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終戦直後の東京を舞台にした、山田参助『あれよ星屑』手塚治虫文化賞と日本漫画家協会賞のW受賞!

PR TIMES / 2019年4月22日 18時40分

戦後直後の東京を舞台に復員兵の二人を主人公に描かれたブロマンス『あれよ星屑』(山田参助)が、「第48回日本漫画家協会賞 大賞(コミック部門)」(4/19発表)と、「第23回手塚治虫文化賞 新生賞」(4/21発表)の2つの賞を受賞。



[画像1: https://prtimes.jp/i/7006/5777/resize/d7006-5777-118253-0.jpg ]

2013年の『月刊コミックビーム』9月号から連載が始まったこの作品は、2015年の『このマンガがすごい!』オトコ編で5位、『このマンガを読め!』で3位など、注目を集めた異色作品で、昨年(2018年)の7巻で完結。

物語は、度重なる空襲で焼け野原となった敗戦直後の東京が舞台。復員兵の黒田門松と、その上官だった川島徳太郎が、闇市で再会。戦後の混乱期、厳しい現実という海のなかで翻弄されていく様をリアルに描いた作品です。受賞理由は両賞ともに、戦争による人間の業と欲を正面から力強く描いたことが高く評価されたことによります。

「戦後」という一言では語り切れない、敗戦直後の日本。まだまだ混乱の続くようすを死に損なったことで先に逝った戦友に詫びながらもたくましく生きようとする門松に対し、戦地での体験に引きずられて「闇」に沈んでしまいそうになる川島。

戦争で家族と引き離された浮浪児、命からがら日本へ戻った引揚者、出撃前に敗戦を迎えた特攻兵。誰もが消えない傷を背負う時代のなかで、戦友の遺族を訪ね、親族の行方を捜し、未亡人となった女性の悲しくもたくましい生きざまを目の当たりにしていく……。

戦争の傷跡深い「闇」を生きる彼らの「今日」と「過去」。決して癒されることのない傷を負った彼らや戦友たちが翻弄された末にたどり着くところは……。
[画像2: https://prtimes.jp/i/7006/5777/resize/d7006-5777-279033-1.jpg ]



[表: https://prtimes.jp/data/corp/7006/table/5777_1.jpg ]


連載:『月刊コミックビーム』2013年9月号~2018年2月号
既刊:全7巻
著者プロフィール:山田参助(やまださんすけ)1972年大阪生まれ。1994年「さぶ」(サン出版)でデビュー。以後、風俗誌、実話誌などで執筆。2013年から初長編『あれよ星屑』を「月刊コミックビーム」で連載。その他『ニッポン夜枕ばなし』(リイド社)など。

月刊コミックビームOFFICIAL WEB SITE
https://www.enterbrain.co.jp/comic/

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