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開催のお知らせ

PR TIMES / 2022年7月15日 18時15分



[画像1: https://prtimes.jp/i/5794/2218/resize/d5794-2218-f02a95db1bbef4a76c99-0.jpg ]

資生堂ギャラリーでは、2022年8月27日(土)から12月18日(日)まで、「第八次椿会 ツバキカイ 8 このあたらしい世界 2nd SEASON “QUEST”」を開催します。

同時代のアーティストたちと共に、不確かさの中の豊かさを考える場として始まった“ツバキカイ8”。二年目を迎えて、探求の広さと深さが増し、さらなる模索の時期を過ごしています。いまアーティストが見ている景色をさまざまな角度から皆で目撃する、そんな仕掛けで二年目のツバキカイ8は進みます。

「椿会」は、第二次世界大戦で一時中断していた資生堂ギャラリーの活動を、1947年に再開するにあたり誕生したグループ展です。資生堂に長く伝わる花椿マークにちなんで名づけられ、アートが人々に希望を与え、勇気をもたらすという信念に基づき、戦争や災害、不況などで世の中が閉塞状況にあるときにも再興を願い開催してきました。誕生から70年以上にわたり、時代とともにメンバーを入れ替えながら、資生堂ギャラリーを代表する展覧会として継続し、これまで合計86名の作家に参加いただきました。

昨年スタートした第八次椿会は、2023年まで3年間をかけて、afterコロナの「あたらしい世界」について考えていきます。メンバーは、杉戸洋、中村竜治、Nerhol (ネルホル)、ミヤギフトシ、宮永愛子、目[mé]。この6組は、ジャンルを超えた活動やコラボレーションやチームでの制作などを行う、今の時代を代表するアーティストたちです。
コロナ禍は、アーティストたちの心境や世の中に向けるまなざしにも変化を与えました。昨年は「触発/Impetus」というテーマの下、資生堂がこれまでの椿会展で蒐集してきた美術収蔵品から、メンバーが「あたらしい世界」を触発される作品を選び、それに対する応えを自身の作品や方法で提示することで、収蔵作品に新たな視点を加え未来へとつなげることを試みました。今年は、「探求/Quest」をテーマに、メンバー同士のコラボレーションや異分野の専門家との交流をもとに、初年に生まれた問いや気づきを「探求」します。また、今年は月1回のペースでミーティングを行い、お互いのアイデアを共有してきました。そこで浮かび上がった「内と外」、「豊かな生活」などの新たなキーワードとともに、それぞれの表現と、メンバーたちとの関係性を構築しながら椿会の場をつくっていく、その過程も公開していきます。

展覧会場でアーティストたちと行う展示設営作業の一部公開のほか、資生堂ギャラリーツイッターやホームページ上の第八次椿会の特設ページでは、展示までのプロセスや記録、関連企画のご案内など、展覧会をより楽しめる情報を随時シェアしていきます。
尚、「第八次椿会 ツバキカイ8」のロゴは、毎年新たに田中義久(グラフィックデザイナー/Nerhol)がデザインしています。

■ 第八次椿会メンバー プロフィールと参考作品


杉戸 洋 (すぎと ひろし)

[画像2: https://prtimes.jp/i/5794/2218/resize/d5794-2218-8120362c4c3adbec39cd-9.jpg ]

1970年愛知県生まれ。92年、愛知県立芸術大学美術学部日本画科卒業。小さな家や、空、舟などのシンプルなモチーフを好んで描き、繊細かつリズミカルに配置された色やかたちが特徴。2016年の個展「杉戸洋──こっぱとあまつぶ」(豊田市美術館)では、建築家・青木淳とコラボレーションし、会場を構成したほか、17年の東京での美術館初個展「杉戸洋 とんぼ と のりしろ」(東京都美術館)では前川國男が設計した美術館の展示空間と呼応するような幅15メートルの大作《module》(2017)を発表した。武蔵野美術大学美術館で2021年開催の「オムニスカルプチャーズー彫刻となる場所」では、会場構成を担当。平成29年度(第68回)芸術選奨、文部科学大臣賞受賞。
右画像:《おきもの》 2021年


中村竜治 (なかむら りゅうじ)

[画像3: https://prtimes.jp/i/5794/2218/resize/d5794-2218-d035bee9bba4f4678bf5-14.jpg ]

建築家。1972年長野県生まれ。東京藝術大学大学院修了後、青木淳建築計画事務所を経て、2004年中村竜治建築設計事務所を設立。主な作品に、「へちま」ヒューストン美術館、サンフランシスコ近代美術館収蔵(2010、2012年)、「JINS京都寺町通」(2016年)、「神戸市役所1号館1階市民ロビー」(2017年)、「MA nature」(2021年)など。資生堂との作品に、資生堂ギャラリー「BEAUTY CROSSING GINZA ~銀座+ラ・モード+資生堂~」展展示空間(2016年)、「資生堂ビューティ・スクエア」(原宿)店舗空間(2020年)など。主なグループ展に、「建築はどこにあるの?7つのインスタレーション」東京国立近代美術館(2010年)、「反重力」豊田市美術館(2013年)など。主な受賞に、第6回京都建築賞優秀賞(2018年)、第32回JIA新人賞(2020年)など。
右画像:《関係》 2021年 木材、合板、パテ、塗料など


Nerhol (ネルホル)

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田中義久と飯田竜太の二人からなるアーティストデュオ。連続撮影をした数百枚のプリントを束ね、彫り込むことで生まれる立体作品を発表後、ポートレイト、街路樹、動物、水、あるいはネット空間にアップされた記録映像等、様々なモチーフを選びながら、それらが孕む時間軸さえ歪ませるような作品を制作。そこでは一貫して、私たちの日常生活で見落とされがちな有機物が孕む多層的な存在態を解き明かすことを試みている。主な個展「Interview, Portrait, House and Room」Youngeun Museum of Contemporary Art、韓国(2017)、「Nerhol Promenade/プロムナード」金沢21世紀美術館(2016)。2020年VOCA賞受賞。
右画像:《オニノゲシ》 2021年 インクジェット・ペーパー


ミヤギフトシ (みやぎふとし)

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1981 年、沖縄県生まれ。2005 年、ニューヨーク市立大学卒業。現代美術作家としての主な個展に「In Order of Appearance」 miyagiya(2021年)、「How Many Nights」ギャラリー小柳(2017 年)、「American Boyfriend: Bodies of Water」京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA(2014 年)など。2012 年にスタートしたプロジェクト「American Boyfriend」では、沖縄で沖縄人男性とアメリカ人男性が恋に落ちることの関係性等をテーマに、作品制作やトークイベントの開催などを行なっている。自身のアイデンティティや出身地の沖縄、アメリカ文化など題材とした映像や写真作品だけでなく、小説も発表。
右画像:《消えた香り/書かれる手紙》 2021年 資生堂「香水 セレナーデ」のボトル、オノト万年筆、紙にインク(月夜)


宮永愛子 (みやなが あいこ)

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1974年生まれ。京都府京都市出身の現代美術家。第3回シセイドウアートエッグ出身。京都造形芸術大学美術学部彫刻コース卒業。東京藝術大学大学院美術学部先端芸術表現専攻修了。平成18年度文化庁新進芸術家海外留学制度によりエジンバラ(イギリス)に1年間滞在。第22回五島記念文化賞美術新人賞を受賞し、同賞により2011年からアメリカを拠点に活動。日用品をナフタリンでかたどったオブジェや、塩を使ったインスタレーションなど、気配の痕跡を用いて時を視覚化する作品で注目を集める。主な個展「うたかたのかさね」京都市文化博物館(2020年)、「宮永愛子:漕法」高松市美術館(2019年)。2019年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。アートエッグから初めての椿会メンバー。
右画像:《message 2019/2021》 2021年 ナフタリン、石(陶片)、ミクストメディア


目[mé](め)

[画像7: https://prtimes.jp/i/5794/2218/resize/d5794-2218-982fd0af02cf7d0de882-13.jpg ]

目[mé]は、日本の現代芸術活動チーム。不確かな現実世界を、私たちの実感に引き寄せようとする作品を展開。手法やジャンルにはこだわらず、展示空間や観客を含めた状況、導線を重視。創作方法は、現在の中心メンバー(アーティスト荒神明香、ディレクター南川憲二、インストーラー増井宏文)の個々の特徴を活かしたチーム・クリエイションに取り組み、発想、判断、実現における連携の精度や、精神的な創作意識の共有を高める関係を模索しながら活動している。資生堂ギャラリー『たよりない現実、この世界の在りか』(2014) や、さいたまトリエンナーレ2016への参加、千葉市美術館『目[mé]非常にはっきりと わからない』(2019)、『まさゆめ』Tokyo Tokyo FESTIVALスペシャル13, 2019-21などが話題を呼んだ。
右画像:《matter α #VII》 2021年 砂、石、岩の粒子、など
    《position》 2021年 赤瀬川原平《ハグ2》より椅子2脚

[画像8: https://prtimes.jp/i/5794/2218/resize/d5794-2218-17b9342c3a085f45f09f-16.jpg ]

「第八次椿会 ツバキカイ 8 この新しい世界2021 触発/Impetus」
2021年開催 会場風景
(作品画像を含む写真すべて:加藤健)


■「第八次椿会 ツバキカイ 8 このあたらしい世界 2nd SEASON “QUEST”」 開催要項
主催:株式会社 資生堂
会期:2022年8月27日(土)~12月18日(日)
会場:資生堂ギャラリー
〒104-0061 東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階
tel. 03-3572-3901 fax. 03-3572-3951
URL:http://group.shiseido.co.jp/gallery?rt_pr=trl45 (資生堂ギャラリー)
   https://gallery.shiseido.com/jp/tsubaki-kai/?rt_pr=trl45 (椿会特設ページ)
平日 11:00~19:00 日・祝 11:00~18:00
毎週月曜休 (月曜日が休日にあたる場合も休館)
※2022年5月30日~8月8日、8月12日~8月26日まで、展示替えのため休館
入場無料
※新型コロナウイルス感染症の状況により、内容およびスケジュールに一部変更等が生じる可能性があることを予めご了承ください。

■関連企画
〇シセル・トーラス × ミヤギフトシ オンライン対談 「距離と匂い」
 匂いと感情との関係、Covid-19が人々の匂いに与える影響などについてベルリン在住で匂いを扱うアーティスト兼研究者のシセル・トーラスと、第八次椿会のアーティストミヤギフトシが語ります。
 ※7月にオンラインで行った対談動画を資生堂ギャラリーホームページにて公開予定。

〇展示設営の公開 8月9日(火)-11日(木) 場所:資生堂ギャラリー
 第八次椿会のアーティストたちが、それぞれのアトリエからインスピレーションの元となるものを持ち寄り、設置する様子を公開します。 ※アーティストが会場にいない場合もあります。

上記、その他関連企画の詳細については決まり次第、資生堂ギャラリーホームページにてお知らせします。

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