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新シーズン開幕を控えた錦織圭とクルム伊達公子に独占インタビュー!「錦織・クルム伊達 それぞれの世界挑戦 ~2014 覚悟~」を、1月4日(土)午後2:00~[WOWOWライブ]にて放送

PR TIMES / 2014年1月6日 9時29分



日本のテニス界をけん引する錦織圭とクルム伊達公子。2013年に2人がみせた活躍は記憶に新しい。錦織は2月の全米国際インドアテニス選手権で優勝、全豪オープンと全仏オープンでベスト16進出。そして、5月のマドリード・マスターズではロジャー・フェデラーを破り、世界ランキングも自己最高の11位にまで到達した。けがに苦しみ続けたシーズンでもあったが、デビスカップなどファンの記憶に残る活躍をみせた。一方のクルム伊達は、全豪オープンで18年ぶりとなる3回戦進出、ウィンブルドンでも3回戦まで進み、大会の史上最年長勝利記録を更新。ダブルスでもツアー3勝を飾るなど、充実のシーズンを送った。
新シーズン開幕を控え、オフシーズンの調整を続ける両選手にWOWOWが独占インタビューを行った。

【錦織圭】

Q:2013年を振返ってください。
――全体を見ると、2012年より充実した一年でした。ランキングは少し上がってますし、2012年の方が大きな結果は出てたりしましたけど、すごいばらつきがあった一年だったので。2013年は安定して20位内という良い結果を出し続けられたのでよかったです。20位内は1年で5人選手が変わってるというのをあとから聞いて、ここにいるのも大変なことだと思いましたね。なので少しずつ上がっていけたらと思います。

Q:常にテニスを楽しんでいる感覚はありますか?
――純粋にテニスを楽しめていると思います。後半はしっかり戦い抜いて、苦しい中で最後の試合を勝ち抜いたことによって、勝負強さが戻ってきたと思いました。余裕がなく詰まったテニスをしてた時期が夏にはありましたが、今は少しリラックスしてプレーできてると思います。

Q:シーズンオフでやりたいことは?
――モチベーションとしては、体をしっかり作り上げることや、プレースタイルを変えていきたいというのがあります。今はまだケガの腰の痛みがあるので、しっかりイチから作っていきたいと思っています。

Q:新しいテニスに挑戦したいということに関しては?
――もう少しフォアを使って、相手にプレッシャーをもっとかけられるようなテニスをしたいと思っています。今のままでも十分戦えるのですが、少し足りないところもあるので、そこらへんをプラスできればいいかなと。トップの選手に勝つ可能性がより増えると思っています。

Q:具体的な壁を克服したいとか技術面でも、ここをやらないと上に行けないな、というのことはありますか?
――特にトップ10以上の選手といる時に感じることはあります。自分のテニスでまだ勝てていない選手だったり、この選手には3、4回負けてるという選手が何人かいるんです。そういう相手に勝つ術を学んでいこうと思います。強いメンタルはもちろん必要ですし、技術的にも足りていないところもありますね。まずは自分を少し変えるところからやっていきたいですね。

Q:トップ10の選手とはどの辺りが違うと感じますか?
――トップ10の選手は去年とほとんど変わってないんですね。そこに入るには、自分自身が結果を出して彼らに勝っていくしかない。20位、10位とレベルが急に上がってくる中でそこに入り込むイメージを持つのはなかなか難しいです。

Q:そのためには、より攻撃的なプレースタイルということですか?
――そうですね。そこを変えていけば、少しずつチャンスは見えてくると思います。そんな簡単なことではないですけどね。

Q:来年の目標をお願いします
――ツアー優勝や、大会で優勝することが一つの目標であり、絶対に成し遂げたいです。今年できなかったグランドスラムで活躍したり、5セットで大変な中ですけど、ベスト8やベスト4に入っていきたいですね。それが一番の目標です。

【クルム伊達公子】

Q:2013年を振返ってください。
――グランドスラムで3回戦に行けたことですね。何年もグランドスラム1回戦突破ということに随分苦しめられてきました。普段のツアーももちろん厳しい場所ですが、ツアー以上にグランドスラムの厳しさというものを、何年も歯がゆい思いをしてきていました。
諦めるということはなかったのですが、このまま厳しいタフなドローの中でグランドスラムでは、なかなか思うようなテニスをさせてもらえないのかなと思っていましたが、3回戦進出というのはさらにその上を超えたものだったので、2013年にそれを2つ達成できたのは一番良かったと思います。

Q:シーズン最初の全豪グランドスラムでペトロワを破るなど、グランドスラムで3回戦進出と結果を出しました。シーズンを戦う上でこれにより大きな手応えを得られた?
――最初は中国からスタートしました。思ったより気温が低かったこともあり、自分の動きもあまり良くなかった。決して良いスタートではありませんでしたが、その後シドニーに行って、予選を突破することができました。
オーストラリアに入ってから良いテニスはでき始めていたので、その流れで全豪に入りました。ドローを見た時にはまたか!と正直思いましたが、まさかスコア的にも自分のテニスの質としても、自分が思っている以上のプレーができました。
1回戦突破、自分の歯車が合うものがでました。試合を重ねる毎に少しずつできたと思います。決して精神的に楽だったとか、テニス的にも楽だったということはなく、スコア以上に難しさがありました。
1月にあれだけ良い形でスタートを切れたということで、シーズン半年くらいはすごく充実していましたね。

Q:ウィンブルドンをあそこまでいける手応えは正直ありましたか?
――まったくないですね。他のグランドスラムに比べてウィンブルドンに対する思いが大きいとか、それはあります。私自身も芝で練習できる期間はみんなと同じですごく短い。芝の上で常に手応えがある、ここは自分の庭だと言えるほどの体力があるわけではないです。勝ちたいという思いは、たとえばローランギャロスに比べると遥かに強いものはありますが、ここだけは1回戦は簡単に勝ち抜けるとは全然思っていないです。

Q:2014年、どういった目標を描いていますか?
――これが本当に年々難しいんですよね。年々タフさは増すばかりで、気がつけば現役再チャレンジから7シーズン目に入りました。数字に囚われていない私にとっても、年々難しいです。2013年以上に、自分の身体と向き合う時間を増やし、もっと効率よくしないと、とは思っています。それをどこまで自分が、コントロールしきれるかがカギかなと思います。
2013年でやったように、更に絞った中で良いパフォーマンスを出せるかだと思います。2年前のように30大会越えのシーズンを送れるわけではないですし、怪我のリスクも年々高まっていきます。そういう意味でも絞りつつ、パフォーマンスを上げていくためにどこまで自分をコントロールしきれるか。そこに尽きると思います。

Q:グランドスラムも全豪を皮切りに始まります。全豪は年明けすぐにやってきます。大会に向けての抱負をお願いします。2013年は三回戦までいったことも踏まえてお願いします。
――2013年は2つのグランドスラムで3回戦に行けたということは、自分にとっては、6シーズンを振り返ってベストに近いシーズンだったと思います。とはいえ、何年か前にはランキング的には上の時もありました。
自分のパフォーマンスを考えると、年を重ねてきた6シーズン目の方が、できたことがベストに近かったのかなと言えます。その分2014年は、たとえば全豪で1回戦で負けてしまったりとか、シーズンがこれから始まってその後が長いだけに、また厳しい時間が待ってるかもしれない。
そういう意味では、数字や結果ということよりも、1月に良いスタートが切れるように、自分の良いプレーができていれば、2013年のように良い結果につながると思います。そこで自分のテニスの精度をどこまで追求して、絞った中で結果を出せるか。そういうことのためにも、良い身体の状態、良いテニスの質を維持させて、シーズンスタートを切りたいと思います。
良いシーズンスタートが切れれば、1月の後のことも見えやすくなります。まずは1月良いスタートを切ることだけを今は考えています。

世界ランクトップ10入りを目指す錦織圭、43歳になった今も戦い続けるクルム伊達公子。試合映像と密着取材で2013年を振り返り、新たなシーズンへの思いに迫る「錦織・クルム伊達 それぞれの世界挑戦 ~2014 覚悟~」は、1月4日(土)午後2:00~[WOWOWライブ]にて放送する。

■詳しい内容はWOWOW TENNIS ONLINE(wowow.co.jp/tennis)へ!
http://www.wowow.co.jp/sports/tennis/

・写真クレジット
錦織圭、クルム伊達公子:写真:AP/アフロ

◆◆◆WOWOW番組情報◆◆◆

★錦織・クルム伊達 それぞれの世界挑戦 ~2014 覚悟~
【放送日】1月4日(土)午後2:00~[WOWOWライブ]

★全豪オープンテニス
2014シーズン最初のグランドスラムとなる全豪オープンテニス。トップ10入りを目指す“日本のエース”錦織圭の戦いなど、感動と興奮を現地より連日生中継でお届け。
【放送日】1月13日(月・祝)~26日(日)連日生中継[WOWOWプライム][WOWOWライブ]※初日無料放送

★男子テニス国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ 1回戦 日本vsカナダ
母国の名誉と威信を懸けてしのぎを削る“テニスのワールドカップ”。2年ぶりにワールドグループ復帰を果たした日本代表が強豪カナダとの一戦に臨む!
【放送日】1月31日(金)~2月2日(日)連日生中継[WOWOWライブ]

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