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西野朗「クラシコは個の技術も世界最高峰だが、グループで戦う様は日本も参考にできる」。宮澤ミシェルとの熱い対談で、日本代表のW杯、リーガの魅力を語る!クラシコ特別番組をWOWOWにて無料放送!

PR TIMES / 2019年2月28日 10時40分



[画像1: https://prtimes.jp/i/1355/4828/resize/d1355-4828-616997-0.jpg ]

90年に及ぶリーガ・エスパニョーラの歴史の中で、常にその時代の世界最高の選手たちが凌ぎを削ってきた、レアル・マドリードとバルセロナ。両チームが激突する“伝統の一戦クラシコ”が、3月3日(日)にWOWOWで放送される。メッシとルイス・スアレスを中心とした攻撃力を武器に首位を走るバルセロナ。一時期の逆境からソラーリ監督就任と共に上昇気流に乗り、18歳ヴィニシウスなど若手の力を得て逆転優勝を虎視眈々と狙うレアル・マドリード。このスペインが世界に誇る両雄の対決をWOWOWは、昨夏のロシアW杯で日本代表をベスト16へと導いた西野朗をゲスト解説に迎え、現地マドリードから生中継する。試合を前に行われた特別番組の公開収録では、現地で解説をともにする宮澤ミシェルと、ロシアW杯の舞台裏や現在の日本代表に対する想い、クラシコに挑む両チームの分析など、サッカー談義を熱く、深く展開した。

対談に先駆けて宮澤は、「伝統の一戦クラシコの感動・感覚を、素晴らしいゲストと共に細かく楽しく探っていきたい」とコメント。さらに、登場してすぐ西野は、公開収録の観客を前に「なかなか、こういう場には顔を出さないので、5万人のスタジアムよりも緊張します」と強張った表情。しかし、この日がバレンタインデーだったこともあり、WOWOWの番組でスペインサッカーを盛り上げるリーガールを務める鈴木美羽からチョコレートを受け取ると、笑顔を見せた。

最初のテーマとなったのは、日本代表が悲願のベスト8へあと一歩と迫った、ロシアW杯ベルギー戦の記憶について。当時、現地でW杯を取材していた宮澤が「ハーフタイムを0-0で折り返したが、選手にどんな言葉を投げかけたのか」と質問。これに対して西野は、「ハーフタイムは、コロンビア戦だと数的優位の中“これでOK”といった消極的な雰囲気があったので、さらに動いて優位なポジションに入るよう指示しました。一方、ベルギー戦は前半をイメージ通りのスコアレスで終えた。でも、後半に入ってすぐ10分で2点もリードする展開は正直、予想していなかった。その時にキャプテンの長谷部にも“これでいい”と中途半端な指示をしてしまった。本来であれば3点目を取りに行くなど、しっかりした指示ができなかったかな、と今考えれば思います」と、当時の心境を明かした。

さらに、宮澤は「対戦相手のベルギー代表のロベルト・マルティネス監督は後日、“0-2になった時点でベルギーに勝つ手段はほぼなかった。だから当初の想定だった高さを使いセンターバックの裏を崩せないか考えた”と語っていた。さらに、日本とベルギーの違いは何か突っ込んだら、“適応力”という言葉が出てきた。ベルギーの選手はある程度の年齢まで行くと、国外に出て様々な監督や戦術、環境に適応していく。その違いについてはどう思いますか?」と質問。これに対して西野は、「ベルギーに関して一番警戒していたのは、高速カウンター。日本は前半から全員でそれをケアしていたが、ベルギーは途中で空中戦主体の戦い方に変えてきた。そして最後は、相手GKクルトワ(レアル・マドリード)の守備範囲の広さ、攻守の切り替えの早さにどの選手も対応できなかった。結果的に、最後にあの“ボールが全く浮かない”高速カウンターをやられてしまいました。もちろん、日本の選手も国外のクラブでポジションにこだわらず力を発揮する、ポリバレント性が求められている」と、当時の記憶と今後の日本選手に必要な要素を語った。

そして、話題は新たな道を歩み始めた日本代表に。準優勝に終わったアジアカップの戦いを見て宮澤は「森保ジャパンになって、半年程度。私は3バックで始めるかと思ったのですが、4バックでも器用に回している印象です。現状の課題はどう感じますか?」と質問。これに対して西野は「今の代表は選手の編成も変わった中で、トライしているところ。森保一監督も今後3バックを試すかもしれないし、チャレンジしていく段階です。それでも、2列目の3人の若い選手の躍動感や、アタッキングサードでの攻めのバリエーションが増えたり、攻撃に強いインパクトがあるチームなので頑張って欲しい」と期待を込めた。

ここから話題はクラシコへ。ここ5シーズンのUEFAチャンピオンズリーグはバルセロナとレアル・マドリードの2チームどちらかが優勝、さらにヨーロッパリーグの最近10年でもアトレティコ・マドリードとセビージャが3回ずつ優勝と、数字上でも世界最高峰を証明するリーガ・エスパニョーラ。その魅力を、西野はこう語る。

「昨年、W杯の選手選考の前に、柴崎と井手口の視察のため現地スペインで観戦しました。井手口は2部だから当然出られるだろうと見込んでいましたが、それでも(出場自体が)“厳しい”状況だった。リーガはただ技術があれば通用するわけではない、当たりが強くても試合が止まらないタフさ、その中でも試合が流れていく守備のクオリティを感じる。日本人選手もこれまでたくさん技術の高い選手が挑戦してきましたが、連続するプレーの中で良さを出していくことが次の課題になる」と持論を述べた。

そして世界が注目する2強、バルセロナとレアル・マドリードについて分析。現在のバルサに関して宮澤が「監督としては、守備をしないメッシは使いづらくないですか」と質問。これに対して西野は「メッシはエゴの強い選手だとは全く思っていなくて、周りを活かして自分も活きる環境を作っている選手。シャビやイニエスタがいた頃より変わってきましたが、(バルサの)良いのはストライカーがしっかり存在しているところ。メッシとのホットラインは相手にとって脅威だと思います」とコメントした。

一方、レアルについて「かつてクラブで指揮を執ったデル・ボスケ監督は“レアル・マドリードを指揮するうえで必要なものは、戦術やフォーメーションではない。ドレッシングルームでの選手のメンタル管理とメディアとの付き合い方だ”と語っていますがどうですか?」と宮澤が振ると、西野は「信頼しあえる関係を築けていないと、勝っていても選手の気持ちはついてこない。私も、選手を代表に呼んだ時には、“お前の力が必要なんだ”と伝えますから、それがあるのは前提ですね。レアルは選手で言うとベンゼマが本当の意味でポテンシャルを発揮し始めた。点を獲ることにどん欲になり、ポジショニングも良くなった。ヴィニシウスは急成長している“レアルを変えた選手”でドリブルもパスもある。バルサにとって一番気を付けなければいけない選手になると思う。全体ではレアルが優位な中で試合を進めるんじゃないかと思います」と、両者の対戦を展望した。

最後に西野は、クラシコの魅力について「個の技術も高いが、特にバルサに見られるように、常にグループで戦っているから、色々な楽しみ方があるし、日本としてもそのグループでの戦い方は参考になる。今回はレアルも急速に良くなってきていて、楽しみです」と、試合への期待を語った。

なおこの対談の模様は、3月1日(金)夜10時からWOWOWにて無料放送するクラシコ特別番組『生放送!伝統の一戦クラシコ直前スペシャル 今夜語り尽くす「日本サッカー×世界最高峰」』内で放送される。他では絶対に聞けない、世界と日本のサッカーを見続けてきた両氏の熱い対談は、サッカー好きにとって見逃せない濃密な時間となることだろう。
[画像2: https://prtimes.jp/i/1355/4828/resize/d1355-4828-340043-1.jpg ]



◆◆◆WOWOW番組情報◆◆◆

★『生放送!伝統の一戦クラシコ直前スペシャル 今夜語り尽くす「日本サッカー×世界最高峰」』
ロシアW杯で日本代表を率いた西野朗とリーガ解説でおなじみの宮澤ミシェルが、目前に迫る伝統の一戦クラシコ、さらに日本サッカーについて熱く、深く、語り尽くす。
【放送日】3月1日(金)夜10時~[WOWOWライブ]※無料放送

MC:ヒデ(ペナルティ)
VTR出演:西野朗(サッカー指導者)、宮澤ミシェル(解説者)
ゲスト:薮宏太(Hey! Say! JUMP)、都並敏史(解説者)、鈴木美羽(リーガール)


★『スペインサッカー リーガ・エスパニョーラ 現地より生中継!伝統の一戦クラシコ レアル・マドリード vs バルセロナ』
【放送日】3月3日(日)午前4時30分~[WOWOWライブ]
現地解説:西野朗、宮澤ミシェル


■その他の情報は、WOWOW番組オフィシャルサイト(wowow.co.jp/liga)へ!
http://www.wowow.co.jp/sports/liga/

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