/2016年/G)
7/5(金)
『 存在のない子供たち 』(試写会)(ナディーン・ラバキー/レバノン、フランス/2018年/PG12)
7/11(木)
『 風をつかまえた少年 』(試写会)(キウェテル・イジョフォー/イギリス/2018年)
7/19(金)
『 子どもが教えてくれたこと 』(アンヌ=ドフィーヌ・ジュリアン/フランス/2016年/G)
8/23(金)
『 ちいさな哲学者たち 』(ジャン=ピエール・ポッジ、ピエール・バルジエ/フランス/2010年/G)
8/30(金)
『 蜂の巣の子供たち 』(清水宏/日本/1948年)
9/28(土)
『 海は燃えている 』(ジャンフランコ・ロージ/イタリア/2016年/G)
9-10月(日付未定)
『 生きのびるために 』(試写会)(ノラ・トゥーミー/アイルランド、カナダ、ルクセンブルク/2017年)
10/26(土)
『 コルチャック先生 』(アンジェイ・ワイダ/ドイツ、ポーランド/1990年)
11/9(土)
『 キッツ先生の子供たち 』(ペトラ・ラタスター・ジッシュ、ペーター・ラタスター/オランダ/2016年)
12/14(土)
『 ラジオ・コバニ 』(レバー・ドスキー/オランダ/2016年)
第1回目となる映画『ソニータ』上映会については、定員に達したため受付を終了しております。6月以降の各上映会については、上記のページにて順次申込受付を行う予定です。
※いずれも参加費無料
■ 子どもの権利条約30周年については、以下をご覧ください。
https://www.unicef.or.jp/crc30/news/
* * *
■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。( www.unicef.org )
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する34の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています
■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国34の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。( www.unicef.or.jp )
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