14年前、わたしは親友と歌を失った――誉田哲也最新作『あの夏、二人のルカ』4月27日(金)発売!
PR TIMES / 2018年4月27日 14時1分
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)は、誉田哲也著『あの夏、二人のルカ』を2018年4月27日(金)に発売いたします。
[画像: https://prtimes.jp/i/7006/4472/resize/d7006-4472-209371-0.jpg ]
映像化された『ストロベリーナイト』をはじめとする「姫川玲子」シリーズや二人の剣道少女の成長を描く「武士道」シリーズなどで人気を博している誉田氏の最新作は、バンド活動に青春の全てを注いだ女子高生たち、そしてかつて何かを失った大人たちの物語です。
ご自身も中学時代からバンド活動を行ない、作詞作曲を手がけていたという誉田氏。楽器演奏の腕前はプロ級です。そんな著者が手がける本作は、臨場感のある音楽描写はもちろん、何かに心の底から熱くなり、ぶつかり合い、成長していった10代の頃を思い出し、きっと共感を覚えるはずです。
■あらすじ
あの夏以来、わたしは自分が好きになれない。
名古屋での結婚生活に終止符を打ち、東京・谷中に戻ってきた沢口遥は、【ルーカス・ギタークラフト】という店に興味を持つ。店主の乾滉一はギターの修理だけでなく、日用品の修理もするらしく、遥も鍋の修理を依頼した。滉一との交流の中で、遥は高校時代の夏を思い出していた。
一方、高校生でドラマーの久美子は、クラスメイトの翔子、実悠、瑠香とともにバンドを始動させる。そこに転校生のヨウが入ってくるのだが、ボーカルのみならずギターにも非凡な才能をみせる彼女に、久美子は衝撃を隠せない。ある日、久美子の年上の従兄であり音楽プロデューサーの奥野慎司は、スタジオでメンバーの演奏を聴いて「このバンド、俺がデビューさせる。いいな」と即決する。「ただし、メンバーはそのままというわけにはいかない」。プロデビューに向けて、彼女たちのバンド「RUCAS」の前に試練が立ちはだかる。そして、更にバンドメンバーを事件が襲い――。
思春期に抱えた、心の傷と謎。夢のようにキラキラしたあの夏、本当は何が起きたのか――。
※情報サイト https://www.kadokawa.co.jp/product/321710000588/
■著者紹介
誉田哲也(ほんだ てつや)
1969年、東京都生まれ。学習院大学卒。2002年、『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞を受賞。03年、『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞。『ストロベリーナイト』に始まる「姫川玲子」シリーズや「ジウ・サーガ」で新しい警察小説の担い手として注目を集める一方、二人の剣道少女の成長を描く青春小説「武士道」シリーズも多くの読者を獲得している。『プラージュ』『ケモノの城』『世界でいちばん長い写真』など、作風は多岐に渡る。近著に『増山超能力師大戦争』『ノーマンズランド』など。
■書誌情報
発売日:2018年4月27日(電子書籍:5月27日配信予定)
定価:本体1500円+税
体裁:四六判上製
頁数:360頁
装丁:bookwall
装画:浦上和久
発行:株式会社KADOKAWA
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