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コンゴ民主共和国:エボラ出血熱の新たな感染を確認~拡大防止へ、現地にスタッフ派遣【プレスリリース】

PR TIMES / 2021年2月9日 11時15分



[画像1: https://prtimes.jp/i/5176/1669/resize/d5176-1669-366259-0.jpg ]

【2021年2月7日 ゴマ(コンゴ民主共和国)発】

ユニセフ(国連児童基金)は、コンゴ民主共和国東部で新たなエボラ出血熱感染者が確認されたことを受け、北キブ州に追加のスタッフを派遣し、医療機器や物資を送る準備を進めています。

ユニセフはまた、感染が確認された42歳の女性と接触したすべての人々を追跡する取り組みを支援しており、地域の保健当局と緊密に連携して、コミュニティの動員、感染メカニズムの制御、除染活動を支援しています。

ベニにあるユニセフ事務所のスタッフは、北キブ州保健局を支援するためにすでにブテンボに滞在しています。さらに、ユニセフの開発コミュニケーション担当スタッフが被災地に赴いてコミュニティの対応を後押しし、取るべき緊急対策を一般市民に知らせるとともに、エボラワクチンの投与を必要とする人々に情報を届けられるよう、地方政府の追跡ネットワークを支援する予定です。

[画像2: https://prtimes.jp/i/5176/1669/resize/d5176-1669-243289-1.jpg ]

ユニセフは現在、赤道州のバンダカから影響を受けている地域に向けて医療機器や物資の輸送を手配しています。

コンゴ民主共和国保健当局によると、感染者はエボラ生存者の妻で、2月1日にエボラの症状を訴え、ブテンボの南西90kmにあるビエナ保健センターを訪れました。検査を受けた後、ブテンボのマタンダ病院に搬送されましたが、2月3日に死亡しました。遺伝子検査が行われ、彼女がエボラ出血熱に感染していたことが確認されました。

コンゴ民主共和国では、2018年8月に北キブ州、イトゥリ州、南キブ州でエボラが発生し、世界で2番目に深刻なエボラの流行となりました。流行は23カ月間続き、2,287人が死亡、3,470人が感染し、子どもが全症例の約28%を占めました。

その間、ユニセフは3,812カ所の保健センターに必要不可欠な水と衛生サービスを届け、1万6,000人以上の子どもたちに心理社会的支援を提供し、同国全土の3,700万人以上の人々にこの病気から命を守るための情報を伝える支援を行いました。

* * *

■ ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在約190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(www.unicef.org)
※ ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する33の国と地域を含みます
※ ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています

■ 日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国33の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。(www.unicef.or.jp)

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