アルク、英語スピーキングテスト「TSST」をスコア化。11月受験よりスコアレポートを大幅リニューアルし、受験者個人の強みや課題を可視化
PR TIMES / 2020年9月30日 9時45分
「レベル」+「スコア」の記載と豊富なカスタマイズ項目で、個別のレベルアップ支援が充実
株式会社アルク(東京都千代田区 代表取締役社長:天野 智之、以下アルク)は、2020年11月より、英語スピーキングテスト「TSST」(Telephone Standard Speaking Test)をスコア化し、これまでの「9段階レベル評価」に加えて、「100~995点のスコア」の提供を開始いたします。
あわせて、スコアレポートには受験者ごとにカスタマイズされた項目が増え、英語スピーキング力の伸びや、一人一人の異なる強みと課題が視覚的に把握しやすい内容となります。実践的な英語スピーキング力を必要とする全ての方に向けた、実力と課題を可視化できるテストへとリニューアルします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/888/1336/resize/d888-1336-506971-23.png ]
【開発の背景】
電話による英語スピーキングテスト「TSST」(Telephone Standard Speaking Test:以下、TSST)は、2004年に開始しました。手軽で正確に実践スピーキング力を測ることができ、企業内研修における効果測定、人事考課や社内選抜と連携した指標、そして学校教育や教職員の英語スピーキング力アップなど、年間約1万人に活用されています。
スピーキングテストは受験すること自体が目的ではなく、結果を踏まえて次にどのようにつなげていくかが大切です。この度の9段階レベル評価へのスコア併記と、スコアレポートの全面リニューアルは、より個人の学習の成果や今後の課題克服のためのステップを把握しやすくし、さらなるスピーキング力アップへつなげられることを目的に進められました。
長年にわたり、グローバル人材の必要性が高まる中、英語を実際に話せる力が求められてきました。実生活におけるコミュニケーションは、相手や場面に応じて「何を言うかをその場でとっさに考え、自分の言葉で話し伝える力=英語の口頭運用能力」が必要です。
今日のコロナ禍においてオンライン会議など物理的距離に左右されないコミュニケーションが活発化したことを踏まえ、今後はビジネスや国際交流の場において高い英語の口頭運用能力へのニーズがますます増加するとみられます。
本テストは、迅速に口頭運用能力を測るだけではなく、弱点の可視化やそれぞれに合った学習法の提示が充実し、企業や学校でのグローバル人材育成によりお役に立ていただけるものとなりました。
【TSSTスコアレポートリニューアル内容】
(1)1~9までのレベル評価に加えて、100~995点のスコア併記
※9段階の発話レベルサンプルはこちら
https://tsst.alc.co.jp/tsst/level.html
(2)評価項目別レーダーチャートで、受験者別の「伸ばすべき強み」と「克服すべき弱点」を見える化
[画像2: https://prtimes.jp/i/888/1336/resize/d888-1336-761226-18.jpg ]
(3)評価項目別のコメントで「できていること(特によくできている項目に〇)」、「次に目指すこと(特に意識する項目に△)」を指摘
[画像3: https://prtimes.jp/i/888/1336/resize/d888-1336-766967-21.jpg ]
(4)自分に合ったおすすめトレーニング法が分かりプランニングが可能
[画像4: https://prtimes.jp/i/888/1336/resize/d888-1336-552728-22.jpg ]
(5)日本語版のスコアレポートに加え、英語版もダウンロード可能に
【TSSTについて】
■特徴
実用性・信頼性・妥当性を兼ね備えた英語スピーキングテスト
(1)実用性
24時間、日本国内どこからでも電話で受験でき、約15分間で受験が完了します。アプリのインストールなどは一切不要です。法人ご担当者様専用ウェブサイトや自動配信メール機能により、運用の手間もかかりません。
(2)妥当性
自分の言葉で話し伝えるという英語の口頭運用能力の測定に特化するため、質問は英語と日本語で出題され、回答は全問が長くたくさん話す必要がある自由発話形式となっています。英語で「何がどのようにできるか」という視点での総合評価により、特に日本人の英語学習者に多いゾーンを正確に測ることができます。
(3)信頼性
TSSTの評価は、機械による自動判定ではなく、厳しい選抜と訓練を受けた評価官3名によって行われます。評価官が受験者別の特徴に合わせて具体的に強みや課題を指摘し、上達へのアクションへつなげるスコアレポートの形式は、長年にわたり英語学習者の語学力アップのサポートをしてきた「英語のアルク」だからこそのこだわりです。
[参考:TSSTの妥当性に関する学術的レポート]
https://www.alc.co.jp/company/report/pdf/alc_report_20171114.pdf
■150社を超える導入実績
これまで、スピーキング力の測定、企業や学校での研修の効果測定などで幅広く導入いただいてきました。
<TSSTの主な導入法人>(五十音順)
[画像5: https://prtimes.jp/i/888/1336/resize/d888-1336-731265-17.jpg ]
■今後について
オンラインレッスンとのコラボレーション、TSST結果を踏まえたカウンセリングなど、アルクのノウハウとTSSTをより融合させて、英語学習者のスピーキング力アップをサポートしていけるサービスの提供を予定しております。
<テスト概要>
〇名称:TSST(Telephone Standard Speaking Test)
https://tsst.alc.co.jp/
〇受験料(税別):法人受験 7,000円 /個人受験 8,000円
〇テスト形式:電話を利用した自動出題形式
〇試験内容・問題数:10問(回答時間は各45秒)
〇評価官(レイター):3名
〇評価:
・英語の口頭運用能力を測る
・4つの評価基準による総合評価(「言語機能」「場面/話題」「テキストタイプ」「正確さ」)
〇評価スケール:9段階レベル+100~995点のスコア(5点刻み)
〇結果通知:最短5~6営業日、PDF形式でスコアレポート(日本語・英語)を閲覧
<英語運用能力を高めるプログラム>
テレワーク中でも実施可能なものも含め、TSSTで測る英語運用能力を上げるための多彩なプログラムがあります。
https://www.alc-education.co.jp/business/telework/index.html
〇法人向け研修:現在、オンラインで多数提供しています。
〇オンラインレッスン
〇通信講座、eラーニング、アプリ
https://ec.alc.co.jp/
〇書籍
[アルクとは]
アルクは、1969年4月の創業以来、半世紀にわたって、企業理念として「地球人ネットワークを創る」を掲げ、実践的な語学力を身につける教材の開発をすすめてきた語学教育総合カンパニーです。2021年に創刊50周年を迎える英語学習情報誌『ENGLISH JOURNAL』をはじめ、受講者数延べ120万人の通信講座「ヒアリングマラソン」シリーズ、書籍、研修、eラーニング教材、各種デジタルコンテンツの提供など、語学分野における学習者向けの様々な支援を行っております。 https://www.alc.co.jp
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