粘着テープの市場規模、2026年に838億米ドル到達予測
PR TIMES / 2022年1月11日 12時45分
株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「粘着テープの世界市場 (~2026年):樹脂 (アクリル・ゴム・シリコーン)・技術 (溶剤・ホットメルト・水性)・基材 (PP・紙・PVC)・エンドユーザー産業 (包装・ヘルスケア・電気&電子・自動車)・地域別」(MarketsandMarkets)の販売を1月7日より開始いたしました。
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粘着テープの市場規模は、2021年の631億米ドルからCAGR5.8%で成長し、2026年には838億米ドルに達すると予測されています。多様な産業での粘着テープの使用の増加、都市化された人口の増加、医療制度の改善が、粘着テープの需要を促進しています。
COVID-19が粘着テープ市場に与えた影響
COVID-19は、旅行・観光、製造、航空などの産業分野だけでなく、さまざまな金融分野にも大きな経済的影響を与えています。ロックダウンを課したり、延長したりする国が増えたため、経済活動が低下し、2020年から本格化した不況は世界経済に影響を与えています。
2021年6月時点でCOVID-19の感染者は1億7,800万人を超えており、企業は工場の閉鎖や検疫措置による収入減やサプライチェーンの混乱に対処しています。IMFによると、2020年の世界経済は4.4%縮小し、1930年代の大恐慌以来の急落となりました。
牽引要因:多様な最終用途産業における粘着テープの使用の増加
粘着テープは、包装、マスキング、家電製品・オフィス、電気・電子、ヘルスケア、自動車、白物家電、製紙・印刷、建築・建設、小売などの最終用途産業で使用されています。粘着テープの用途の増加が市場を牽引すると予想されます。
電子機器の薄型化、マイクロ化の傾向が続いており、電気・電子業界での粘着テープの用途が増加しています。今後、医療・衛生のエンドユース産業における粘着テープ市場は、最も高い成長率が見込まれており、この成長は、高齢化社会の到来と慢性疾患の増加に起因しています。また、体外診断用医薬品、親水性フィルム、経皮吸収型パッチ、経口溶解性フィルムなどの需要が、ヘルスケア産業の市場を牽引しています。アジア太平洋地域、南米、中東などの地域では、建築・建設業も粘着テープの成長している最終使用産業の一つです。これらのテープは、HVAC(冷暖房空調)、グレージング、忌避、断熱などに使用され、建築・建設業界の市場を牽引しています。
抑制要因:原材料価格の変動
原材料の価格と入手可能性は、粘着テープメーカーが製品のコスト構造を決定する際に考慮しなければならない重要な要因です。ゴム、アクリル、シリコーン、紙、ポリプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル(PVC)、接着剤、剥離ライナーなどが粘着テープの製造に使用される原材料です。これらの原材料のほとんどは石油由来のものであり、商品価格の変動の影響を受けます。石油の価格は、世界的な需要の増加や中東の情勢不安などにより、大きく変動することがあり、原材料のコストと入手可能性の不確実性は、市場の成長に影響を与えます。
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