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ナイジェリア北東部:軍に拘留されていた子ども25人解放【プレスリリース】

PR TIMES / 2019年10月9日 15時25分

武装グループへの関与を疑われ



[画像: https://prtimes.jp/i/5176/1389/resize/d5176-1389-125994-0.jpg ]

【2019年10月3日 アブジャ(ナイジェリア)発】

武装グループに関わっていたとされる疑いが晴れた23人の男の子と2人の女の子が、本日ナイジェリア軍による拘留から解放されました。これにより、今年拘留が解かれた子どもの数は44人に達しました。

「彼らは家族やコミュニティから連れ去られ、子ども時代を、教育を、保健・医療ケアを、安全で能力を伸ばすことのできる環境で育つ機会を、奪われた子どもたちです。ユニセフは、紛争の影響を受けたすべての子どもたちが家族と再会し、夢と自身の権利を実現する希望を持てるよう、引き続き取り組んでいきます」と、ユニセフ・ナイジェリア事務所代表代行パネラ・アイアンサイドは述べました。

子どもたちはボルノ州女性問題・社会開発省に引き渡され、家族との再会やコミュニティへの再統合に向けた努力が行われる間、ユニセフが支援するトランジットセンターで保護されます。そこで、医療や心理社会的支援を受けながら、教育、職業訓練や非公式の実習、そして生計を改善する機会を得ます。

「以前よりも進展はしているものの、武装グループへの関与が疑われるすべての子どもたちが、できるだけ早く、最小限の拘留期間で、軍による拘留から地方自治体によるケアに移行され、家族の元やコミュニティに戻れることを望んでいます。子どもの権利条約30周年である今年、私たちは、ナイジェリアの子どもたちが紛争のために徴兵されたり使用されたりしないことを確実にし、彼ら彼女らの保護、福祉、発達のために、さらに取り組んでいかなければなりません」とアイアンサイドは述べています。

2016年以降、非政府武装グループへの関与の疑いが晴れたのは、子ども1,627人を含む2,499人にのぼります。ユニセフとパートナーは、影響を受けているすべての子どもと、武装勢力による徴兵・徴用の危険にさらされている地域の子どもたちに、年齢や性別に応じたコミュニティを基盤とした再統合支援を続けています。

* * *

■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。( www.unicef.org )
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する34の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国34の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。( www.unicef.or.jp )

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