内視鏡機器の市場規模、2021年から2028年にかけてCAGR7.3%で成長予測
PR TIMES / 2021年12月24日 16時15分
株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「内視鏡装置の世界市場:製品別、アプリケーション別(腹腔鏡、気管支鏡)、最終用途別(病院、外来手術センター)、地域別の市場規模、シェアおよび動向分析、セグメント別予測(2021年~2028年)」(Grand View Research, Inc.)の販売を12月23日より開始いたしました。
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内視鏡機器の市場規模は、2020年に410億米ドルに達し、2021年から2028年にかけてCAGR7.3%で成長すると予測されています。医療従事者や患者が、従来の開腹手術から低侵襲手術を好むようになっている事が、同市場の成長を押し上げる要因となっています。加えて、高齢者人口の増加、慢性疾患の増加、内視鏡機器分野における技術の進歩なども市場を牽引しています。
内視鏡製品やデバイスを治療や診断に利用することは、最小限の介入で回復時間を短縮できるため有益です。世界的な高齢者人口の増加により、骨盤内膿瘍、肝膿瘍、子宮内膜症、胆石、腸穿孔など、内視鏡治療を必要とする疾患が増える傾向にあります。2019年のAdministration on Aging(AoA)によると、Administration of Community Livingの一部である米国の人口の約16%が65歳以上の高齢者でした。この数字は、2040年には21.6%まで増加すると予測されています。
また、低侵襲手術の普及により、気管支鏡検査、腹腔鏡検査、関節鏡検査、膀胱鏡検査などの外科手術において、内視鏡や内視鏡機器が利用されるようになっています。従来の手術よりも低侵襲手術が好まれるようになったのは、経済性、患者満足度の高さ、入院期間の短縮、術後合併症の減少などの要因によるものです。そのため、低侵襲の内視鏡手術の需要は今後数年間で増加すると予想されています。
さらに、癌の増加に伴う、治療や診断における内視鏡機器の導入が進んでいます。例えば、国際がん研究機関が2020年に発表した統計によると、5人に1人が生涯のうちに何らかのがんを発症するとされています。また、ここ数年、がんの有病率は大幅に増加しており、がんの検出・診断のための生検の需要が増加すると考えられます。さらに、超音波内視鏡検査や生検のための内視鏡検査は、がんの診断に最も好まれる処置の一つです。診断用の内視鏡の需要が高まっていることが、今後、市場の成長を後押しすると考えられます。
また、内視鏡機器における技術的進歩も、プラスの影響を与えています。大手企業は、より良い診断と治療のために、革新的な内視鏡ソリューションの提供に取り組んでいます。2021年、富士フイルムホールディングス株式会社は、新しいビデオイメージング技術であるELUXEO 7000Xシステムの発売を発表しました。この先進的なイメージングシステムは、内腔撮影や腹腔鏡下手術の際に、組織内のヘモグロビン-酸素飽和度をリアルタイムで可視化するのに有効です。
一方、パンデミック中に行われた選択的手術の延期や減少は、同市場にマイナスの影響を与えています。さらに、低侵襲手術を含む外科手術に関する規制の変化や、サプライチェーンの混乱なども、市場の成長を抑制する要因となっています。
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