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ベトナム中部:台風18号上陸、洪水に続く被害懸念~子どもへの影響、250万人超に【プレスリリース】

PR TIMES / 2020年10月29日 17時45分



[画像: https://prtimes.jp/i/5176/1614/resize/d5176-1614-103665-0.jpg ]

【2020年10月28日 ニューヨーク/ハノイ 発】

28日、ベトナム中部に上陸した台風18号(モラヴェ)は、20年に一度の台風とされ、同国を襲った最も強い台風のひとつとして数えられます。ベトナム中部は10月以降、洪水と土砂災害に見舞われていますが、台風18号はこの被害に追い打ちをかけ、地域は新たな緊急事態に直面しています。台風による豪雨は、今後数日間にわたって続くと予測されており、多くの家族を取り巻く状況がさらに深刻化しています。

先週末に実施された現在の浸水区域調査によると、150万人の子どもたちがリスクにさらされていますが、今回の台風によりその数はさらに増え250万人をはるかに超えると予測されます。家屋が損壊し、食料備蓄は失われ、飲み水、洗濯、調理のための清潔な水を手に入れることができず、水や衛生設備も被害を受けています。多くの人々の避難先も洪水の影響を受けており、避難した人々、特に女性、子ども、高齢者にとっては、健康と衛生面で困難な状況に陥っています。これに加え、激しい暴風雨と増水に対するトラウマがあり、多くの人が泳げないために恐怖を感じ、心の健康にも影響が及んでいます。

ベトナム中部の多くの学校がここ数週間休校状態となっており、新型コロナウイルス(COVID-19)によってすでに失われていた貴重な学習時間が奪われました。保健センターも被害を受け、女性や子どもたちは基本的な保健・医療サービスを受けることができません。

被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。ユニセフは水、栄養、衛生、教育、保護の緊急支援を行い、最も不利な立場に置かれ、被災した人々に手を差し伸べるために、政府や他の人道支援機関と連携し取り組んでいます。

* * *

■ ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在約190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(www.unicef.org)
※ ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する33の国と地域を含みます
※ ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています

■ 日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国33の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。(www.unicef.or.jp)

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