今年4月に12年ぶりの敗北を喫した元4階級制覇王者ドネアが再起戦へ臨む!注目の「ノニト・ドネア対ビック・ダルチニャン」を11月10日(日)午前11時~WOWOWにて生中継!

PR TIMES / 2013年11月9日 11時8分



■フェザー級10回戦
<ノニト・ドネア対ビック・ダルチニャン>

4階級制覇のフィリピンの閃光 VS レイジングブル
6年ぶりの再戦 返り討ちか雪辱か

 この両者は07年7月、IBF世界フライ級王座を6度防衛中だったダルチニャンにドネアが挑むかたちで対戦。15対1のオッズが示していたように、28戦全勝(22KO)のダルチニャンが圧倒的有利とみられていたが、大番狂わせが起こった。5回、ドネアの左フックがカウンターで炸裂。ダルチニャンは痛烈なダウンを喫し、レフェリー・ストップされたのだ。
 その後、ドネアがS・フライ級、バンタム級、S・バンタム級と制覇したのに対し、勢いを失ったダルチニャンはS・フライ級こそ制したもののバンタム級では3度の挑戦に失敗。
37歳という年齢もあり崖っ淵に立たされている。ただし、近況という点だけを取り上げるならば、4月にギジェルモ・リゴンドー(キューバ)に判定負けを喫しているドネアにも不安がないわけではない。6年の年月を経てフライ級からフェザー級に舞台を変えて実現する再戦。ドネアが返り討ちにするのか、それともダルチニャンが雪辱を果たすのか。
 ドネアは試合中に左右に構えをスイッチする器用さも持つスピーディーかつテクニカルな強打者で、頭脳的な一面もある。万能型といっていいだろう。左フックという絶対的な切り札を持っているが、
右ストレートにも破壊力がある。気になる点があるとすれば、フェザー級に上げることで相手の耐久力やパワーが上がることだろうか。
ドネア自身もフライ級やS・フライ級時代にはずば抜けていたスピードが階級を上げるごとに目減りし、その分、パワーを重視しているようにもみえる。こうした点が吉と出るか凶と出るか。
 ダルチニャンはサウスポーの好戦派で、こちらも投げ込むような左ストレート、左フックという絶対的な決め手を持っている。ただし、6年前にドネアに敗れてからの17戦に限ってみれば11勝(6KO)5敗1分と強打も湿りがちだ。変則的なリズムを刻みながら殴りかかる獰猛なファイト・スタイルが研究されてきたことと、階級を上げたことによる体格(身長166センチ、リーチ164センチ)のハンディキャップが響いているようだ。しかし、昨年4月に山中慎介(帝拳)に敗れてからは2連勝と復調しており、この夏にはプロモーターも変えて心機一転している。リベンジという大きなモチベーションもある。
 6年前とは一転して、今回は10対1という一方的なオッズでドネアが有利とみられている。スピードを生かしたワンツーで脅かしておき、好機に左フックという攻撃パターンがはまれば終盤を待たずに返り討ちという可能性が高い。その一方でドネアがダルチニャンのラフファイトに付き合い、乱打戦になるようだともつれる可能性が出てくる。ダルチニャンにも仕留めるパンチがあるだけに、ドネアのリスクは高くなるだろう。KOのスリルを孕んだ緊張感のある試合が見られそうだ。

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