WOWOW FILMS『ダゲレオタイプの女』第41 回トロント国際映画祭正式出品決定!
PR TIMES / 2016年7月27日 11時12分
株式会社WOWOW(本社:東京都港区、代表取締役社長 田中 晃、以下「WOWOW」)の劇場用映画レーベルWOWOW FILMS の最新作『ダゲレオタイプの女』が、2016 年9 月8 日からカナダ・トロントで開催される第41 回トロント国際映画祭スペシャル・プレゼンテーション部門に正式出品されることが決定しました。
トロント国際映画祭は、カナダ最大の都市トロントで開催される、カンヌ国際映画祭と並ぶ北米最大規模の来場者数を誇る映画祭で、“オスカーレースの前哨戦”としても注目されています。
本作は、2008 年に『トウキョウソナタ』で第61 回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞、2015年に『岸辺の旅』で第68 回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞した黒沢清監督が初めて手掛けた海外作品で、日本、フランス、ベルギーの出資による国際共同製作作品です。
世界最古の撮影法である「ダゲレオタイプ」を用いて肖像写真を撮影するカメラマンのステファンと、そのアシスタントとなったジャン。拘束具に固定され写真の被写体となるステファンの娘、マリー。ステファンの屋敷に隠された秘密と愛と悲劇を描く、これまでにないホラー・ラブロマンス作品が誕生しました。
主役のジャンを演じるのは、『預言者』、『ある過去の行方』など名匠の作品への出演が続くタハール・ラヒム。ジャンが想いをよせるマリー役を『女っ気なし』などで若手女優として注目を集めるコンスタンス・ルソーが、マリーの父でありダゲレオタイプの写真家ステファンをダルデンヌ兄弟作品常連のオリヴィエ・グルメが演じています。また、名優マチュー・アマルリックがステファンの友人ヴァンサンを演じているのも見どころです。
本作品は、2016 年10 月15 日に全国公開となります。
また、WOWOW シネマでは映画の公開を記念して10 月に黒沢清監督作品の特集を放送予定です。
■黒沢清監督のコメント
日本人の撮ったフランス映画が、カナダのトロントでプレミア上映される、何と痛快なことでしょう。
映画はこうして、いとも簡単に国境を越えて行くんですね。
WOWOWは、コーポレートメッセージ「見るほどに、新しい出会い。」のコンセプトの下、今後もオリジナルコンテンツの充実を図り、上質なエンターテインメントをお届けしていきます。
【お問い合わせ先】
(マスコミ関係)広報部 TEL03(4330)8080
( I R 関係)IR 経理部 TEL03(4330)8089
■WOWOW FILMS『ダゲレオタイプの女』について
作品内容
[画像: http://prtimes.jp/i/1355/3263/resize/d1355-3263-718654-1.jpg ]
ダゲレオタイプの写真家ステファンのアシスタントに偶然なったジャン。ステファンの家では、娘のマリーが何十
分も器具に固定されていて、写真の被写体としての役目を果たしている。ジャンはその撮影の不思議さに惹かれ、マリーへも恋心を募らせる。しかし、その撮影方法は「愛」だけではなく苦痛を伴うものだった……。芸術と愛情を混同した芸術家たる写真家の想い、拘束される撮影からマリーを解放させたいジャンの愛、自ら命を絶っていたステファンの妻の幻影・・・・・・愛が命を削り、愛がまぼろしを見せ、愛が悲劇を呼ぶ。
監督・脚本:黒沢清
撮影:アレクシス・カヴィルシヌ
音楽:グレゴワール・エッツェル
出演:タハール・ラヒム、コンスタンス・ルソー、オリヴィエ・グルメ、マチュー・アマルリック
フランス=ベルギー=日本合作
原題:La Femme de la Plaque Argentique
製作:FILM-IN-EVOLUTION - LES PRODUCTIONS BALTHAZAR - FRAKAS PRODUCTIONS -
LFDLPA Japan Film Partners(ビターズ・エンド、バップ、WOWOW)
配給:ビターズ・エンド
2016 年10 月15 日、全国ロードショー
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