浜田麻里デビュー35周年アニバーサリーツアーファイナル 約26年振りの日本武道館公演の模様をWOWOW独占放送!
PR TIMES / 2019年7月9日 13時40分
番組サイト https://www.wowow.co.jp/mari/
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1983年4月のデビュー後、そのハイトーンヴォーカルを武器にヒット曲を連発し80年代を駆け抜けた浜田麻里。昭和から平成へ時代が変遷する中でも、彼女は自らの理想の音楽を追い求め続けた。
国内外の屈強なミュージシャンとのセッションで構築した鉄壁のサウンドプロダクション。「伝えること」を大切にしたメッセージ性の強いコトバとメロディー。極限に迫るクオリティは、彼女の作品に時代を超える普遍性を与えている。
去る4月19日に開催された彼女の35周年アニバーサリーツアーファイナルは、実に約26年ぶりとなる日本武道館公演。チケットは即日完売し、満場のオーディエンスは祝福モードで彼女の登場を待ち焦がれていた。
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オープニング映像の後にイントロが流れ、ドレスに身を包んだ浜田麻里がステージに登場する。1曲目は最新アルバム『Gracia』収録の「Right On」だ。立ち塞がる壁を越えて、涙を吹き飛ばして歌う。まさに自らの生き様を歌ったアンセムに客席が熱く呼応する。続く2曲目も『Gracia』収録のへヴィなナンバー「Disruptor」。曲名の意味は“破壊者”。ここでも冷笑する常識に挑む自らの姿勢を示す。冒頭からテンション全開で歌い上げる彼女を鉄壁なバンドサウンドが支える。
MCで感謝の言葉を伝えた後は、昨年のファン投票で1位を獲得した名ロックナンバー「Blue Revolution」と30年前のこの日にリリースされた「Return to Myself ~しない、しない、ナツ。」、そして「Nostalgia」を披露する。ファンと共に歩んできた彼女の歴史を彩る代表曲だ。
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その後、彼女は自らの矜持である「精進すること」の意味をステージから語りかける。彼女は身を削る覚悟で真っ向から音楽表現に挑んできた。その切なくも熱くイノセントな想いが込められたのが、アコースティックギター1本の伴奏で歌われた「Promise In The History」と「Canary」。ヴォーカリストとしての魅力が想いに重なる素晴らしい熱唱だった。
ステージ中盤、MR.BIGのベーシスト、ビリー・シーンがステージに登場する。彼女と何度も共演してきた超大物の登場に武道館中のハートが着火する。
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前作アルバム『Mission』収録の「Sparks」そして「In Your Hands」。二人のベーシストによるバトルも交えたセッションでボルテージは最高潮に。続く『Gracia』収録の「Dark Triad」「Black Rain」そして「Orience」。爆走するメタルナンバーの連発に会場の興奮はレッドゾーンを振り切っていた。
本編最後は約30名のオーケストラ演奏が加わった「Zero」。シンフォニックなサウンドと彼女の歌声が混ざり合い、極上の音楽空間が武道館を包む。至福に満ちた大きな余韻が残る中、彼女はステージを降りて行った。
熱いアンコールを受けて、ステージに戻ってきた彼女はTシャツと短いデニム姿。1988年のシングル「Forever」、デビューアルバム収録曲「All Night Party」、大ヒット曲「Heart and soul」とメドレーで歌う。大切な何かを優しく抱き締めるかの様に歌う彼女と、感慨深げにステージに声援を贈るオーディエンス。お互いの歩みを確かめあう様な共鳴が武道館にこだましていた。
ダブルアンコールの最後に彼女は名バラード「Tomorrow」を歌い上げ、コンサートの幕は閉じた。
平成最後の彼女のステージは、新旧織り交ぜたセットリストながら新しい時代のはじまりさえ予兆させていた。最新アルバム『Gracia』収録ナンバーが多く演奏されたのは、彼女が今も進化し続けていることの証と言えるだろう。
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普段メディアにほとんど登場しない彼女は、音楽を通じてのみ自らを表現してきた。作品とステージのみがその存在を照らす。彼女ほどストイックで真摯なアーティストは例を見ない。全てを音楽に賭け戦い続けた彼女の軌跡(奇跡)は、日本のロック史の中でさん然と輝いている。
日本が世界に誇る孤高のロックアーティスト浜田麻里。その魅力を番組を通じて体感して欲しい。
Photo:Yoshika Horita
■■■WOWOW番組情報■■■
浜田麻里 The 35th Anniversary Tour “Gracia” at 日本武道館
7/27(土)午後5:10[WOWOWライブ]
番組サイト:https://www.wowow.co.jp/mari/ (プロモーション映像公開中!)
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